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Posted by ブクログ
幼馴染み3部作、ついに完結か~
葬儀屋と文房具屋に絡む短編集。
まずは、学校イチの、べっぴんさんが幼馴染みとか。悶絶する設定やな。
異性として意識し始めたら最後、無事に思春期を通過することは出来まい。
しかもその幼馴染みが好意を寄せている相手は、自分ではなく、自分の兄貴である。めんどくさいけど、1度は参加してみたい三角関係である。もちろん兄貴役で!
幽霊の話も良かった。いや、これも幼馴染みの話か。
お―い葬儀屋、文房具屋がアンタのこと恋人呼ばわりしとるぞ―
『カンダとマークの間をすり抜けて、俺はジュリアに近づいた』…、ん??何の事やねんって思ったけど。冒頭を読み返したら理解できた。
全編を通して、
"なんや―、やっぱり神田は昔から森野のこと好きやったんやろ―!? "と思う。
お互いが、お互いに、ラブレターにチョッカイ出したりして。
森野が人気教師を階段から突き落とした理由と真相を知っている同級生。
神田と森野の関係を知るその同級生が『まったくもう、何なんだこの二人は。』って感じる歯痒さと苛立ちは、読者も同じ。
ベイビーは、たぶん女の子やな♪
…どっちの店を継ぐん??笑
2014年08月02日
Posted by ブクログ
本多孝好氏のmoment,willに登場する神田と森野の周りにいた人物の視点から書いた5話のオムニバス。
momentとwillで登場してくる場面の話があったり、森野が中学時代に起こした事件が繋がっていたりと2つの小説で出てくる場面とリンクしているところも多くあり、思い出したり、繋がりを発見したりしながら読んでいました。
また時系列に進んでおり、2人の幼少気や学生時代、そして現在と二人に関わった人たちが深い関わりのあった人なかった人、またそれぞれの心の変化も感じられたことも印象に残りました。
本書のストーリーの中では「a circle」が結構好きでした。また「memory」も好きでした。
3つの作品を読んで、moment,willは心にくるものがありました。本書では心が暖かくなるストーリーが多かったように感じました。
Posted by ブクログ
森野と神田を他者を通してみる短編集。
森野が中学生の時に
教師を階段から突き落としたことの真実が明かされる。
そのことに、きっと理由があったはずだと、神田がとても
森野を心配する。
森野両親が高校生の時に亡くなる。
どうにかしてあげたいのに、森野が自分を必要としていないことに
苦しむけれど、神田が望むのはいつも森野の幸せ。
森野の心の幸せをいつも願う。
神田は大学をでてからも、仕事を辞めてフリーランスになって
アメリカに渡る、それもこれも、どれも、森野の心を幸せにするためで
いつも、いつも、森野のことを考える。
森野は、神田を大切にしたいし、いつもそばにいたいと願うけれど
そばにいればどこかに行ってほしいと思う。
この不器用な二人が、いつもいつも、互いの幸せを望むことが
時間の流れのなかで、きちんと確認できる。
『MOMENT』『WILLをつなぐとても意味のある一冊。
いつでも、どんな時でも、二人は相手の幸せを望む。
森野と神田の不器用だけど相手を思い続けることの強さと、
そこにある真実が嬉しい。
喚かない愛は美しく強い。
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小説・文芸
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