本多孝好のレビュー一覧

  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

    Posted by ブクログ

    確かに行動は無茶苦茶だけど、アゲハ達が感じているであろう不条理と、だからこその仲間に対する優しさが何とも切ない。
    そして最後はやっぱりこうなるしかないという結末を迎えました。
    確かにこの作品は映画に向いていると思う。

    0
    2020年04月16日
  • MISSING

    Posted by ブクログ

    このミステリーがすごい2000年版第10位。
    短編5編。
    各編それぞれどこか切なさを感じる。
    それとちょっとしたミステリー要素が入ってる?ような気がする。短編なのでサクッと読める。面白かった。
    個人的には「眠りの海」と「蝉の証」が好きな作品。

    0
    2020年04月12日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2

    Posted by ブクログ

    仲間への想いと残虐性が共存している特殊能力を持つ若者たち、何を考えているのか分からない渡瀬議員、虚無感に満ちたIT長者など、奇妙なアンバランスさがもどかしくてどんどん先を読みたくなります。
    いったいこの物語はどこへ向かうのだろうか。

    0
    2020年04月12日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

    Posted by ブクログ

    サイボーグ009みたいに、それぞれ別の特殊能力を持った人造人間?達が政治家の背後で暗躍する物語かな。
    スピード感と緊張感かある展開ながらどこか惚けた緩い雰囲気もあり、映画を見ているような楽しい作品です。

    0
    2020年04月11日
  • dele

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除するという仕事を行う圭司と祐太郎の対称的なやり取りや彼らが依頼人の秘密のデータを覗いてしまうことで、思わぬ真実を暴いたり、事件に巻き込まれてしまったりする様子にハラハラした。また話が進むことで祐太郎の過去が徐々に明らかになっていくのも続きが気になった。

    0
    2020年04月01日
  • dele

    Posted by ブクログ

    ファースト・ハグ
    シークレット・ガーデン
    ストーカー・ブルーズ
    ドールズ・ドリーム
    ロスト・メモリーズ

    0
    2020年03月31日
  • 魔術師の視線

    Posted by ブクログ

    モヤモヤモヤ。
    面白くて、文体も本多さんらしく読みやすいのですぐ読み終えられる。
    ただ、読み終わった時に微妙な恐怖感が残る。

    0
    2020年03月29日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    まだ続きそうでもあり、これで終わりそうでもある。

    主人公二人の関係は清算されたけど、ラスボス兼救うべきヒロインみたいな夏目との関係はどうなっていくのか、そもそも続くのか、が気になります。

    0
    2020年02月06日
  • dele2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    祐太郎は、依頼人と治験中に死亡した妹との関係性を知り、死亡後の不可解な出来事を明らかにするべく奔走する。

    0
    2020年02月02日
  • 君の隣に

    Posted by ブクログ

    各章異なる主人公で異なる視点で物語が少しずつ完成していく。読み終わって、ばらばらのはずの各章が一つの線でつながった感じがすごく斬新で素晴らしかった。人生の中の選択は難しくて、ああそういう選択もあるんだと思ったり、最後の選択に感動したり。良い物語だった。

    0
    2020年01月27日
  • at Home

    Posted by ブクログ

    家族というよりも親子の話。

    血の繋がりだけで親子になるわけじゃない。形はそれぞれであるけど、お互い歩み寄らなくちゃ親子にはなれないじゃないかな。

    私は親に恵まれてたと思う。

    0
    2019年12月30日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作で、祐太郎の意図しない働きかけで妹の鈴の死の真相が明らかになってしまい、責任を感じている所長の圭司からしばらく来なくていいと言われて終わる。
    本作では遺品整理のバイトを始めて数か月経つ祐太郎のところに、圭司の姉の舞が訪ねてきて圭司が行方不明だと話す。前作で依頼人の友だちとして登場したナナミの協力を得て探し始め、ネットの世界で恐れられている圭司の元同僚、夏目が絡む不正に巻き込まれていく話。国家的な不正が絡む壮大な話、夏目の正体、夏目の思想、圭司との関係が明らかになっていくスリル感がある。圭司と祐太郎の関係が修復されていつものやりとりがまた出てくるのも嬉しい。
    もう1編は自殺した女子中学生のお

    0
    2019年12月16日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     えーっ!3巻!って思いつつ、2人の再会が気になって読んでみたけれど、2巻のままで終わらなくてよかったって思ったのが正直。

