本多孝好のレビュー一覧

  • 君の隣に

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    ネタバレ

    deleを読んだあとだったので、書店で見つけてすぐ購入しました。

    デリヘル嬢の失踪と、それにまつわる周囲の人間を一話ずつ繋いでいく作品。
    私刑ってありなんでしょうか。
    時間を止める、心を縛る、って、こういうことなんでしょうか。

    魔法とか、切ない、とか、帯にコメント書いてる方々もいらっしゃいますが、そんな淡いものじゃない気がしました。

    通勤中に読んだため、出勤してから少し仕事に集中できませんでした。苦笑

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    2018年10月13日
  • 君の隣に

    購入済み

    惚れちまったー

    最初は、女性が読むべきでないかなーと、思いましたが、読み進むにつれ、各所で話しが繋がってきて、作者の独特の真骨頂が出てきて、ワクワクして、後半は、早く読めました!どんな人か、見てみたいけど、夢見てるだけの方がいいかなーテレビドラマも見ましたが、毎週楽しみにしてました!

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    2018年10月08日
  • 君の隣に

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    一見繋がりの無い人達のお話かと思えば 一人の女性に繋がっていた。風俗店のオーナーが大学生だったり デリへル孃のお話かと思えば 小学生が出てきたり 登場人物のキャラが立ってて面白かった。

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    2018年10月06日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

    購入済み

    ロマンチストやー

    ラストは、アメリカ映画っポイ!ファジーな終わりかたで、はっきりしませんでしたが、作者さんが、どんな人なのか興味あります!違う作品も読んでみたいです!

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    2018年09月26日
  • at Home

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    普通じゃない家族の 家族の話

    表題作のat homeと最後の作品 共犯者たちは涙無くしては読めません。

    因みにat homeの家族は 母が結婚詐欺師 父が泥棒 息子がパスポートの偽造屋 引き篭もりの弟と家事担当の妹!
    普通じゃない家族に訪れる普通じゃない出来事

    本作は良い短編かと思います。でも再構成して長編化しても面白いかと思います。

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    2018年09月16日
  • at Home

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    4つの家族の短編小説。

    表題作は、父親が泥棒で母親が結婚詐欺師、偽造屋の自分と、引きこもりの弟、家事をこなし学校にも通う妹という家族構成。


    表題作から驚きでしたが、家族の数だけ形があるんだなぁと。
    戸籍とか血のつながりとかが家族のすべてじゃない。
    家族ってなんだろうって、改めて考えました。

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    2018年04月25日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

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    人とは違う、超人的な能力を持つ少年達が、政治家のもとで、政治家のために仕事をする。ときには、危険なミッションもある。政治家の娘が家出、しかも政治生命に関わる機密を持ち出した。確保に動く少年達の前にアゲハと名乗る超人が現れる。別ラインであると明かすことで、同じ超人的な能力を持つものであることがわかる。
    無事に娘を確保したが、アゲハは誰なのか、そしてなぜ命を狙ってくるのか、産み出された秘密とともに、次作に続いていく。

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    2018年02月10日
  • MEMORY

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    シリーズものなのに、前の作品からだいぶあけてから読んだので、人間関係とかキャラとか忘れてた。
    それでも独立した短編としてそれなりに楽しめました。
    でもシリーズに含めるというよりはスピンオフみたいな感じなのかな。

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    2017年12月02日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    ネタバレ


    変わってるね。

    恥じらいがないだけですよ。
    恥じらいがないから周りに合わせようとしない。
    だから変な部分が変なまま残ってこんな大人になってしまった。
    それにも恥じらいがないから、おめおめとこんな面を世間様にさらしている。

    仮に来てくれたところで、友人はすでに僕の知っている友人ではなき。

    その提案に乗りかけ、自分に対してそんなにも優しさを示す人間がこの世界にいることが不思議になった。

    私にはわかる。あなたは水穂さんを愛していたのよ。
    僕はその衝動に負けた。一度許して仕舞えば、涙は止まることなく溢れ続けた。水穂が死んでら今、僕は初めて水穂の恋人だった僕自身のために泣いていた。
    自分自身を

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    2017年11月10日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    尾崎さんは屈託のない人だった。
    30過ぎまで生きているのだからきれいごとだけでやって来られるわけはない。けれど、それが影にならない。曲がったものも、湿ったものも、塩辛いものも、その都度、きちんと飲み込んで消化して来たのだろう。

    愛想のない即物的な人物説明に僕は茶々を入れた
    目が二つで鼻が一つ?

