【感想・ネタバレ】正義のミカタ I’m a loserのレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月02日

再読。

正義とは。
道徳的な正しさに関する概念。

正義を語り悪を倒す、はとてもカッコイイこと。
その行為がいつか間違いになるかもしれないと感じたのは、亮太がかつていじめられっ子だったから。
亮太は亮太のやり方で、ちょっとカッコ悪く正義を貫くことに決めたんですね。

後半の展開を知っていたので、初...続きを読む回よりは楽に読みました。
ただ、夜中に読み、間先輩の毒気にやられ眠れなくなるという失態をおかしました。
間先輩のインパクトがすごい。

やっぱり好きな本。
また機会があったら読みたいです。


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Posted by ブクログ 2017年08月28日

子供に読ませたいと思いました。
いじめられても、助けてくれる、正義の味方がいたらいいのに。そして、自分も人を助けられる人になれたらいいのに。
本当の正義の味方は、なんなんだろう。

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Posted by ブクログ 2016年01月04日

 生粋のいじめられっこの蓮実亮太。彼は大学入部と共にひょんなことから「正義の味方研究部」に所属することになる。亮太は研究部の一員として、メンバーと共に大学の様々な不正や悪行に介入していく。

 ”正義のミカタ”とは”味方”でもあり”見方”でもあります。だれにとっての正義なのか、その正義はどの立場から...続きを読む見ても、変わらず正義なのか。

 圧倒的弱者だった亮太は、正義の味方研究部に所属することで正義を執行する側の強者となります。
 しかしその正義は、強者の論理から振りかざされる独善的なものではないのか、弱者の視点がそこにあるのか、

 かといって、正義を執行するものがいないと社会が成り立たないのも事実なわけで、そこは何とも難しいところです。そんな中で強者の仲間となった弱者の亮太は、どんな正義に向かうのか。

 難しい問題ではありますが、それを大学のキャンパスライフや友情、ほんのりとした恋愛描写といった青春小説の要素も含みつつ、爽やかに描かれます。そのため、なかなかすっきりと終わりにくい話だと思うのですが、雰囲気よく締めてくれた作品だったと思います。

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Posted by ブクログ 2013年07月30日

題名が上手いと思いました。前半は“正義の味方”後半は“正義の見方”についての話。舌触りの良い前半に対し、後半はなかなか考えさせられる内容で唸らされました。正義って、なんぞや。

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Posted by ブクログ 2013年07月04日

本多孝好さんの作品はほんと好きなのばっかりだ。
大学入学とともに生活がガラッと変わる主人公、友達、先輩、異性…青春だなー
それだけじゃないところが、読んでて引き込まれるんだけども。
あと登場人物をあまり細かく説明してないのにそれぞれの人物がイメージできる感じだった。

読んで良かったと思う(´ ` ...続きを読む)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年10月02日

本作を手に取ったのは8年前。
ザ、青春もの、な感じの爽やかで、キラキラした話だと思って手に取った。

が、実際は高校時代にいじめられっ子だった主人公の良太が大学でひょんなことから最っっっ高の友達と尊敬できる先輩たちに出会い大学内で起こる事件と向き合う中で、自分らしらを取り戻していく、という透明感ある...続きを読むストーリーの中で、ガツンと考えさせられる作品でもあった。

そのギャップが印象的で、最近久々に読み返したが、やっぱり好きだ。

自分が正しいと思っている行いが誰かにとっては悪になりうる。
世の中に勧善懲悪なんて存在しない。
ならば自分に嘘をつかず、自分が味方でありたいと思う人の味方になる方がきっと幸せだ。
ダサくたっていい。
現状に窮屈さを感じているすべての人に贈りたい。


