無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
人間は、肌や瞳の色や見た目の違いから始まり、生まれ育った国や時代や環境、年齢や歩んできた道のりによって、たくさんの個性に分類される。さらに細かく細かく枝分かれしていくと、同じ人間はいない。
人間の数だけの個性がある中で、とびきり個性豊かで刺激的な「常軌を逸している」登場人物たち。
ちょこっと出てくる、丸山聡志とその友人を除いて「どこにでもいそうな、物語上の普通の脇役」みたいな設定の人物が居てないし、そんな人物は関わってこない。
唯一、岬とその娘だけが普通で平和…って思ってたのに、やられた。1番えぐい母娘やったし笑
物語に何気なく現れた、黒い子犬を連れた老人の正体を、大体の読者が前フリからの流れで察する。察した上で、どんな展開になるのか、とてもわくわくする。でもそのわくわくは軽快に裏切られる。大人になって「わくわく」という平仮名を打つ機会ってそう滅多にないのにな。
「誰にだって、世界と同じ重さを持った、たったひとつの命というのはある」ええ言葉。
あらざる命を持って生まれた、寿命の短い人工物は、生きたいと願う。
対して、どんな理由であれ、自ら命を絶ってしまう人間の愚かさ。
無いモノねだりか?
ないから、大事にするんか?
あれば、粗末にするんか?
じゃあその、「あらざる命」研究の言い出しっぺは誰なん?目的は?第三次世界大戦用の殺戮人間兵器?そもそも、目的が分からん。
渡瀬は、最悪の事態に備えての火消しを任されてただけとちゃうん?己の野心からではなくて。「まぁ、そこそこ楽しかったよね」って、捨て台詞なに?好奇心ってこと?全ての発端は人間の好奇心?
全然ハッピーエンドじゃないけど、
生死を分ける張り詰めてヒリヒリした日常を送っていた若者が、平穏な未来に物足りなさを感じないだろうか?
あらざるモノ、あらざる命、姿カタチ意外は人間ではない。だからこそ、生き残り続けることが生みの科学者への最大の復讐になるか。
2017年12月31日
Posted by ブクログ
昴たちにこれまで命令を下していた渡瀬浩一郎が、遂に昴たちに牙を剥き、戦いはアゲハを交えた三つ巴の様相へ。
常人を遥かに超える能力でありながら、彼らが持つある宿命とは…、昴の弟分であり、「破綻」したはずの亘は生きているのか…、渡瀬の最終的な目的は?…様々な謎が収斂して、物語は一気にエンディングへと進んでいきます。
古くはスタージョンやハインライン、最近ではスティーヴン・キングの「ファイアスターター」や「デッドゾーン」、国内では宮部みゆきさんの「クロスファイア」や恩田陸さんの「常野物語」シリーズなど、ミュータントや超能力者を扱った物語は数多くありますが、本シリーズは、飯田譲治さんの「NIGHT HEAD」のように、ミュータント同士あるいはミュータントと人間との戦いなど、アクションが加わったエンタテインメントとしての面白さが際立っていました。
映画の「X-MEN」シリーズを想起させられ、映像化にも向きそうな作品です(実際に実写映画化もされました)。
結末の描き方、後に尾をひく余韻まで、しっかり楽しめました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