本多孝好のレビュー一覧

  • FINE DAYS
    2013.5.8
    短編集
    FINE DAYS ちょっと神がかった高校生のお話。普通かな。
    イエスタディズ 死が間近に迫った父親から昔の恋人を探してほしいと言われるお話。タイムスリップする。まぁまぁ。
    眠りにつくための暖かな場所 この中で一番好き。呪っちゃうお話?
    シェード 一番ベタなお話。だけど、心...続きを読む
  • FINE DAYS
    なんと、一回読んだ事をすっかり忘れてまた買ってしまったという本。
    自分が馬鹿だというのもあるけれど、それだけこの作者の本を読みたかったというのもある。

    実際、二回目だというのにすごく楽しめた。
    ちょっとした描写に日常を感じて、そこから感情移入できるんだろうな。書いてる事はものすごく非日常な話なんだ...続きを読む
  • MISSING
    話の設定というか流れは似ていて
    ”ああ、やっぱり・・・”と思ってしまった所はあるけれど、
    この人の文章というか表現というか物事の捉え方はとても好き。

    ”日本語とそれに対応する英語。
    ありえるはずのないものを勝ち誇ったように並べているところなど、
    たまらなく微笑ましい。”

    身近な人が実際にこう述べ...続きを読む
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―
    side-Aから年を経て、主人公は転職した。side-Aから2年後、「ゆかり」と結婚した男が主人公を訪ねてきた。
    本作はside-Aの続編であり、恋愛小説の形をとっているが、「一人の人間を決めるために必要な情報(個性)」を「双子の姉妹」を使って抽象化し、少し重いテーマを取り扱っているように感じました...続きを読む
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―
    広告代理店に勤める主人公は、大学生の頃から現在まで、事故で恋人を失ったり、自然に消滅する形で、いくつかの恋愛をてきた。
    そんな主人公の前に突然現れた「かすみ」と、彼女の双子の妹「ゆかり」、ゆかりの彼氏との人間関係がよく書かれている恋愛小説。
    一般的な恋愛小説とは違い、少しこった演出で書かれています。...続きを読む
  • ALONE TOGETHER
    人の心の奥底に眠る本音をさらけだすことはいいことなのか悪いことなのか。答えのでない問いを投げかける物語。
  • 正義のミカタ I’m a loser
    途中まで、本田さんにしては珍しくぴっかぴかの青春小説だな〜とほのぼの読んでいたが、やはり変調した。
    薄い膜1枚を挟んで、世界を向こう側に追いやってはいないだろうか。
    本当の意味で等身大に生きるってどういうことか、考えさせられる一冊。
  • ALONE TOGETHER
    確かにひとつの事実(?)に対していろいろな見方ができるけど、そこで社会的でない選択肢を選ぶと破滅するよね。

    あと、言葉って怖い。
    場合や相手によっては慎重に選ばないと、取り返しのつかないことになる。
  • ALONE TOGETHER
    『Story Seller』収録の作品を読んで、これも読んでみようと買いました。登場人物たちの切なさと居たたまれなさが伝わってきます。不安や恐怖を抱え、切実さをもって誰かとつながりたいと願う孤独な人々の姿が、眼前に浮き出してくるように感じます。主人公の秘められた闇にも、言いようのない切なさを感じまし...続きを読む
  • MISSING
    一番、心に残った作品は「蝉の証」でしたが、印象に残った作品は「瑠璃」でした。

    自分が今まで思っていた自分とは違う・・・。
    自分の中の変化に気づいてしまった女の子の話です。

    できれば、変わらない、穏やかな、見知った世界で生きていたい。そう思うけど、実際には、新しい友達ができたり、恋をしたり、大切な...続きを読む
  • ALONE TOGETHER
    何度目かの再読。
    愛とか希望とかを全く肯定していないのに、それでも前向きにさせてくれる、大好きな小説。
  • 正義のミカタ I’m a loser
    どん底のいじめられっ子だった主人公。
    やっとの思いで入学を果した大学で、「正義の味方研究会」なる部活に入る事に。
    正義の味方としてトントン拍子で活動する中、かすかに感じ始める違和感。
    最後に見出した結論は・・・

    面白い。
    表向きは少年漫画ばりのサクセスストーリーで爽快感を覚えるが、主人公の心境と共...続きを読む
  • 正義のミカタ I’m a loser
    最後に主人公がやっぱり…と思い悩んだ所が良かった。
    正義ってやっぱりそんなに単純じゃないから。

    それにしても、あの人があんなに変わるなんて。。。。ちょっと怖い。
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―
    ほっとするようなSide-Aのラストから一転、Side-Bの冒頭は、後ろから頭をガツンと殴られたような大きな衝撃から始まります。

    恋人を失うということと、「自分は誰なのか」という答えのない問いと少しずつ向き合っていく主人公は、乾いたアスファルトに雨がしみ込んでいくように、じわじわと少しずつ熱量を取...続きを読む
  • MOMENT
    MISSINGという著者の作品があるんですが、それとこのMOMENTを買い間違えました。Mという文字だけで判断するあたりさすがだ。

    病院で掃除のバイトをする大学生と末期患者の間で起こる中編物語。4編。

    物語にすっと入っていけて、1つの話が終わるとしーんと静まりかえる感じが心地よい。やはり音楽に似...続きを読む
  • dele
    シリアスなミステリー物かと思って読んだので、
    思っていたのと違う内容でしたが
    どのエピソードも心温まる内容だった。

    依頼を遂行しようとする圭司と
    データを消す前に残された家族や知人のため、本当に消してしまっても良いのかと止める祐太郎
    二人は一見対局の考えの持ち主同士かと思ったが、二人とも不器用でも...続きを読む
  • チェーン・ポイズン <新装版>
    ある意味で騙された!そういうことか!というどんでん返しはある。
    でもスッキリした騙され方ではなく、ん?どういうこと?じゃあこれまでの話はなんだったの?とページ読み返してやっと納得する感じ。
    自殺なんて考えたことないけど、死ぬ人、思い止まる人の境界はこんな感じなのかー、と。
  • at Home

    at Home という題名を見て誰を真っ先に浮かべたか。
    真っ先に浮かんだ人こそ家族だと思わせる小説。

    自宅という意味の題名だが
    この本を読んでいると自宅というものは
    それぞれなんだとより一層感じる。
    血の繋がりが無くても一緒に生活を営む場所。
    安らげる場所こそが自宅なのでは無いだろうか。

    ...続きを読む
  • MEMORY
    あらら、前に二作もあったとは。
    登場人物に、つかみどころが無くて当たり前か。

    ということで、前の二作で登場人物を知っている読者には、既知の物語の間を埋める物語としてハマるのかもしれないけれど…
    目の前の相手が、共通の知人の話としてどんどん話しているのに、こちらはその知人に心当たりがないんだけど…と...続きを読む
  • at Home
    色んな家族の形が描かれていた。

    家族に起こる問題も、想像できない事件が多く、ハラハラドキドキした。

    短編集で読みやすく、満足した。