本多孝好のレビュー一覧

  • 魔術師の視線

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    久しぶりの本多孝好。
    ビデオジャーナリストの薫と
    超能力少女と騒がれた礼を中心に進んでいく。
    心理の盲点を描き抜く驚愕のサスペンス。

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    2015年06月12日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

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    3ヶ月連続発売は、そして収束の第3巻へ入る。
    いつの間にやら、アゲハ→渡瀬←昴たちの構図に変わり、思いがけない亘の状況が輪をかける。
    周到を重ねた暗殺者の挿話に対するなんでもっと簡単に殺っちゃわないのという小さな疑問も、渡瀬の構想の突拍子の無さの前にはどうでも良くなるが、その辺りの話の膨らませ方には策を弄し過ぎの感。
    どのように収束させるのか、終章、富士の裾野で展開するバトルは些か呆気なし。
    “化け物”同士に一風変わった連帯感が出来ちゃって、最後は何だか物悲しいお話になっちゃったねぇ。

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    2015年06月06日
  • 魔術師の視線

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    久しぶりの本多孝好。最初のほうはなかなか物事は進まないからページも進まなかったけれど、段々核心に近づいていくにつれて一気読み。この先果たしてどうなるのか。いつ爆発するかわからない時限爆弾を抱えていかなければならないのか。

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    2015年05月14日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2

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    GW、実家へ帰る新幹線の中で読み進む。
    今回もまた四つ巴。確かに三冊のお話しの二冊目っていうのは盛りあがり的には難しいところで、昴たちvsアゲハだけでは話になり難いのも分かるけど、もはやそこらのチンピラは元より自衛隊上りでも相手にならないのは目に見えているところ、無理やりお話を作っている感も…。
    一冊目で語られなかった昴の能力が明らかにされる一方、アゲハのリーダー・学の思惑がまだ見えなかったりで、取り敢えず三冊目に興味は繋いだ。

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    2015年05月04日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

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    続き物。

    現代SFファンタジー、ダークヒーロー系でしょうか。
    特化した運動能力や記憶能力などの異能を持つチームが、ある政治家の元で飼われて裏の仕事で働いている。
    色々な人との思惑と謎。

    一巻なのでまだ謎ばかりで消化不良気味です。
    主人公の昴が、陰があって、頭が良くて、チート属性で…とこれでもかと夢を詰め込んだような青年で凄い。
    訳のわからないうちに一巻は終わりましたが、続刊以降、展開に乗れれば面白いのかな?
    一巻だけでは微妙だけれども面白くなくもないような、保留案件です。

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    2015年04月07日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

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    新聞広告で見たこの本、普通なら手を出すかどうかなんだけど、本多孝好がこういうのを書くんだ…ということで手を伸ばしてみた。
    人間離れした運動能力、聴覚、視覚記憶力を持つ3人にそれを束ねる青年の4人が、政治家が持つ闇の仕事を請け負う。
    家出した大物政治家の娘を追って、四つ巴のチェイス&バトルが繰り広げられる中で、少しずつ明かされる登場人物たちの正体と物語の枠組み。
    取りあえず触りを小出しにして興味を後に繋げた感じだけれど、まあ、なかなかの滑り出し。
    速過ぎて見えない隆二と壮の対決を文章で表すのは大変ね。映画ではどうなるかな?

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    2015年04月04日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    何だかぼややんとしたお話だな。双子ってすごいな!!物語を通して印象に残ったのはとにかくそこだな。面白くないわけではないけど、、、好きなお話ではないかなー。ってか、なぜ実写映画では舞台が中国になったんだ?

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    2015年03月02日
  • 魔術師の視線

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    ビデオジャーナリストとして映像の世界に生きる薫の前に現れた少女。彼女はかつて超能力少女としてテレビをにぎわせ、そして薫の映像によってまた違う意味でテレビを騒がせていた。その出会いから連なる、不審者の影、頻発する事件…。
    展開の読めない物語は、どこか背中をぞわぞわさせるうすら寒さを覚えつつも事件とその謎に興味を惹かれてすらすらと読まされます。そうして迎える終結には、底の知れない沼を覗きこむような空恐ろしさが待っていました。なんて後味悪く、薄気味悪く、そして茫然とさせられるほど彼女はどこまでも孤独なのだと思い知らされたことか。鈍い痛みがいつまでも続くような後味が残りました。
    薫や少女のそれぞれの来

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    2015年02月27日
  • 魔術師の視線

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    題材は面白く、物語の流れもよどみなく面白いのだけど、何故か印象が薄い。狂言回しを楠瀬薫にさせるにせよ、諏訪礼の心情がもっと物語の中心にあっても良かったように思う。

