dele2

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704円 (税込)

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消えゆく記憶。削除(=dele)された真実。
驚愕と感涙のミステリ、待望の第2弾。


『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』は、依頼人が死んだときに動き出す。
故人より託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。

所長の圭司の指示を受けて依頼人の死亡確認をする祐太郎は、
この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。

そんなある日、祐太郎の妹・鈴が通っていた大学病院の元教授・室田から依頼が舞い込む。
難病を患い、新薬の治験中に死亡した鈴。その真相に二人は近づくが……。

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  • dele
    704円 (税込)
    【あなたの死後、不要となるデータを削除いたします。】 罪の証。不貞の写真。隠し続けた真実。 『dele.LIFE』で働く圭司と祐太郎の仕事は、秘密のデータを消すだけ――のはずだった。 あなたの記憶に刻まれる、〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ! 『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』。 真柴祐太郎がその殺風景な事務所に足を踏み入れたのは、三ヶ月ほど前のことだった。 所長であり唯一の所員でもある坂上圭司いわく、 「死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除(delete)する。それがうちの仕事だ」。 誰かが死ぬと、この事務所の仕事が始まるのだ。 新入りの祐太郎が足を使って裏を取り、所長の圭司がデータを遠隔操作で削除する。 淡々と依頼を遂行する圭司のスタンスに対し、祐太郎はどこか疑問を感じていた。 詐欺の証拠、異性の写真、隠し金――。 依頼人の秘密のファイルを覗いてしまった二人は、次々と事件に巻き込まれる。 この世を去った者の〈記録〉と、遺された者の〈記憶〉。 そこに秘められた謎と真相、込められた切なる想いとは。 『MISSING』『MOMENT』『WILL』などで「生」と「死」に直面した人々を描いてきた著者が、 今だからこそ書き得た新たな代表作。 ≪dele=ディーリー。校正用語で「削除」の意。≫ ※本書は、二〇一七年六月に小社より刊行された単行本を加筆修正の上、文庫化したものです。
  • dele2
    704円 (税込)
    消えゆく記憶。削除(=dele)された真実。 驚愕と感涙のミステリ、待望の第2弾。 『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』は、依頼人が死んだときに動き出す。 故人より託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。 所長の圭司の指示を受けて依頼人の死亡確認をする祐太郎は、 この世と繋がる一筋の縁を切るような仕事に、いまだ割り切れないものを感じていた。 そんなある日、祐太郎の妹・鈴が通っていた大学病院の元教授・室田から依頼が舞い込む。 難病を患い、新薬の治験中に死亡した鈴。その真相に二人は近づくが……。
  • dele3
    704円 (税込)
    あなたの死後、不要となるデータを削除します。 ――『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』 各所から絶賛されたドラマ「dele」の小説版、待望の続編! 故人より託されたデータを極秘に削除する会社『dele.LIFE』。 その所長、坂上圭司が姿を消した。 リサイクルと遺品整理のアルバイトをしていた真柴祐太郎は、圭司の姉・舞からその話を聞き、かつての雇い主を捜し始める。 だが、手がかりと思しきファイルは得体の知れぬ陰謀へと繋がっていき――(「リターン・ジャーニー」)。 誰からも愛された女子中学生が自殺した。彼女の死と、遺されたデータの謎に迫る「スタンド・アローン」を含む全2篇。 データに込められた秘密や想いが胸を震わす、記憶と記録をめぐるミステリ。 待望の第3弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

dele2 のユーザーレビュー

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    購入済み

    よかった。

    a
    2021年02月17日

    ドラマとは違う終わり方、私はどちらも好きでした。前作に続き、今回もあっという間に読んでしまいました。今後の展開が楽しみです。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月16日

    本多孝好のdele2(ディーリー2)を読みました。

    依頼人の死後(具体的にはパソコンやスマフォが一定時間以上操作されないとき)指定されたフォルダの内容を削除するという依頼を受ける、
    dele.LIFE というサイトのお話の続きです。

    最初に2編の依頼人死後のファイル削除に関するエピーソードが語...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年10月09日

    続きが気になってどんどん読み進めてしまった。
    最後のお話は、泣けた。
    「思い出せばいいんだよ。そのときに思い出せる限りを思い出せばいい」というセリフが胸に響いた。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月31日

    依頼人が遺したデータを削除するだけのつもりが、思いがけずその秘密を探ることになった圭司と祐太郎。
    たかがデータと侮ると恐ろしい。
    その人の想いや人生の一部に容易く踏み込めてしまう。
    そうして目の当たりにした事実に、こちらの胸が締めつけられる。
    どの話を読んでも何故か寂しい気持ちになる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月06日

    連作 短篇 中編集。
    3編のうちはじめの2篇は短編で、最後の1篇は中編となっている。

    短編の方は1作目と同じパターンで面白かったが、ワンパターンなのでこの評価にはしなかったのだが、最後の1篇でこの評価に高まった。

    この中編は メインキャラがどちらかと言えば圭司だったのだが、サブ主役の感じだった祐...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月03日

    アマプラで見たドラマが面白かったので衝動買い。毎度全てが丸く収まらない感じが話に余韻を残して好き。この作者さんの他の作品も読みたくなった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月05日

    おお、これはなかなか予想外の結末。気持ちのいい結末ではないけど、事実が明らかになっていく様子は鳥肌もの。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月12日

    本によって文体からイメージするものがあるが、このシリーズは「コンクリート」。
    都会的で冷たいというだけでなく、日差しが染みて温もったコンクリートや、そこに確かに人が大勢住んでいる、そんなざわめきを感じる人工の石。
    この感覚は他の作家や本では感じたことがなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月28日

    ドラマを見て興味を持ち、こちらを手に取りました。
    テンポが良くて、どんどん読み進められます。
    生と死とは、今を生きるとは…そして人と人との繋がりを考えさせられるお話。

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月24日

    第2弾が文庫本だったのでしばらく気が付かなかった?こと、ファンとして申し訳ない。

    所長の圭司と祐太郎、前作よりも柔らかく良い意味で人間臭くなっている。

    妹の死の真相が明らかに!

    0

dele2 の詳細情報

  • アニメ化

    「dele(ディーリー)」

    2018年7月27日~ テレ朝系
    出演:山田孝之、菅田将暉、麻生久美子

閲覧環境

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