作品一覧

  • 音楽のある知的生活
    3.5
    1巻799円 (税込)
    音楽のない時代に生まれ育った父。音楽があふれる時代に生まれ育った息子。父はいかにして西洋音楽と出会い、息子はいかにして音楽家(チェリスト)になったのか。そして、二人の音楽に対する考え方はどのように変わってきたのか……。音楽が家族のコミュニケーションの中心になっている渡部昇一家で、音楽が家族にどのような影響を与えてきたのかを紹介する父子リレーエッセイ。渡部家の三人の子どもたちはすべて音楽家になっているが、本書を読むと、なぜ三人とも音楽家を目指すことになったのかがよくわかる。そこには、音楽を媒介にして成立する良好な家族関係があり、音楽との出会いが人生を深め、家族を豊かにすることがよくわかる。音楽はただ鑑賞するものではなく、人の人生に大きな影響を与えるもの。そして、豊かな人生を送るために重要な役割をする要素であることが、本書から理解できるはずだ。

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ユーザーレビュー

  • 音楽のある知的生活

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    音楽のない時代に生まれ育った父と音楽があふれる時代に生まれ育った息子。

    音楽にまつわるエピソードを通して、家族の姿を考える父子リレーエッセイです。

    この渡辺昇一さんは、「知的生活の方法」の著者。つまり作家です。
    息子の玄一さんは読売交響楽団のチェリスト。

    昇一さんはもともと音楽に造詣が深かったわけではなく、音楽家の奥様と結婚されたことにより音楽と関わっていった。

    玄一さんは、生まれたときから音楽があった。

    この違い。

    2人の音楽に対する掛け合いはすごく面白いです!。

    例えば、コンサートについての話。

    これの前に昇一さんが、「私はコンサートは寝るところだと思う」というのを語ってい

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    2015年11月19日
  • 音楽のある知的生活

    Posted by ブクログ

    クラシックは、理解できるか?でなく、楽しめるか?
    音楽は無限の富を相手にする仕事。
    クラシックをスコア見ながら楽しむ。新たな世界!?
    うまく生きるには、時々異質の空間に…コンサートへ行こう。
    モーツァルト、バッハにはホワイトノイズ効果。

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    2014年09月09日

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