本多孝好のレビュー一覧

  • 正義のミカタ I’m a loser

    Posted by ブクログ

    子供に読ませたいと思いました。
    いじめられても、助けてくれる、正義の味方がいたらいいのに。そして、自分も人を助けられる人になれたらいいのに。
    本当の正義の味方は、なんなんだろう。

    0
    2017年08月28日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

    Posted by ブクログ

    1から3までどれもよかった。
    ただひたすら続きが気になる作品。

    でも3が一番よかった。
    私は本多さんの生死に対する描写がとても好きで
    それがきっと本多さんを好きな大きな理由のひとつだと思う。
    3にはそういう部分が一番あって、ひきこまれた。

    どこかでもしかして本当に起こっているのでは
    ないかと思わせる現実感たっぷりなところがさすが。

    3を読むときについに最後と切なくなった。
    大満足の3冊。

    0
    2017年08月07日
  • 魔術師の視線

    Posted by ブクログ

    久しぶりの本多孝好。
    最後のどんでんはコワかったー。
    初めて読んだ作品も、最後のオチが怖くて。
    いまでもとても印象的。
    やはり文章や展開はすごく好き。

    0
    2017年01月24日
  • WILL

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    MOMENTは神田君が主人公
    WILLは森野さんが主人公
    そして二人は幼なじみで
    互いに思い合っている。
    そういう背景がありつつ
    物語はゆっくりと
    様々な日常にスポットを当てて
    進んでいく。

    主人公だけで無く
    町のおっさん達や
    和尚さん
    皆、気の利いたことが言えず
    ぽそっと言葉をつぶやく。

    これが感心するほどクスリと笑えるし
    心にしみいる。

    0
    2016年07月19日
  • MEMORY

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    何が面白かったといわれると、少しこまりますが。
    淡々と進むぞれぞれのストーリーが、
    なんとなく繋がっていて。
    その空気感が本多さんらしくて、とても心地よかったです。
    最後になにげに書いてあるエンドに最高の余韻を
    感じることができました。

    0
    2016年06月15日
  • MEMORY

    Posted by ブクログ

    幼馴染である、文房具屋の倅「神田」と葬儀屋の娘「森田」を第3者視点から描かれた物語。
    「MOMENT」「WILL」過去2作を読んでいるので、安心した気持で読み始められることがGood!

    死というテーマを扱うことの多い作者ですが、好人物が多いので、いつも暖かみを感じられます。

    0
    2016年03月18日
  • 正義のミカタ I’m a loser

    Posted by ブクログ

     生粋のいじめられっこの蓮実亮太。彼は大学入部と共にひょんなことから「正義の味方研究部」に所属することになる。亮太は研究部の一員として、メンバーと共に大学の様々な不正や悪行に介入していく。

     ”正義のミカタ”とは”味方”でもあり”見方”でもあります。だれにとっての正義なのか、その正義はどの立場から見ても、変わらず正義なのか。

     圧倒的弱者だった亮太は、正義の味方研究部に所属することで正義を執行する側の強者となります。
     しかしその正義は、強者の論理から振りかざされる独善的なものではないのか、弱者の視点がそこにあるのか、

     かといって、正義を執行するものがいないと社会が成り立たないのも事実

    0
    2016年01月04日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

    Posted by ブクログ

    昴たちにこれまで命令を下していた渡瀬浩一郎が、遂に昴たちに牙を剥き、戦いはアゲハを交えた三つ巴の様相へ。

    常人を遥かに超える能力でありながら、彼らが持つある宿命とは…、昴の弟分であり、「破綻」したはずの亘は生きているのか…、渡瀬の最終的な目的は?…様々な謎が収斂して、物語は一気にエンディングへと進んでいきます。

    古くはスタージョンやハインライン、最近ではスティーヴン・キングの「ファイアスターター」や「デッドゾーン」、国内では宮部みゆきさんの「クロスファイア」や恩田陸さんの「常野物語」シリーズなど、ミュータントや超能力者を扱った物語は数多くありますが、本シリーズは、飯田譲治さんの「NIGHT

    0
    2015年09月24日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2

    Posted by ブクログ

    スイスの財団が主催し、財政界はじめ、各界から文化人や芸能人を含む著名人が数多く集められるダボス会議(俗称: 世界賢人会議)が東京で開催されることとなります。

    招待者の一人には、さほど有名でもないアメリカ人の遺伝子工学研究者が含まれていました。

    その研究者こそ、悪人を殺し続ける殺人グループ「アゲハ」たちの理論上の生みの親であり、昴たちは、彼を狙ってくるであろうアゲハを確保するよう命令を受けます。

    人工的に生み出された、二つのグループのミュータントの戦いを描くシリーズの第二弾。

    常人の感知できないレベルで繰り広げられる激しい戦いの中、謎めいていたアゲハのメンバー各々の能力、そして昴自身の能

    0
    2015年09月24日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

    Posted by ブクログ

    昴、沙耶、隆二、良介の四人は同じ施設で育った仲間で、4人はそれぞれ特殊な身体能力や感覚能力を持っています。

    彼らは、どうやら意図的に実験によって産み出されたもののようで、今はやむを得ぬ事情から、その実験に関わっていた一人の政治家の、表沙汰にできない仕事を引き受けています。