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    2015年02月24日
  • 魔術師の視線

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    10年ぶりぐらいに、本多さんの本を読んだ。記憶より硬い文章だった。
    日本のメディアの問題点(スポンサーに優しいニュース)が上手に盛り込まれていて、一気読み。
    中東に取材に行く人の話が出てきて、心が痛んだ。
    ラストがとても恐ろしい。でも、納得できないなぁ。

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    2015年02月06日
  • 魔術師の視線

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    ビデオジャーナリストの薫と、かつて超能力少女と騒がれた礼。ストーカー、不審死、色々な事柄が絡み合って、予想外の展開に。。
    想像もしない方向へ話が進んでいき、どんどん先が気になる展開だっただけに、真実はちょっと消化不良気味だった。
    これからを考えると怖い。。二人の間に漂う微妙な緊張感が刺さる。

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    2015年02月05日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    とある青年の恋物語.この手の話に疎い僕にはラブストーリというよりお洒落な大人のファンタジーという感じ.さて,続巻では驚愕のエンディングらしいので早く読もうっと.
    以下あらすじ(巻末より)
    少し遅れた時計を好んで使った恋人が、六年前に死んだ。いま、小さな広告代理店に勤める僕の時間は、あの日からずっと五分ズレたままだ。そんな僕の前に突然現れた、一卵性双生児のかすみ。彼女が秘密の恋を打ち明けたとき、現実は思いもよらぬ世界へ僕を押しやった。洒落た語りも魅力的な、side‐Aから始まる新感覚の恋愛小説。偶然の出会いが運命の環を廻し、愛の奇蹟を奏で出す。

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    2015年01月18日
  • 魔術師の視線

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    ビデオジャーナリスト・薫の前に現れたのは、かつてマスコミのバッシングにあった超能力少女、諏訪礼だった。

    話が転じる所までの展開が冗長だった。最後まで読んでの感想は「怖~」。
    薫の精神、並大抵じゃないなぁ

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    2015年01月12日
  • 魔術師の視線

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    ★★★☆☆
    タネもしかけもありません?
    【内容】
    ビデオジャーナリスト楠瀬薫の前に突然現れた少女。それはかつて〝超能力少女〞として世間を騒がせた諏訪礼だった。

    【感想】
    完全に尻すぼみだ。なんか終盤は無理やり畳んだ感が半端無い。
    結局のところ、ちょっとしたSFなので仕方ないけど、読後感は納得がいかない。

    【引用】
    幸福は不幸を代償として訪れるのではない。幸福は幸福で連鎖し、不幸は不幸で連鎖するのだ。

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    2014年12月29日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    side-Aから続くストーリー。
    主人公は変わらず、人間味の薄い、クールな男性。
    しかし、付き合っていた女性を亡くした経験を通し、自分の中に変化が起きる。

    side-Aでは白黒だった物語が色づいてくる。

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    2014年12月11日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    情熱的でない、クールな主人公(男性)。
    彼目線で淡々と進んでいくストーリーは白黒写真のように色みがない。
    side-Bではそれが一気に色づくので、2冊読むべき。

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    2014年12月11日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    物語が動き出した途端から面白くて一気に読めました。
    愛とはなんだろう、と言う人間にとって永遠のテーマだと思います。

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    2014年12月08日
  • 魔術師の視線

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    本多さんの最新作ということで、迷わず飛び付きました。

    どう転ぶかわからない、ぐんぐん読めちゃう展開。
    なんだけど、最後のオチがそれなの?っていう…引っ張っておいてそこかぁ、って感じで、読後はちょっと消化不良でした^^;

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    2014年12月01日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    Bサイドを読みはじめていきなりの展開に驚いた。
    このストーリーはハッピーエンドで終わってほしかったと思う。

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    2014年11月22日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    ネタバレ

    冒頭の事件から
    あー、こういう流れかー
    ってちょっとがっかりしたのは事実

    そしてラストはしっくりこなかった

    ただ主人公が、水穂を、かすみを想うところは
    なんかよかったです


    主題にもなってる真夜中の五分前の意味が
    よく噛み切れなかったのが残念
    読解力が足りないのかもしれない
    ずれた時間はずれた時間のままなのかな
    かすみのおかげで、ずれた時間がもとにもどるっていう
    ことではなかったようですが
    真夜中の五分間=皆が一歩先に次の日を迎えているときに、ほんのすこし立ち止まって過去を振り返りそれに浸る時間?
    時間の積み重ね、という言葉も結構出てきたので
    それを積み重ねて未来へ進んでいくという趣旨だ

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    2014年11月18日