本多孝好のレビュー一覧

  • WILL

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    読むのに疲れる内容であったが、他では見かけ無い前提の話ばかりで、読んでる途中で中に引き込まれるストーリーだった。著者の他の作品にもチャレンジしてみたい。

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    2021年06月17日
  • MEMORY

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    感情表現が素晴らしい。なんとなく思ってたけど言語化出来なかった気持ちを表現してくれていて、そうそうそれそれって感動した。
    最後幸せな2人の姿にじーんとなった。

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    2021年06月16日
  • WILL

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    終わりはとてもよかった。
    話の一つ、爪痕が心の余裕がない時の会話の捉え方の歪みが見えた。
    心の余裕大事だと感じる。

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    2021年06月14日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    ネタバレ

    なかなか面白かった。

    いじめっ子をといじめられっ子の立ち位置の違いが、正義の在り方を考えさせられる。

    強いのか弱いのかよくわからない主人公の心情が最後までよく掴めない感じだった。

    そもそも正義とは、立ち位置の違いで信じるものが違えばいとも簡単にひっくり返ってしまう。

    終盤、部長が行った行動は「自らの正義を否定された怒りに任せたリンチ」でしかない訳であり、だからこそ他のメンバーは部と距離を置いたのだろう。

    主人公が幸せになるという単純なラストではない。なんかモヤモヤする。
    ただ、小さいながらも主人公の父の抵抗が身を結んだ結果は清々しかった。

    正義とは大義名分を掲げ、大袈裟に立ち振る舞

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    2021年05月29日
  • dele

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    ネタバレ

    ドラマが好きで、小説があることを知り読んだ

    ドラマの話を活字で読めると期待していたのだが、ドラマの話はなく
    小説として新しい話を読めた

    祐太郎がドラマより柔らかく
    猫と暮らしていて、妹の幼馴染みと交流があり両親は離婚していて
    1巻では妹さんの医療事故までたどり着かなかった

    ケイと姉の関係もドラマよりねちょっとしている気がする、いい意味で

    面白かったので2巻も読もうと思う

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    2021年04月24日
  • チェーン・ポイズン <新装版>

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    「その自殺、一年待ちませんか?」

    謎のスーツの人物からの言葉を胸に
    生きる自殺志願者の女性と
    たて続いた毒物自殺の関連性を取材する記者
    視点が変わりながら進むお話


    いやー、そういうことかー。
    となる結末で、冒頭からイメージしてた景色がガラッと変わった。

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    2021年03月21日
  • dele3

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    コンビ再結成!
    まあ、3巻が出た時点でそれ以外はないだろうと予測は出来たけど、それでもあの二人が一緒にいると嬉しい。
    二人の関係に以前とは違うものも感じるけど、人と人が関わっていく以上ずっと同じというのもありえないし、水の流れのように変わっていくものだと思う。

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    2021年02月13日
  • dele2

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    本によって文体からイメージするものがあるが、このシリーズは「コンクリート」。
    都会的で冷たいというだけでなく、日差しが染みて温もったコンクリートや、そこに確かに人が大勢住んでいる、そんなざわめきを感じる人工の石。
    この感覚は他の作家や本では感じたことがなかった。

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    2021年02月12日
  • 君の隣に

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    人物ごとのパートに分かれていて、どんどん先が気になって仕方がなかった。最下層と呼ばれがちの風俗嬢たちであれ、街を歩いてるサラリーマンであれそこに黒い何かが潜んでいて何がいつ襲ってくるか分からない…。まさに『君の隣に』な感じがして良かった。

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    2020年12月28日
  • dele2

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    ネタバレ

    ドラマも見てたけど読むのは今になった本その2。
    アンチェインド・メロディもすきです。

    9年間闇でもがき続けた祐太郎と、尊敬する父親が隠した不祥事が故にずっと向き合うことができなかったケイ。
    ラストがすごく美しかった。


    「そうか。これは最初から、俺の問題なのか」

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    2020年12月05日
  • dele

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    ネタバレ

    ドラマが好きで放送当時に本も買ってたけど、読むのは今になりました。
    死んだ人が預けたデータを消すという話の性質上、「依頼者はこう考えたんだろう」という推察で物語は進んでいくんだけど、圭司と祐太郎の考え方が優しくてあったかくて好きです。
    好きなのはロスト・メモリーズとファースト・ハグ。

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    2020年11月28日
  • Good old boys

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    プロローグがしっかりと回収されており。

    サッカーに限らず、物事をたのしむこと。こんな監督に出会いたい。

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    2020年10月25日
  • WILL

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    全然知らなかった作家さん。上手い。優しいのだけれど、人の心の奥底の、死というタイムリミッターが外れた時に浮かび上がるハッとさせられるような真実にドキリとする自分がいる。

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    2020年09月26日
  • MEMORY

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    人の心の奥底にある様々な感情を死というスイッチを使って暖かく、ぐさりとあぶり出す…凄いストーリーテーラー
    そして全篇に漂う温かさ、色々読んで見るかな

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    2020年09月22日
  • dele2

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    ドラマを見て興味を持ち、こちらを手に取りました。
    テンポが良くて、どんどん読み進められます。
    生と死とは、今を生きるとは…そして人と人との繋がりを考えさせられるお話。

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    2020年08月28日
  • MEMORY

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    ネタバレ

    神田と森野の話。「MOMENT」を昔読んで、「WILL」があることを、随分後になってから知り、そしてまた随分時が経ってから、本作があることを知った。
    本当の意味での悪人が神田・森野の周りに存在せず、やさしい世界なんだが、それが嫌じゃない、そんな感じ。
    森野のようになりたい、そう思うことが多々あり。特に本作の2話目。こんな風に人と接することが出来たら、いいなと思う。どちらかというと、自分は森野に嫌われている先輩みたいな感じだから。
    お話としては「MOMENT」がダントツで面白いのだが、この二人がどうなっていくのだろう、と思っていたので、本作で結果が出てよかった。
    神田だって、モテるのではないか、

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    2020年08月22日
  • MEMORY

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    つながりをテーマにしていたのかな??
    神田と森野周辺の人たちの生活を書いている?

    最後の神田がラブレターを出した女性の話。
    中学生なのに相手の心がわかるのはすごい。


    全部の本がイヤな性格の人がいないので後味のいい本。こんな人が増えたらいいのになぁ。

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    2020年06月24日
  • 君の隣に

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    この物語で「君」とは誰だろう。それぞれにとっての「君」なのか。

    表紙に小さくある「the place I belong」。自分の帰る、しかるべき場所。

    自分にとってそれはどこだろうとかね、ふと。

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    2020年06月15日
  • dele2

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    第2弾が文庫本だったのでしばらく気が付かなかった?こと、ファンとして申し訳ない。

    所長の圭司と祐太郎、前作よりも柔らかく良い意味で人間臭くなっている。

    妹の死の真相が明らかに!

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    2020年04月24日
  • dele3

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    中編と短編の2編収録。「dele2」から後の時系列の話で、圭司が姿を消し前作で触れられていた『夏目』について少し語られる話と自殺した女子中学生が消したかったデータについてが描かれています。前作「dele2」に依頼者の知り合いとして登場した人物と祐太郎という新たな組み合わせの話もあり、前2作とは違う新鮮味を感じました。中編は緊迫感がありましたが、短編の方は若干苦々しいラストだと思いました。

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    2021年05月13日