「最初からそううまくはいかねえよ」

「二度目はもうちょっとうまくやれるさ。三度目はもっとうまくやれる。だから諦めるな。俺様が徹底的に鍛えてやるから」

本作お気に入りのトモイチのセリフだ。たった1人でもいい。誰かのこういう味方でありたい。

「間違ってない。でも違う。」

味方になれない人に対しても悪とみなして否定するのではなく、尊重できる人間でありたい。

色々な正義の“見方”について考えらせられる作品。
また読み返したくなる作品。

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Posted by ブクログ 2019年10月31日

その人の痛みは経験しないとわからない。その人が大切にしている信念も、求めているものも全部はわからない。
それぞれの正義の"見方"があるから、相手の期待に応えるって非常に難しい。
だから正義の"味方"として自分が正しい、強くなった気でいるのは怖いと思うんです。
...続きを読む少しかっこ悪いくらいがいいのかもしれない。

主人公の心情描写の言い回しが面白くて綺麗で、個人的に大好き。

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Posted by ブクログ 2016年10月25日

秀逸なタイトルです。

前半は痛快な勧善懲悪もの、後半は一転して問いかけのような内容です。ですが、この不安定さが現在学生の私によく合っていました。良作だと思います。

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Posted by ブクログ 2016年09月18日

1日で一気読み。本書のような青臭くもあり、照れくさく恥ずかしくもある青春を描いた物語が人生には折々に必要。結末は予想外だが、それもまたよし。ちなみに偏差値の高い大学を卒業したから、会社での出世を約束されるているというのは迷信だと思う。自分がまさにその立場(笑)。

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Posted by ブクログ 2016年09月01日

最後はなんか尻切れトンボみたいな終わり方で、ちょっと消化不良だけど、それを除けばそこそこ面白い。

いじめられっ子だった主人公がどう変わっていくのか、でも、結局はあまり変われなかった、ということなんだろう。

少し、モヤモヤが残る。

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Posted by ブクログ 2015年02月03日

カッコ悪い「正義」

 これ、ホントに本多孝好?

 いじめられっこ蓮見亮太は、苦労の末、大学に入る。誰も知らないココで新たな自分を生きよう、と思っていた矢先、高校時代のいじめっこのボス、畠田が同じ大学にいて、いじめが再開すると思った所へ登場したのが、桐生友一。ボクシングの高校チャンピオンは、簡...続きを読む単に亮太を救う。
 そして、「正義の味方研究会」に入部することになる。部員は、眼鏡をかけた亘先輩、筋肉マンの一馬先輩、美人の優姫先輩、伝説の部長。
 大学内の正義を体を張って守る仕事のなかに、勧誘された亮太は過酷ないじめ体験の中で、暴力の技を見切る能力をつくっていたのだった。
 初めての友達と、先輩と、同級生の蒲原さんの中で、充実した大学生活を送っていた良太だが、ある事件をきっかけに、「正義」とはなにか、を考え始め、「正義の味方研究会」を止めることを決意する。

 派手にカッコいい「正義の味方」はうそ臭い。本格いじめられっこの亮太は、ダサいやり方で自分の「正義」を生きるのだった。

 
2009-04-18

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Posted by ブクログ 2014年04月17日

 サブタイトルの「I'm a loser」におや?と思う。正義のミカタなのに敗者なん?と。

 読みはじめると、なるほど「正義の味方すごい!」となるけれど、この道を選ぶのはもっとすごいなぁ。
 なんつーか、「正義って怖いよね」と日ごろ思ってるんですが、読み終えると、やっぱり「正義って怖い...続きを読むよね」とすがすがしい気持ちになれます。

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Posted by ブクログ 2013年12月31日

「正義」と言葉にするのは簡単だ。

だけど、それを盾にして戦うのは難しい。

世の中にはたくさんの不公平がある。
でも、それでも、その不公平を受け入れて生きようと思えば生きられる。
しかし、その一方で、何一つ物事に真剣に向き合ってこなくても、努力をしなくても、遥かに楽に生き続けている人もいる。

...続きを読むけど、「不公平だ!」世界の理不尽さを、その言葉に乗せて、正義を語ることは、果たして正しいことなのだろうか?

もちろん、正しい、正しくないで終わっていい話ではない。
しかし、虐げられた者が正義を盾に戦い続けることは、自分達の心とも向き合い続けなければいけないということだと思う。

どんなにひどい目に遭ったと訴えても、聞き入れることのない人だっている。そのとき、自分は憎しみや、悔しさや、痛みを、相手にぶつけずにいられるだろうか?

