本多孝好のレビュー一覧

  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    ある男が愛を取り戻すまでの物語
    ...のようでいてそれだけでないような
    Side-B読んだら色々わかるのかな

    主人公の名前がずっと出てこないのが気になった

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    2014年11月17日
  • FINE DAYS

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    屋久島からの帰りのフェリーで一気に読み切った一冊。たぶんにかいめ。社会的に低い地位のひとたち(差別したいわけではないけれど)とか自分に馴染みのないひとたちのことがいろいろ書いてあって、少し戸惑ったけれど、いろんな感情の欠片が散りばめられていた。

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    2014年11月15日
  • 魔術師の視線

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    きわめて評価の難しい一冊です。著者が本多でなければ星4つは間違いのないところだと思うのですが、「これ、本多が書かないといけないお話なの?」という違和感が最後までぬぐえませんでした。著者の持ち味がまったく活かされていないように思えます。

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    2014年10月30日
  • 魔術師の視線

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    面白いけど内容と構成が難しくて理解し難い感じ。軽い気持ちではなく、どっしりと構えて読書したい人にオススメ。

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    2014年10月29日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    酷いいじめられっ子だった主人公亮太が、大学で「正義の味方研究会」に入部し、正義のために大学で起こることに立ち向かう話だけど、後半はその「正義」がテーマになってくる。正義の尺度は人によってそれぞれ違い、亮太は悩んだ結果自分の正義を見出す。人それぞれ正義の定義が違い、それぞれが自分の中にある正義のために戦う。世界各地で起こっている戦争もどちらが正義かと、善悪はつけられないのが難しい話である。まあ、内容は重いけど全体的に青春をエンジョイした話なので、もうちょっと若い時に読んでおけばよかったか。

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    2014年10月28日
  • 魔術師の視線

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    痛々しい感じのする小説。
    「目」「視線」というのは棘のような感覚があるし、登場する、特に女性たちが、みななんだか、リアルな女性より、皮膚が薄い印象で、全員が全員、傷ついている。そしてお互いの視線にまた傷ついている。

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    2014年10月28日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    死をテーマにしてない本多さんの作品を初めて読む。

    勧善懲悪的なストーリーかと思ったら違った。
    だったら、反射神経が良いとか虐められたとかの設定じゃなく
    何の取り柄もない平凡な学生って設定でも良いでしょ。

    正義の定義についてや倫理観、道徳観が
    一つじゃないって事で主人公が悩むのは理解できるけど
    なんか最後までひねくれてるなと感じて終了。

    後半は特に尻つぼみ。。。辞める際の戦いとか
    更に部長の変貌とかで一気にさめた。

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    2014年10月25日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    「スカ大」こと飛鳥大学に入学した蓮見亮太。
    いじめられっ子だった亮太は素晴らしいキャンパスライフを夢みていた。 
    そんな彼が正義の味方研究部にスカウトされ、思いもしなかった充実した毎日がスタート。そんな日々がずっと続くはずだったのに…

    なんだろう、この感じ…
    読み始めはとても面白かったのだけど、どんどん失速していく感じ。
    正義って何だ~!

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    2014年10月24日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    いじめられっ子が大学で正義の味方研究部にはいっての話し。

    正義は人によって価値観が違う。正義ってなんだろう。と考えさせられました。正義って難しいな。ただ、悪に対して力を振りかざすだけじゃないんだなぁ。

    少し読後モヤモヤした気持ちになった。

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    2014年09月08日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    いじめられっこの視点で進む。
    暗いかと思いきや、タイトルから感じる明るさのとおり
    どことなくあっけらかんとしながら進む。

    ただ、人との関係性というのは双方の意識が変わらないと
    変化していかないということを冷静に見せていく点は冷酷なほど。

    正義のミカタって何だろうね。

    どこか傲慢で独善的な響きがあるけれど、自分のなかの正義から
    目を背けてはいけないんだろうね。

    意外な展開といえば意外な展開。

    ありがちなストーリーで終わらせていないところに好感。

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    2014年08月19日
  • MISSING

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    以前読んだ色んな作者の短編が入った短編集で見かけて以来
    気になっていたので読んでみました。
    嫁が学生時代に買ったらしく家にあったので。

