本多孝好のレビュー一覧
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マイルストーン
作者のキャリアのマイルストーン的な作品と言っていいのではないでしょうか。とても感傷的で、自愛が鼻につく読者もいるかもしれませんが、私はすべてが好きで、何度も読み返しています。こういう評は作者が嫌うでしょうが、「ノルウェーの森」に匹敵する純文学的青春譜と受け止めています。主人公の強さと繊細さが、とても愛おしいです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ私は、この結末が好きだ。
あんなに真柴と一緒に怒っていたのに、、関わった人間に、実は化け物のような悪人はいなかった。
自分が生きている実際の世界もそうじゃないだろうか?
小説を読み慣れて、つい悪い方に穿ち過ぎてしまうけど、本当の悪人なんて早々いないものだ。
だからって、許せないことがあるのも事実。
それでも真柴が、鈴の死を乗り越える方法に気がついたことが嬉しかった。
一辺倒にはできないけど、私がなるとしたら、被害者側よりも加害者側の方が辛いと思う。
被害者は泣いて、怒って、許すことが出来れば乗り越えることができる。
もちろん簡単ではないけれど。
少なくとも、相手を責めることはできる。
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Posted by ブクログ
生粋のいじめられっこの蓮実亮太。彼は大学入部と共にひょんなことから「正義の味方研究部」に所属することになる。亮太は研究部の一員として、メンバーと共に大学の様々な不正や悪行に介入していく。
”正義のミカタ”とは”味方”でもあり”見方”でもあります。だれにとっての正義なのか、その正義はどの立場から見ても、変わらず正義なのか。
圧倒的弱者だった亮太は、正義の味方研究部に所属することで正義を執行する側の強者となります。
しかしその正義は、強者の論理から振りかざされる独善的なものではないのか、弱者の視点がそこにあるのか、
かといって、正義を執行するものがいないと社会が成り立たないのも事実