本多孝好のレビュー一覧

  • dele2

    Posted by ブクログ

    祐太郎の妹・鈴ちゃんが何故死んだのか──『チェイシング・シャドウズ』

    ドラマ版も最終話は鈴ちゃんの死に関する話だった。
    けれど、本作はドラマ版とは異なる展開とラストになっている。個人的にはドラマ版の終わり方が好きだったなあ……でも、本作もアリ。というか、本作の展開の方がリアルだと思った。

    「コンビ復活で続編希望!」な人もいるようだが、私は“この”切ない幕引きがベストだと感じた。無期限の約束というのが、依頼者の『死』という期限付きの仕事をしていたケイ達らしいな、と。
    (そう思ったのに、翌年、続編が発売される事を当時の私は知らない)

    0
    2019年09月17日
  • dele2

    Posted by ブクログ

    メインの話(祐太郎の妹の話)も良かったけど「アンチェインド・メロデイ」も「ファントム・ガールズ」も両方とも面白かった。ミステリとしても面白いけど、人間関係のもどかしさや切なさがとても突き刺さる内容で、読後は寂寥感ありつつも爽やかさのような。

    0
    2019年09月15日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    面白かった。でも仲間は増えなくてよかったなぁ。
    バディものの良さが半減してしまった感がある。
    もしドラマ続編があるなら、ナナミちゃんはゲスト程度であってほしい。

    0
    2019年08月31日
  • dele2

    Posted by ブクログ

    ドラマ化原作の連作ミステリ第2弾。
    今作では主人公二人が出会うべくして出会った理由も描かれています。ちょっと深くて、重い・・・
    そして今後の展開は??ってトコで終わってます・・・が、3作目もあるので、続き読みます!(^_^;)

    0
    2019年08月28日
  • at Home

    Posted by ブクログ

    いろんな家庭のお話。

    世間体だけではわからないことはたくさんある。

    その人の内面をちゃんと知ってる人に
    分かってもらえれば
    それでいいのかな
    って思わせてくれた。

    0
    2019年08月26日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    2巻ラストでの喪失感と寂しさからのこの3巻。
    再会がほんとに嬉しくて、そうそうこの感じ!!
    とやりとりが微笑ましかったです。

    ナナミちゃんが大活躍。
    前向きなラストに安心した。

    それにしても夏目のシルエットが気になる……
    ドラマから入ったので、主人公2人のイメージは確実に俳優さんなのだけども。
    この続編ドラマ化は展開が違うから難しいのかな??
    1・2巻でやってないストーリーやりつつ実写して欲しい気もするような、別に小説だけでも十分なような。

    0
    2019年08月24日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    2で終わりだと思ってたので(ドラマ化したし)、書店で見かけてびっくり。
    今回もおもしろかった!
    リターン・ジャーニーを読んでるあいだは、敵がでかいだけに、この話をずっと引っ張ったらイヤだなあと思っていたが、二人の関係とともに話も戻って良かった。

    0
    2019年08月19日
  • dele3

    Posted by ブクログ

    完結したと思ってたら、3が出てて思わず購入しました!

    「リターン・ジャーニー」
    「スタンド・アローン」
    やっぱり本多さんの本はおもしろくて、
    とても切ない。

    そして、これはまだ続くような気配…。

    死んだあとにデータを消すって仕事は、
    本当にありそうだし、
    PCやスマホから実際の人に繋がっていき、
    人一人の人生を垣間見るってすごいこと。

    0
    2019年08月13日
  • dele2

    Posted by ブクログ

    今回は前作でさりげなーく出てきていた妹の鈴の話が主軸。ケイが少し前作よりも違うなーと思ってたら……まさかの展開で最後呆然、突然すぎる。夏目の存在も気になるところだけれど、この2人がまた出会うことはないだろうなあ。

