ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
僕、蓮見亮太18歳。高校時代まで筋金入りのいじめられっ子。一念発起して大学を受験し、やっと通称スカ大に合格。晴れてキャンパスライフを満喫できるはずが、いじめの主犯まで入学していた。ひょんなことから「正義の味方研究部」に入部。僕は、元いじめられっ子のプライドに賭けて、事件に関わっていく。かっこ悪くなっていい、自分らしく生きたい。そう願う、すべての人に贈る傑作青春小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
子供に読ませたいと思いました。 いじめられても、助けてくれる、正義の味方がいたらいいのに。そして、自分も人を助けられる人になれたらいいのに。 本当の正義の味方は、なんなんだろう。
生粋のいじめられっこの蓮実亮太。彼は大学入部と共にひょんなことから「正義の味方研究部」に所属することになる。亮太は研究部の一員として、メンバーと共に大学の様々な不正や悪行に介入していく。 ”正義のミカタ”とは”味方”でもあり”見方”でもあります。だれにとっての正義なのか、その正義はどの立場から...続きを読む見ても、変わらず正義なのか。 圧倒的弱者だった亮太は、正義の味方研究部に所属することで正義を執行する側の強者となります。 しかしその正義は、強者の論理から振りかざされる独善的なものではないのか、弱者の視点がそこにあるのか、 かといって、正義を執行するものがいないと社会が成り立たないのも事実なわけで、そこは何とも難しいところです。そんな中で強者の仲間となった弱者の亮太は、どんな正義に向かうのか。 難しい問題ではありますが、それを大学のキャンパスライフや友情、ほんのりとした恋愛描写といった青春小説の要素も含みつつ、爽やかに描かれます。そのため、なかなかすっきりと終わりにくい話だと思うのですが、雰囲気よく締めてくれた作品だったと思います。
題名が上手いと思いました。前半は“正義の味方”後半は“正義の見方”についての話。舌触りの良い前半に対し、後半はなかなか考えさせられる内容で唸らされました。正義って、なんぞや。
本多孝好さんの作品はほんと好きなのばっかりだ。 大学入学とともに生活がガラッと変わる主人公、友達、先輩、異性…青春だなー それだけじゃないところが、読んでて引き込まれるんだけども。 あと登場人物をあまり細かく説明してないのにそれぞれの人物がイメージできる感じだった。 読んで良かったと思う(´ ` ...続きを読む)
その人の痛みは経験しないとわからない。その人が大切にしている信念も、求めているものも全部はわからない。 それぞれの正義の"見方"があるから、相手の期待に応えるって非常に難しい。 だから正義の"味方"として自分が正しい、強くなった気でいるのは怖いと思うんです。 ...続きを読む少しかっこ悪いくらいがいいのかもしれない。 主人公の心情描写の言い回しが面白くて綺麗で、個人的に大好き。
秀逸なタイトルです。 前半は痛快な勧善懲悪もの、後半は一転して問いかけのような内容です。ですが、この不安定さが現在学生の私によく合っていました。良作だと思います。
1日で一気読み。本書のような青臭くもあり、照れくさく恥ずかしくもある青春を描いた物語が人生には折々に必要。結末は予想外だが、それもまたよし。ちなみに偏差値の高い大学を卒業したから、会社での出世を約束されるているというのは迷信だと思う。自分がまさにその立場(笑)。
最後はなんか尻切れトンボみたいな終わり方で、ちょっと消化不良だけど、それを除けばそこそこ面白い。 いじめられっ子だった主人公がどう変わっていくのか、でも、結局はあまり変われなかった、ということなんだろう。 少し、モヤモヤが残る。
カッコ悪い「正義」 これ、ホントに本多孝好? いじめられっこ蓮見亮太は、苦労の末、大学に入る。誰も知らないココで新たな自分を生きよう、と思っていた矢先、高校時代のいじめっこのボス、畠田が同じ大学にいて、いじめが再開すると思った所へ登場したのが、桐生友一。ボクシングの高校チャンピオンは、簡...続きを読む単に亮太を救う。 そして、「正義の味方研究会」に入部することになる。部員は、眼鏡をかけた亘先輩、筋肉マンの一馬先輩、美人の優姫先輩、伝説の部長。 大学内の正義を体を張って守る仕事のなかに、勧誘された亮太は過酷ないじめ体験の中で、暴力の技を見切る能力をつくっていたのだった。 初めての友達と、先輩と、同級生の蒲原さんの中で、充実した大学生活を送っていた良太だが、ある事件をきっかけに、「正義」とはなにか、を考え始め、「正義の味方研究会」を止めることを決意する。 派手にカッコいい「正義の味方」はうそ臭い。本格いじめられっこの亮太は、ダサいやり方で自分の「正義」を生きるのだった。 2009-04-18
サブタイトルの「I'm a loser」におや?と思う。正義のミカタなのに敗者なん?と。 読みはじめると、なるほど「正義の味方すごい!」となるけれど、この道を選ぶのはもっとすごいなぁ。 なんつーか、「正義って怖いよね」と日ごろ思ってるんですが、読み終えると、やっぱり「正義って怖い...続きを読むよね」とすがすがしい気持ちになれます。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
正義のミカタ I’m a loser
新刊情報をお知らせします。
本多孝好
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
君の隣に
at Home
アフター・サイレンス
ALONE TOGETHER
アンデル 2018年12月号
WILL
【イラスト付合本版】ストレイヤーズ・クロニクル 全3冊
Good old boys
「本多孝好」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲正義のミカタ I’m a loser ページトップヘ