本多孝好のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
sideAとsideB両方読んでの感想。
正直いまいちピンとこなかった。
主人公は仕事はできるけど、人としての心がいまいち無いような冷めた性格。それは過去の恋人の死が関係しているのか?
重要なキャラクターとしての双子。どんなに似ているとしてもどちらか分からないってことがあるか?最後の最後までしっくりこない。
sideA,sideBとしているが特に別の角度から物語の側面を描いている訳でもないので、単純に上・下巻か前編・後編としても良かったのでは。
登場人物の心の内面を深く分析すれば、最後の選択も分かるのかも知れないが、一回読んだだけだとよく分からん。
仕事部分の取り組み方については何とな -
Posted by ブクログ
ネタバレ大学生の小さな世界のハナシだけど、その時間は社会のオトナの時間。
その中にいる当人にとっては重要な時間。
「正義」を守り監視して取締る部、というのは
何とも現実味はないが
いじめられっ子の亮太が、そこから抜け出して
活き活き過ごし始める。でも、そこで本当の自分に気付いてしまう…
自分は自分として、それこそ
身の丈を知りつつ、生きていくってことだろうか…
しかし、正研の人々は強すぎ笑
キーマンの間先輩は、かなりやばい奴だが
彼の発した
「親の年収が、わかってしまってるっていうのは
もう、そこで貧乏なんだよ」
なんか、闇深くココロに残った。 -
購入済み
淡々とした語り口はいいが
短編集であり各短編間の関連性はない。
一応ジャンルからいうとミステリーになるのだが、謎はそんなに深くない。
淡々とした語り口はいいがストーリーはすっきりしないものが多い。
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購入済み
少し重苦しい気持ちに
少し重苦しい気持ちになる内容の話が多い短編集。
それでも著者の語り口が落ち着いているので作品としてはまずまずの出来だと思う。
ただ私には合わなかった。