本多孝好のレビュー一覧

  • MEMORY

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    幼馴染み3部作、ついに完結か~

    葬儀屋と文房具屋に絡む短編集。

    まずは、学校イチの、べっぴんさんが幼馴染みとか。悶絶する設定やな。
    異性として意識し始めたら最後、無事に思春期を通過することは出来まい。
    しかもその幼馴染みが好意を寄せている相手は、自分ではなく、自分の兄貴である。めんどくさいけど、1度は参加してみたい三角関係である。もちろん兄貴役で!

    幽霊の話も良かった。いや、これも幼馴染みの話か。
    お―い葬儀屋、文房具屋がアンタのこと恋人呼ばわりしとるぞ―
    『カンダとマークの間をすり抜けて、俺はジュリアに近づいた』…、ん??何の事やねんって思ったけど。冒頭を読み返したら理解できた。

    全編を通して、
    "なんや―、やっぱり神田は昔から森野のこと好きやったんやろ―!? "と思う。
    お互いが、お互いに、ラブレターにチョッカイ出したりして。
    森野が人気教師を階段から突き落とした理由と真相を知っている同級生。
    神田と森野の関係を知るその同級生が『まったくもう、何なんだこの二人は。』って感じる歯痒さと苛立ちは、読者も同じ。

    ベイビーは、たぶん女の子やな♪
    …どっちの店を継ぐん??笑

    2014年08月02日 

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    2022年03月18日
  • WILL

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    MOMENTからのWILL

    死んでゆく人と、それを見送る人の、何とも言えない、言葉や感情で整理できない出来事が、人の死なんかなぁと思った。

    「死を終わりにしてはいけない。死は新たな始まりでなくてはならない。死者ではなく、死者の周りにいた者にとって」そやなぁ、そうやと思う。
    英徳寺の和尚の持論にも共感できた。
    だからお葬式というものがちゃんとあるんやと思う。

    この、死に携わる商売(と呼んでええんか?)をする者の目線で語られる様々な人達との交流を描いた物語は、これから先、人生で何度も別れが訪れる度に読み返し、自分に心の準備をさせてくれる良い本になった。
    お正月に読むに相応しい内容である✨
    葬儀屋の利益率が70%であるとかも勉強になった。

    葬儀屋の娘と文房具屋の息子との、甘美で重い荷物のような2年間。
    『…彼はもう幼馴染みではなかった…ただの幼馴染みではなかった…』

    うっふふ― ゾクゾクするわ―

    あの、鼻をかんだティッシュを2回投げつけるシーン良かったなぁ
    『こいつは私の涙を吸いとる距離に、いつだってそこにいてくれた。』

    きとるね― きてるきてる―

    でもこいつ中学生とチューしてますよ笑
    しかも自分から。


    国際電話が掛かってきたときの竹井氏の察しの良さグッジョブ✨
    『桑田くん、ちょっと外出ようか。あっちのほうでね、人が死にそうな気配があるんだよね』

    笑わしよんな―
    ついでに、桑田のキャラ設定は絶妙。
    『演歌っすねぇ』


    竹井氏が主人公の物語を是非とも書いてほしい。
    竹井氏から見た、葬儀屋の娘と文房具屋の息子との、あれやこれやを重点的にな✨

    2014年01月04日 

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    2022年02月27日
  • dele

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    ドラマから気になって購入。
    ドラマ以外の話もあって、新鮮だった。
    二人の関係性の変化も楽しみの一つ。

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    2022年01月22日
  • MISSING

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    2回目。覚えてない話半分くらいあった。ちょっと村上春樹っぽい雰囲気(病んだ男の子の話とか)あるかも。好き

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    2022年01月18日
  • dele

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    ドラマから気になり購入。ドラマが圭の事務所から視点が動かないのと違い、小説では祐太郎の視点で進んでいき、祐太郎の生活や飼ってる猫さんを知れる。圭と祐太郎は考え方や行動が正反対ながらも、うまくやっていく相棒感があって面白い。圭の考え方が少しわかるドールズ・ドリームがこの中では好き。 俺は、死ぬ時何を消して、そして何を残したいだろうか。

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    2021年12月11日
  • dele

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    『dele』本多孝好 著

    1.職業 消去屋
    弁護士事務所を経営する姉。
    その弟が経営する事務所はその姉の事務所と業務提携をしている。
    職業は消去屋。
    依頼者が死亡後、依頼者の指示した時間以内に、指定されたデバイスのログを消去するという内容。