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    2017年11月10日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2

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    面白かった。
    ただ、アゲハ、カラス、碧、学、モモ、ヒデ等々愛称的な表現が多くて頭にはいりにくかった。この人の能力は??
    この人はどんな人?前に戻りながらも少し読み飛ばして読んでしまいました。
    ただ、それぞれの人物が魅力的にかかれているので戦闘のシーンは緊張感があったし読み応えがありました。次も期待大です。

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    2017年08月23日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

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    面白かった。それぞれの人物描写がよく、すぐに引き込まれ一気読みでした。昴のたんたんと語る口調がここちよかったですね。本多さんのハッと気づかせる語り口すきですね。act2も期待大です。

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    2017年04月12日
  • WILL

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    ネタバレ

    前作で登場した神田の幼馴染、葬儀屋の森野が葬儀をした人物の満たされない思いを解決するために奔走する話の筋。題名の「WILL」には確か意志、未来という意味があるが、亡くなった人の想い出と訣別するという意味で感動した。「MOMENT」から読んでいくと森野が神田に抱いている気持ちもすごく理解できるなと思った。(というか「MOMENT」の森野と「WILL」の森野の心理描写があまりにも違い過ぎる。主役と登場人物の一人の役割という点の違いかもしれないが)。次のMEMORYも読んでいきたいと思う。

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    2017年03月20日
  • at Home

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    短編集。
    「共犯者たち」感想
    愛されて育った子供は愛することを知っている。
    ニュースで虐待事件が取りあげられると言われる決まり文句だ。
    子供は親を選べないし、子供の力では自分を守ることもできない。
    虐待の心理って理解できない。
    圧倒的に非力なものに対して、どうしてああも残酷になれるものなのか。
    親の愛。愛のカタチ。隠された真実。
    人は誰も、知らないところで誰かに守られながら生きているのかもしれない。
    親子愛がテーマなんだろうか。
    あたたかくて切なくて、だけど最後にはやっぱり人を信じたくなる。

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    2017年02月24日
  • at Home

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    映画アットホームの原作ということで読んだ。長編かと思いきや、家族をテーマにした4編の短編集でした。なので展開が早くて、感情移入が少しついていけなかったかな( ´△`)アットホームは心理描写をもっと入れて長編にしてほしい気分です。けれどストーリーは面白いです。自分としては物語を傍観しているように感じる小説が苦手で、どちらかというとアットホームは傍観小説に感じてしまった。これはまったくの好みなのですが、映画にし易い小説ってなんか苦手なんです。これは本当に自分のわがまま。でもストーリーは面白い(´∀`*)

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    2017年01月17日
  • at Home

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    家族がテーマの中編集。
    ただ、家族と言っても一般的に思い浮かべるようなものではなく、擬似家族、再婚相手の子供、偽装結婚、幼い頃に家を出た父親と、一癖も二癖もある形態。
    なのに一般的な家族を遥かに上回る絆の描き方が見事でした。

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    2016年10月27日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    秀逸なタイトルです。

    前半は痛快な勧善懲悪もの、後半は一転して問いかけのような内容です。ですが、この不安定さが現在学生の私によく合っていました。良作だと思います。

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    2016年10月25日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    1日で一気読み。本書のような青臭くもあり、照れくさく恥ずかしくもある青春を描いた物語が人生には折々に必要。結末は予想外だが、それもまたよし。ちなみに偏差値の高い大学を卒業したから、会社での出世を約束されるているというのは迷信だと思う。自分がまさにその立場(笑)。

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    2016年09月18日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    最後はなんか尻切れトンボみたいな終わり方で、ちょっと消化不良だけど、それを除けばそこそこ面白い。

    いじめられっ子だった主人公がどう変わっていくのか、でも、結局はあまり変われなかった、ということなんだろう。

    少し、モヤモヤが残る。

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    2016年09月01日
  • at Home

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    at home、日曜日のやどかり、リバイバル、共犯者たち、の4作が纏まった本。どの作品もテーマは「家族」
    at home: 血縁関係のない家族が、それぞれ違法な「仕事」をしながら生計を立てている中で事件が起こる物語。
    日曜日のヤドカリ: この作品も血縁関係のない父娘の物語。
    リバイバル: 闇金から借金をして、返済をすることに自分の生を感じる初老の男が、ブラジル人と偽装結婚させられてしまう。
    共犯者たち: 妹夫婦に問題があって、息子を虐待している父親の元、主人公がその子を取り返しに行く話。

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    2016年08月07日