     恵まれなかった弟の話も、ネット上でしか生きられない少女たちの一瞬の輝いた話も、チクリとくるものがあった。特に後者は分かってはいたけど、いたけど苦しいなあ……。

    0
    2019年08月04日
  • Good old boys

    Posted by ブクログ

    スポーツは勝たないと楽しくないと思ってたけど、
    勝ちを目指さずに、みんなの時間と居場所になるチームも
    いいなと思える作品だった。

    けど、やっぱり勝ちを目指して
    努力して成長して勝てると嬉しい。

    8つの章は、それぞれお父さん目線で、
    時系列順に語られている。

    それぞれの家族にそれぞれの問題があるけど、
    どの家族も夫婦の絆や親子の絆があって救いがあった。

    語り手は変わるが、
    物語が時系列になってるので、
    とても読みやすかった。

    個人的にはユウマの章が一番好きだった。

    以上

    0
    2019年08月01日
  • WILL

    Posted by ブクログ

    ・「悲しみって名前をつけたところで、そんなものは所詮、形のないものの名前です。人の胸の中には名前でくくれないものが色々あって、だからその表れ方にも色々あって、泣き叫びたいならそうすればいいですし、そうできないのなら無理にそうすることもないです」


    ・「喜びも悲しみも存分に味わってこその俗。その裏返しの辛さも悲しみも受け止めてこその俗。ならば迷える魂もさ迷える幽霊もあるがままに引き受ければいい。それが俗世というものです。無理に眠らせるものでもないですよ」

    0
    2019年07月23日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いい読後感。
    どれだけ強く想っていた人と離れたとしても、また人は人を愛せるし、愛した人も愛した自分も忘れずに生きていけるのかな。

    0
    2019年07月13日
  • dele2

    Posted by ブクログ

    ドラマとは設定も終わり方も微妙に違うんですよね。
    先にドラマを見てしまったからか、設定も終わり方もドラマの方がよかったなぁ。

    ドラマの原作本ではあるけれど、ドラマはこの中にあるお話をもとに描かれたものではなくて、映像化するならこう、小説として読ませるならこう、という作者の書き分けがうまくできてるな、と。
    タマさんや妹の友達がでてくるぶん、小説は主人公に寄ったストーリーになっているので、読み物としてはよかったです。

    ただ、何回も言ってアレなんですが、ドラマ版が良すぎたので評価は☆4で。

    0
    2019年07月10日
  • dele2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1と2の感想。

    知ることが救いになるのか、呪いになるのか、何も変わらないのか。祐太郎は、遺されたひとのために知りたいと願う。それに対して、圭司は、クライアントの遺志を尊重するべきだと考える。
    どちらかというと、圭司に賛成かな、と思って読んでいた。何を伝えるか、伝えないか、勝手に仕分けするべきじゃない。でも祐太郎は、そのひとに寄り添って、情報をどう扱うかをバランスよく判断できる、そういう感覚をもともと持っている人なんだと思う。
    圭司が、未来のためにdeleを利用した母親の件から、少し変わっていく。これ、子どもと圭司のやりとりもすごくよかったなー

    そうしてクライアントと遺された人にとっての最善

    0
    2019年07月06日
  • Good old boys

    Posted by ブクログ

    弱小少年サッカーチームの親子の物語。それぞれの家庭の親子関係がオムニバで描かれている。それぞれの父親が抱える悩みや気持ちなどは,子どもには見えないかもしれないけれど,子どもの姿に父親が励まされることもある。少し切ないけれど心温まるお話ばかりだった。

    0
    2019年06月26日
  • at Home

    Posted by ブクログ

    複雑な家庭環境でどうなるのかと思う話ばかりでしたが、どれも愛情を感じる感動作でした。中身の濃い短編集だったなって感じで得した気分です。凄く良かったです。

    0
    2019年06月24日
  • 君の隣に

    Posted by ブクログ

    デリヘルをブタイニして、
    経営者、スタッフ、客を踏まえて失踪したオーナーを取り巻く話。
    短編集形式で各章で主役が変わるが、最後で結ばれていい感じでした。

    0
    2019年05月03日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

    Posted by ブクログ

    本当は、ぼちぼちですかね。好きな作家なのでよかったですが、そうでなければ、と思ってしまう展開でしたね。結局、最後の展開もなんとなくありがちで。でも、昴は好きでしたね。個人的にはひいき目をいれて、よかったです。

    0
    2019年04月14日
  • at Home

    Posted by ブクログ

    4話からなる家族のお話短編集。
    色んな家族の形がある。血の繋がりがない、離婚した相手、数年会っていない等設定は様々だけど家族って素敵と思えるお話ばかりだった。

    0
    2019年03月20日
  • WILL

    Posted by ブクログ

    逃げない船員は、きっと泳ぎが達者なやつですから
    これほどの仲間を持てることは、人生にとっての1番の幸せなのかもしれない。沈むまであなたとともに。

    0
    2018年11月25日