    彼らがチームで仕事をするときの圧倒的な威力、仕事を離れたときの友情とも家族愛とも言えるような絆、動と静、ONとOFF、その対照的な描写の妙と各キャラクターの造形がとても魅力的です。

    その中でも、リーダー格の昴は、優しげな風貌の奥に強い意志と凄みを感じさせ、かつ彼自身の能力の全貌が明らかになっていないことと合わせて、謎め

    0
    2015年08月30日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

    Posted by ブクログ

    昔恋人を喪ったことで、世の中に交わりきれない生き方しかできなくなった男性と、
    見た目だけでなく中身にも差異のない一卵性双生児の片割れの存在によりアイデンティティを確立しきれずにいる女性の苦悩と恋愛を描いた作品。

    自分から見て、他人から見て、自分が他の誰でもない自分であることはどこから生まれてくるのか、陳腐な疑問かも知れないけれど「自分らしさとは」ということを強く考えさせられる。

    10年前、まだ上記の疑問に悩むことの多かった高校生の頃に出会って以来、人間関係で悩んだときはふと読み返してしまう。
    未だに自分らしさへの答えは出ないけれど、本書を読み返す度に少しずつ違う視点を持てるようになっていて

    0
    2015年06月27日
  • ALONE TOGETHER

    Posted by ブクログ

    悲しい呪いの力を持つ青年の物語.ミステリアスで切ない心の葛藤,もうそれだけで僕の好みのど真ん中.評価が二分しそうな作品だけど,ぜひ読んでみてほしいな.
    以下あらすじ(巻末より)
    「私が殺した女性の、娘さんを守って欲しいのです」。3年前に医大を辞めた僕に、教授が切り出した突然の依頼。それが物語の始まりだった。不登校児を集めた塾でバイトしている僕は、他人の波長にシンクロしてしまう能力を持っており、同時にそれは人を傷つける呪いでもあった。一番近くにいる女性にもそのことを打ち明けられない僕だったが―。人と人はどこまで分かりあえるのか?瑞々しさに満ちた傑作長編小説。

    0
    2015年03月08日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     真夜中の五分前

    本多孝好さんらしいスラスラと読める文章でした。
    性格やしぐさも似ている一卵性の双子に
    恋をするという設定で、どうして「片方」の子じゃないと
    だめなんだろう、と考えさせられました。
    孝好さんの答えは「その人と過ごした時間、思い出」かな?
    人を好きになるのに定義なんていらないと思うけれど、
    私も孝好さんに同意でした。

    特にラストのシーンが大好きで、
    そのシーンを何度も読み直しました。
    感動するというより、酔うというような感覚でした。
    暗闇に溶けながら、時計の秒針の音を聞く。
    そんな情景が思い浮かびます。
    「好きだった人のことを忘れてしまうのはどうして?
    ほんとうに大好きだった

    0
    2013年08月15日
  • 正義のミカタ I’m a loser

    Posted by ブクログ

    題名が上手いと思いました。前半は“正義の味方”後半は“正義の見方”についての話。舌触りの良い前半に対し、後半はなかなか考えさせられる内容で唸らされました。正義って、なんぞや。

    0
    2013年07月30日
  • ALONE TOGETHER

    Posted by ブクログ

    「しまくる」ってふいた(@ ̄ρ ̄@)

    もし仮に、自分にこういう能力みたいなものがあったなら、どんな風に使うかな?

    0
    2013年07月11日
  • at Home

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハッケンくんストラップは人魚なハッケンくんをもらう。
    犬神家と貞子3D版いいなぁ!

    タイトル通り家族、な短編集。
    どれもその後が読みたくなるお話ばかり。
    特に「日曜日のヤドカリ」が好きです。
    弥生さんと現お父さんの掛け合いにほっこり。

    0
    2025年05月28日
  • ALONE TOGETHER

    Posted by ブクログ

    冒頭から夢中になって読んでました
    最後まで、この後どうなるの!気になる!といった内容で読み飽きません
    サスペンスが組み込まれたりファンタジーな面も持つこの作品
    個人的に◯でした

    0
    2013年04月07日
  • MISSING

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    せつなすぎる 眠りの海
    余韻がすばらしい 瑠璃
    この本の中でもっともミステリっぽい祈灯

    他も含めて、とても良い小品が詰まっている

    0
    2013年03月29日
  • MOMENT

    Posted by ブクログ

    本多孝好のMOMENTを読みました。「この病院には死を前にした人の願いを聞いてくれる黒衣の仕事人がいる」というテーマの短編集でした。アルバイトでその病院の掃除夫をしている大学生の主人公は、死期を迎えた入院患者達の願いを聞いて、依頼の仕事を実行していくのでしたが、それぞれの入院患者には秘められた目的があるのでした。その人が生きていたという証を残すために、それぞれの入院患者は主人公に仕事を託すのでした。切ないけれど、登場する人物たちのひとときのきらめきがまぶしい物語でした。

    0
    2022年05月21日
  • 本からはじまる物語

    購入済み

    読みやすい

    本屋の魔法使い。よかった。自分もこんな本屋の人に会いたいと思った。自分の好みの本を見抜いて勧められたり、欲しい本があるとすぐに取り寄せてもらえる。うらやましいな。

    #共感する #ほのぼの #エモい

    0
    2025年11月22日