【感想・ネタバレ】国民の修身 高学年用のレビュー

あらすじ

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5万部突破のベストセラー
『国民の修身』の第二弾!
4~6年生の修身教科書を忠実に再現
戦前の教育はこんなにも輝いていた!

戦前の修身教科書、しかも高学年ともなれば、なにやら勇ましい内容を想像する人もいるかもしれません。
しかし、本書を一読していただければ分かるように、当時の日本は決して好戦的な国ではなく、
むしろ平和的で奥ゆかしく、徳目を持った時代だったのです。
当時の時代背景などを解説した渡部昇一氏による「戦前の日本は暗黒の時代だったのか」も収録しています。

《主な構成》
我が国/公民の務/祖先と家/勤勉、勤労/自立自営

かつて修身の定番だった渡辺登、吉田松陰、高田善右衛門らの偉人伝のほか、
『沈勇』『慈善』『博愛』などの名作を含む計42本。
教育勅語も解説付きで収録しています。

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Posted by ブクログ

たき子の手にかけていた糸がもつれてからまりました。糸をほどこうとして、あせればあせるほど、糸はますます、からまっていきました。たき子は泣きだしそうになって、お母さんに、こう言いました。「このもつれたところを切りましょうか」。すると、お母さんは「しんぼうして、ほどいていれば、ほどけないことは、ありません」とおっしゃいました。たき子が、落ち着いて、ほどいていくと、とうとう、もつれていた糸はほどけたのです。『修身二年生』1935

ものをまたいだり踏んだりするような不作法なことをしてはなりません。絵本をまたぐなど。

ものを売るとき、商品に傷があったら、それを客に正直に伝えないといけません。

国会議員の選挙では、候補者の中から性格と行動が立派であり、素晴らしい考えをもっている人を選らんで投票しなければいけません。自分だけの利益を考えて投票したり、他人に無理強いされて、適任者とは思えない人に投票したりしてはいけません。理由もないのに、大切な選挙権を棄てて投票に行かないことは、選挙の趣旨に背くもので、国と国民を不幸に導くことにつながります。『修身六年生』1939

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2021年10月09日

Posted by ブクログ

この本で説いている戦前の価値観の中には現代にも通ずる部分とそうでない部分がある。当時の子供たちは、よい日本人になるために何が必要かを学校の授業で具体的に教わった。現代の子供たちにも、現代にも通ずる部分(あるいは議論の分かれる部分)に関する題材を与えて、よく考えさせるべきだと思う。

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2013年09月28日

Posted by ブクログ

「良い話」を子どもが好み,それを通してあるべき姿を示すというのは良いアイディアである。現代でも小学校の教科書にこんな話があったということは憶えているもんだ。道徳,修身と高段に構えず,人として良い行いの話を聞くチャンスとして学校教育にその時間が設けられるといいのにと思った。

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2015年07月22日

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