    このミステリーがすごい!の10位になって注目された
    ということですが、作品から特にミステリーっぽさを感じませんでした。

    一つ一つの物語はあまり救いのあるものではなく結構暗いものなのですが
    何か作品に惹き込まれてついつい先が気になってしまう
    そんな作品たちでした。

    全般的に主人公の男が悟った風な感じというか
    村上春樹の小説に出てきそうな感じというかそんな感じだったので
    村上春樹好きの私には楽しめたというところでしょうか。

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    2014年06月30日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    いじめられっ子の男の子が大学生になって、正義の味方研究部という部活に入る。何が正しいかとか、難しい。
    2014/5/19

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    2014年05月19日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    同僚からいただいて読むことにした一冊。
    自分では選ばないタイプの本なので、最初から最後まで新鮮でした。
    それでも飽きることなく読めました。
    自分の経験したことしか、最後はわからないのだと思うと、避けられない艱難辛苦も自分の周りに生きる人のためになるのかもしれないと思いました。

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    2014年04月26日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    ネタバレ

    何故かこちらだけ読んだことがある気がした。
    ---
    かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside-Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。

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    2014年03月06日
  • FINE DAYS

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    表紙と帯に惹かれて購入。
    もっと青春の甘酸っぱい感じを予想してたのに、読んでみるとなんだか不思議なお話。
    ランプシェードがお気に入り。
    でもまだ全てを読み切れてない気がする。何年かしてから、読み直してみようと思う。

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    2014年02月24日
  • ALONE TOGETHER

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    波長とかシンクロして相手の心の底を知ったとしても、その後に、何を思うか、どういった対応をするか、何を言うかは、経験や知識によっても変わってくるだろう。
    色々考えさせられたかな!?

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    2014年02月13日
  • ALONE TOGETHER

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    こっちは本多さんの長編小説。
    本多ワールド炸裂で、軽妙な語り口ながらもやはり重いテーマの物語。

    なぜか本多さんの物語は、主人公が変な依頼を受けて、それを解決するような物語が多い(笑)
    そして、その中で、さまざまな人間ドラマと真実を暴いてしまうそんな切ない話が多いのでは?と思います。

    本作品では、他人の波長にシンクロしてしまう能力を持っている主人公の物語。
    大学教授に依頼され、ある女の子を守るように依頼されます。その流れの中で出会うさまざまな人との交流、そして、その能力がゆえに相手の真実、秘密を暴露してしまい、相手を傷つけてしまう。人と人はどこまで分かり合えるのか?それがテーマの物語です。

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    2014年02月08日
  • MISSING

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    本多さんのデビュー短編集。
    余韻が残る短編集でした。
    作品は全部で5つ。

    眠りの海
    祈灯
    蝉の証
    瑠璃
    彼の住む場所

    いずれも、本多さんの作品らしく、軽妙な語り口ながらも「死」を題材とした作品となっています。
    <眠りの海>
    海で自殺しようとした男が語る恋人との回想の物語
    <祈灯>
    妹の交通事故のショックから妹に成りすましている姉の物語
    <蝉の証>
    老人の最後の願いで、ある女子高生を探す物語
    <瑠璃>
    過去の自分と変わってしまった自分に気がついてしまう女の子の物語
    <彼の住む場所>
    自分の影響で周りの人が死んでしまう男の影の物語

    いずれの作品も切ない物語となっていますが、
    祈灯
    で明かされ

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    2014年02月08日
  • 正義のミカタ I’m a loser

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    2014-3
    正義とは何?それを考えさせられる。
    んだろうけど、後味がすっきりしない。
    中途半端な終わり方。

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    2014年01月07日
  • MISSING

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    いちばんインパクトがあったのは「瑠璃」、いちばん好きなのは「蝉の証」。『エバンス』の女の子が素敵。
    すべての話で誰かが死んでいるけれど、語り口が軽いせいか重苦しさはそこまで感じなかった。芝居がかった台詞回しにはなかなか慣れなかったけれど。

    「彼の棲む場所」だけ他のものとはだいぶ違って、喪失感よりもぞわぞわする恐怖感の方が強いけれど、どうしてこの一冊の中にまとめられているんだろう?それだけ少し疑問です。

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    2013年11月18日