本多孝好のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭の事件から
あー、こういう流れかー
ってちょっとがっかりしたのは事実
そしてラストはしっくりこなかった
ただ主人公が、水穂を、かすみを想うところは
なんかよかったです
主題にもなってる真夜中の五分前の意味が
よく噛み切れなかったのが残念
読解力が足りないのかもしれない
ずれた時間はずれた時間のままなのかな
かすみのおかげで、ずれた時間がもとにもどるっていう
ことではなかったようですが
真夜中の五分間=皆が一歩先に次の日を迎えているときに、ほんのすこし立ち止まって過去を振り返りそれに浸る時間?
時間の積み重ね、という言葉も結構出てきたので
それを積み重ねて未来へ進んでいくという趣旨だ -
Posted by ブクログ
以前読んだ色んな作者の短編が入った短編集で見かけて以来
気になっていたので読んでみました。
嫁が学生時代に買ったらしく家にあったので。
このミステリーがすごい!の10位になって注目された
ということですが、作品から特にミステリーっぽさを感じませんでした。
一つ一つの物語はあまり救いのあるものではなく結構暗いものなのですが
何か作品に惹き込まれてついつい先が気になってしまう
そんな作品たちでした。
全般的に主人公の男が悟った風な感じというか
村上春樹の小説に出てきそうな感じというかそんな感じだったので
村上春樹好きの私には楽しめたというところでしょうか。 -
Posted by ブクログ
こっちは本多さんの長編小説。
本多ワールド炸裂で、軽妙な語り口ながらもやはり重いテーマの物語。
なぜか本多さんの物語は、主人公が変な依頼を受けて、それを解決するような物語が多い(笑)
そして、その中で、さまざまな人間ドラマと真実を暴いてしまうそんな切ない話が多いのでは?と思います。
本作品では、他人の波長にシンクロしてしまう能力を持っている主人公の物語。
大学教授に依頼され、ある女の子を守るように依頼されます。その流れの中で出会うさまざまな人との交流、そして、その能力がゆえに相手の真実、秘密を暴露してしまい、相手を傷つけてしまう。人と人はどこまで分かり合えるのか?それがテーマの物語です。