誰かの想いが時に、正義と同じくらいの強さを持つ時だってあると思う。
傷つき、疲れ果て、逃げ出したくなった時、親身に話を聞いてくれたり、面白おかしいことをして、笑わせてくれたり・・・。

そんな、誰かの優しい思いで、人は救われるんじゃないかと思った小説でした。

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Posted by ブクログ 2013年07月10日

思っていた以上に難しい話に展開。
みんなそれぞれ抱えるものがあって、世の中は複雑すぎてとても太刀打ちできそうになくて、でも諦めながら生きるには人生は長すぎて、
そんな中で”自分らしく”って何だ⁉

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Posted by ブクログ 2013年04月05日

途中まで、本田さんにしては珍しくぴっかぴかの青春小説だな〜とほのぼの読んでいたが、やはり変調した。
薄い膜1枚を挟んで、世界を向こう側に追いやってはいないだろうか。
本当の意味で等身大に生きるってどういうことか、考えさせられる一冊。

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Posted by ブクログ 2013年02月19日

どん底のいじめられっ子だった主人公。
やっとの思いで入学を果した大学で、「正義の味方研究会」なる部活に入る事に。
正義の味方としてトントン拍子で活動する中、かすかに感じ始める違和感。
最後に見出した結論は・・・

面白い。
表向きは少年漫画ばりのサクセスストーリーで爽快感を覚えるが、主人公の心境と共...続きを読むにか、徐々に色味が変わる。
この辺りの表現が非常に巧い。
「正義とは何か」に対し、作者の「正義」像が垣間見える。

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Posted by ブクログ 2013年02月06日

最後に主人公がやっぱり…と思い悩んだ所が良かった。
正義ってやっぱりそんなに単純じゃないから。

それにしても、あの人があんなに変わるなんて。。。。ちょっと怖い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年08月01日

大学生の小さな世界のハナシだけど、その時間は社会のオトナの時間。
その中にいる当人にとっては重要な時間。

「正義」を守り監視して取締る部、というのは
何とも現実味はないが
いじめられっ子の亮太が、そこから抜け出して
活き活き過ごし始める。でも、そこで本当の自分に気付いてしまう…

自分は自分として...続きを読む、それこそ
身の丈を知りつつ、生きていくってことだろうか…


しかし、正研の人々は強すぎ笑

キーマンの間先輩は、かなりやばい奴だが 
彼の発した
「親の年収が、わかってしまってるっていうのは
もう、そこで貧乏なんだよ」

なんか、闇深くココロに残った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年01月18日

筋金入りのいじめられっ子の亮太が、大学入学を期に心機一転…とまではいかず、目立たずひっそりと行きようとした矢先、苛めの主犯格と再会したり、友達ができたり、正義の味方研究会に入ったり。
途中まではとても面白かった。亮太は淡々としつつ純粋で応援したくなったし、研究会の仲間達も皆何だかんだでレベルが高く、...続きを読む格好いい。研究会ができた経緯も熱い。しかし、間先輩と絡みだしたあたりから、何だか亮太の思考が理解できなくなってしまい、退部の下りも結局なんなのかっていう。まぁ、結局のところ、亮太の正義に自分が共感出来なかったということか。もちろん人によって正義は違うけど、社会的な正義がなければ社会は回っていかず、でもそれが誰にとっても正義と言うわけではなく、だから正義のミカタはある意味孤独で…ってよくわからなくなってしまった。
とりあえず、結論としては面白い本でした。

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Posted by ブクログ 2017年05月03日

いじめられっ子だった僕が大学に入って心機一転と思ったら、いじめっ子が同じ大学に。しかし、トモイチに助けられ何故か「正義の味方研究部」に入部。僕はどんどん変わっていき楽しい毎日に。僕・亮太、本当に良かったなあと思って読んでいったが、僕って何者なのだろうと立ち止まる亮太。そこが亮太のいいところ。かっこ悪...続きを読むいけどカッコいい。

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