    2.2人の登場人物。
    消去屋の所長は、仕事のプロフェッショナル。依頼人との契約を遂行するために、どこまでも理論的にかつ理性的な思考の持ち主。

    一方で所長のアシスタントは、消去する範囲そしてその理由に曇りがあれば、調べないと気がすまない情緒性豊かな思考の持ち主。

    対極にある2人。
    仕事を通じて、お互いのポリシーの明らかな違いを認識しながらも、あゆみ寄りが始まる。

    3.消去できることと、消去出来ないもの
    この世界から物理的なものは消去できる。
    ログもそして生物としての存在も。

    一方で、往きし人々との生前の思い出は、プラスもマイナスも消去できづらいものである。

    この『dele』の世界では、残された人々が、往きし人々に想いを馳せる物語でもある。

    タイトルがdelete /完全な述語ではないこと。

    そこに、勝手に意図を想像をしてしまうのは、小説を閉じてしばらくしてからのことであった。。。

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    2021年10月10日
  • at Home

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    色んな形の家族があっていい。そう思わせてくれるお話だった。
    道ですれ違うだけの人たちも、みんなそれぞれ家族がいて、それぞれのドラマがあるのだ。
    やはり、小説は様々な人生を疑似体験させてくれる。素晴らしい。

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    2021年08月19日
  • チェーン・ポイズン <新装版>

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    仕事に疲れ自殺を決意したOLの元に『その自殺1年待ってくれませんか?』という取引が持ちかけられる?

    一方で自分が取材した人達が服毒自殺を遂げた事で奇妙な共通点に気付き独自に取材を進める週刊誌の記者!

    物語は一年後に自殺する元OLと、共通する謎の自殺を追う記者の物語が混ざり合う・・・



    児童養護施設、死刑の問題、終末医療など取り上げる題材にも興味が湧く。

    字の大きさが少し大きいので読むスピードが早く感じられる。(1日あれば読破可能)


    いろんな気持ちにさせられる一冊です。

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    2021年06月28日
  • dele

    ネタバレ 購入済み

    二人の距離感

    ドラマを見て、魅力を感じたので小説も購入しました。一見距離のある二人、祐太郎がニャーニャー鳴いているだけに思えますが、何だかんだ頼りにしている圭司という関係性が胸に刺さりました。二人の価値観による言い合いがあっても、どちらも意思を持っていて、譲りたくはないけど相手の言いたいことも理解できる。と、いったような感情が見える気がします。沢山のdeleteがある中での数件を私たちは目にしていて、なるほどな!と納得できるデータに気を抜いていると、最後の最後にやられました。圭司は冷たい男だと思いがちですが、祐太郎のことを気遣う心も十分にありますね。祐太郎のことを"忘れない""覚えてる"と宣言した圭司自体も、妹の写真のことを頼まれずともずっと覚えている気がします。口調や表情、仕草では太陽と月の二人ですが、内に秘めているものは熱く、互いを必要としているこの関係性は今後もまだまだ見守っていきたいです。

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    2021年02月22日
  • dele3

    a

    購入済み

    おもしろかった。

    シリーズ第3弾。すっきり。
    今回の内容もとてもおもしろくて、あっという間に読み終えました。改めてドラマの配役がぴったりすぎて素晴らしかったと感じました。

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    2021年02月17日
  • dele2

    a

    購入済み

    よかった。

    ドラマとは違う終わり方、私はどちらも好きでした。前作に続き、今回もあっという間に読んでしまいました。今後の展開が楽しみです。

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    2021年02月17日
  • dele

    a

    購入済み

    おもしろかった。

    ドラマがおもしろかったので原作を読んでみました。ドラマとは違う内容で、世界観は同じ。そのため無理なくドラマの配役のまま脳内再生できました。読んでよかったです。

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    2021年02月17日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    こういうなんかよく分からない、病んでるような、闇の中にいるような男の話、好きなんですよね笑
    
    そんな男が冷静な振りをしながらも、もがき苦しみながら恋愛していく姿を見る(読む)のが面白い。(←悪趣味?w)
    
    まあでも男女問わず、恋愛の有無を問わず、そういう影のある人をほっとけなくなるような気持ちって人間誰しも経験したことあるのでは??