     「リターン・ジャーニー」は前作までちょいちょい出てきた夏目がいよいよ出てくる。ラスボス感あるけど、夏目の方が人間として扱われてないような気がして……。神格化されてると言うか。

     「スタンド・アローン」はナナミがいたから、こんな結末になれたのかなって思った。聞きすぎて、逆に自分からは何も発信することが出来ないってしんどい。いや、「私はする方じゃない」思って、言えなくなっていったんだと思う。周りから見れば良い子だけけれど、吐き出し口がなければ、どんどん苦しい。子どものう

    0
    2019年12月12日
  • dele2

    Posted by ブクログ

    依頼人が亡くなると、予め頼まれた秘密のデータを削除する会社『dele.LIFE』。
    デジタル遺品という時代にぴったりのテーマを扱い、ドラマにもなった本多さんの作品、deleの第2弾。
    所長の圭司と、従業員の祐太郎の2人が依頼人の死に伴い、死亡確認・データ削除をするが、ときにその死に不審点などがあったとき、2人はそのデータから真相を探る。

    故人のデジタルデータをどうするかは現代のリアルな問題。特に、本作では故人が自分の死後に消してほしいと願っていたデータであり、残された人がデータの内容、そのデータに秘められた想いを知ることで救われる場合もあるが、実際には複雑な想いが残る場合もあるだろう。本作で

    0
    2019年12月10日
  • dele2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1に引き続きおもしろかった。
    故人に託された秘密のデータを削除する仕事。
    テンポよく読み進められる作品。

    圭司と祐太郎の関係性なんかいいなぁ、なんて読み進めていたら、祐太郎の過去に絡んでくる展開とは、、

    みんな自分の身近で大事な人を守りたくて、根っからの悪人は出てこない結末に、なんだか切ない気持ちになる。

    故人の残したデータを見ても結局どうにもならないことが多いのかもしれないけど、この話の登場人物たちにとっては何らかの救いだったんだろうな。

    0
    2019年12月03日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

    Posted by ブクログ

    アゲハVS渡瀬VS昴御一行様!!!

    冒頭で渡瀬から昴に対して刺客が放たれるので。
    昴に忍び寄る暗殺者の影!!

    死亡フラグが次から次へと立つアゲハのメンバー!

    むしろ狂気といっても良い渡瀬の野望!



    そんな物語の最終巻

    彼らの物語は全世界を巻き込む!!!

    0
    2019年12月02日
  • Good old boys

    Posted by ブクログ

    良書。
    弱小フットボールチームのメンバーを軸とした話。

    そこから展開されるそれぞれの家庭にある
    それぞれの父子の愛情が描かれている。

    またサッカーを楽しむ子供達の無邪気さ、
    勝ち負けより、サッカーを楽しむ子供達が
    初めて勝ちにこだわった理由も素敵。

    負け続けるチームにやきもきする親の気持ち。
    チームメイトを思う気持ち。
    監督がチームを作った思い。

    とてもハートフルで、自然と涙が流れる作品。

    0
    2019年11月13日
  • 正義のミカタ I’m a loser

    Posted by ブクログ

    その人の痛みは経験しないとわからない。その人が大切にしている信念も、求めているものも全部はわからない。
    それぞれの正義の"見方"があるから、相手の期待に応えるって非常に難しい。
    だから正義の"味方"として自分が正しい、強くなった気でいるのは怖いと思うんです。
    少しかっこ悪いくらいがいいのかもしれない。

    主人公の心情描写の言い回しが面白くて綺麗で、個人的に大好き。

    0
    2019年10月31日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    2編収録。続編も面白い・・・!!!

    今回はケイも主役になってるところが面白かったです。
    はらはらしたわ~。
    そのうち夏目は出てくるのかなあ。

    0
    2019年09月29日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    続編は無いだろうな……と思っていたのに、まさかの第3巻。只々歓喜。知った時は小躍りした。

    圭司の失踪から始まる本作は、前作前々作で完全に謎の人だった『夏目』が少しだけ深く描かれている。
    『dele2』でも登場したナナミが加わって、一層面白くなっているのは確か。なんだけど……何処か消化不良感が残るのは何故なのか。
    あと(ネタバレになるので詳しくは書かないが)2話目のラストでナナミから祐太郎へ贈る言葉に、とてもデジャヴを感じる。祐太郎これ、前にも言われてたよな??と思ったんだけど、もしやこの記憶はドラマ版の知識か???分からない。

    面白かったのに、しっくりこない。
    何となく、第4巻がある気がす

    0
    2019年09月17日