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    2021年01月04日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    軽い気持ちで読み始め、夜中に読み終えた。
    明日仕事が休みで良かった…
    それぐらい個人的には気に入りました。
    なんか読み終えて心がざわつくような、でも読んで良かったと思える作品。

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    2020年11月29日
  • dele2

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    本多孝好のdele2(ディーリー2)を読みました。

    依頼人の死後(具体的にはパソコンやスマフォが一定時間以上操作されないとき)指定されたフォルダの内容を削除するという依頼を受ける、
    dele.LIFE というサイトのお話の続きです。

    最初に2編の依頼人死後のファイル削除に関するエピーソードが語られます。
    3編目で dele.LIFE に来た室田和久という依頼人からのデータ削除依頼は、主人公の真柴祐太朗の個人的な事柄に関連するものでした。
    そして、dele.LIFE が始まった経緯が明かされるのでした。

    3編目は楽しめませんでした。
    依頼人死後のファイル削除についての物語だけで良かったなあ、と思ったのでした。

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    2022年05月21日
  • WILL

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    葬儀ものミステリーというジャンルかな。とても面白かった。

    両親を事故で亡くし、実家の葬儀店を継いだ女性森野。商店街の一角でひっそりて営業を行っている森野葬儀店には葬儀のほかにいろいろな相談事が持ち込まれる。
    葬儀終わったばかりの父の姿が見えると甥っ子が言っているとか、愛人から正妻が行った葬儀を取り消してやり直してほしいやら、主人の生まれ変わりの高校生が訪ねてくるなどなど。ちょっと変わった話にも細かく調べていけば、隠された真相にたどり着く。
    ひとつひとつのエピソードがきっちりまとまっていて、読後感も爽やか。

    短編の話の中にも主人公森野の話が中軸として通っていて、それを支える脇役陣も個性があっていい。最後はそれもすっきりして終わるし、うっすら感動もできる。
    ドラマにもしやすいだろうなあと思う。主役は石原さとみあたりにお願いして。
    「 MOMENT」のアンサー作品らしいがそちらは未読。このあと読んでみようと思う。良書。

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    2020年07月11日
  • dele

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    本多孝好のdele(ディーリー)を読みました。

    主人公の真柴祐太朗は dele.LIFE というサイトを運営している坂上圭司に雇われています。
    dele.LIFE は依頼人の死後(具体的にはパソコンやスマフォが一定時間以上操作されないとき)指定されたフォルダの内容を削除するという依頼を受けています。

    祐太朗の仕事は圭司の代理として依頼人が死亡したことを確認する仕事です。
    祐太朗が依頼人のところに行って依頼人の家族と話をしていくと、いろいろな事情が見えてきます。

    収録されている5つの短編の中では、ドールズ・ドリームという短編が気に入りました。
    幼い娘を残して死んでしまうことが分かった母親が dele.LIFE に依頼したこととは...

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    2022年05月21日
  • dele

    Posted by ブクログ

    ドラマで知りました。
    ドラマとは若干話は異なりますが、もう山田孝之と菅田将暉のイメージで読みました。
    実際に存在しそうな現実味もこめて、面白くあっという間に読めました!

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    2020年04月22日
  • dele2

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    ネタバレ

    短編2編と中編1編が収録。前作「dele」で徐々に明らかになり、ラストで判明した祐太郎と彼の家族に起った出来事とその真相、そして圭司(ケイ)の秘密が明かされ、今作のラストに収束していく様子は前作に続いて読みごたえがあったが切ないものだった。
    彼らの抱えているものは消えないし、二人が別々の道に向かうラストではあったが、祐太郎に関してはどこか前向きな印象を感じるものだった。

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    2020年04月03日
  • FINE DAYS

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    「FINE DAYS」
    これは…なんて言ったらいいんだろうな。これは思い出の話なのかもしれない。未来から振り返った時に、輪郭がぼやけて曖昧になってしまった、でも確かに光を放つ記憶。

    「眠りのための暖かな記憶」
    すき…………!!
    お話の閉じ方がすごく好き。自分を許そうとする芯のある決意、それを綴る言葉のセンス。すき。

    「シェード」
    す、すき………………あたたかいおはなし。
    蝋燭を灯すように、あなたに寄り添えたらいいな。

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    2020年03月30日