本多孝好のレビュー一覧

  • WILL

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    高校3年生の時に両親を事故でなくし、家業の葬儀屋をついだ主人公。

    同級生から持ち込まれた相談、葬儀のやり直しを要求してくる女、老女のもとを訪れる少年。そして彼女の周りにいた人たちの思い。

    あたたかくなるような短編連作。
    タイトルの意味もラストで判明します。

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    2016年02月02日
  • 魔術師の視線

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    気持ち悪くなる話しだった
    でもそこが本多さんらしいかな
    正義のミカタのあたりの気持ち悪さ
    綺麗事ばかりじゃなくてたまには気持ち悪いのも読みたいよ
    綺麗事はどんな作家も似たようなものになるけど気持ち悪いのや汚いのには個性が出る

    本多さんの個性は嫌いじゃない

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    2016年01月19日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    side-Aで真実の愛を得たかと思われたが
    またしても恋人の突然の死

    死んだのは彼女か
    それとも双子の妹なのか

    うーん、なんとなくしっくりこない
    ふたごの旅先での行動も唐突すぎるし
    なんとなくもやもやーっとしたまま終わる

    これ、2冊に分ける必要あったのかなあ

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    2016年01月04日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    6年前に恋人を喪ったことで、中身がからっぽになってしまった男性と、
    あまりにそっくりな一卵性双生児の片割れの存在により
    自分自身を見失ってしまった女性が出会った

    しゃれた文体で語られる
    軽い恋物語

    これがsideBでどう化けるのか
    ちょっとっ怖いような・・・

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    2016年01月03日
  • 魔術師の視線

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    小説新潮で連載されていて断片的にしか読んでなかったので単行本の方も読みました。つまらなくはなかったけど、登場人物の設定がちょっと腑に落ちなかったです。

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    2015年12月12日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2

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    ネタバレ

    特殊能力系の話は好きなので、期待して読みました。
    元々人の名前を覚えれないので、誰がなんの能力なのか、最後ごちゃごちゃになりましたが・・・。
    元々の能力でななく、人工的に何か施されたようですね。
    引き続き、2巻も読みます。

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    2015年11月18日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    sideーBの『B』は、ビジネス? 内容は面白い。 全く別物でもないんで、一冊にまとめてもう少し厚くても良かったような。

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    2015年11月02日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2

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    ネタバレ

    ACT-1の最後の方から徐々に緊張感が高まって
    ACT-2の後半にうまいことその緊張感が最高潮に持っていかれました。
    そして化物がどうして生まれたのかも少しずつ明らかになっていくのですが
    肝心な部分が分からずACT-3に向けて嫌が上にも期待が高まる展開となっています。

    主人公側も決して正義と言うわけではないですが
    アゲハも決して悪というわけでもなくどのように
    物語が収束していくのか楽しみです。

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    2015年10月19日
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1

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    ネタバレ

    特殊能力を持っていて社会の裏側で活躍する少年・少女の話。
    まだ1作目なので明らかになっていない部分も多く焦らされている感があります。

    チャプター1でちっちゃな事件を1個解決するので
    チャプター2以降もそんな感じで行くのかと思いきや
    チャプター2からほぼ最後まで1個の話となってしまっています。
    もう少し小さな事件を何個か解決して物語にスピードをつけてもよかったのではないかと思いました。
    何となくチャプター2に出てくる「三井」と「伸吾」に
    嫌悪感を感じてしまったのでこの人達が最後まで登場することに
    少し嫌気を感じてしまったというのもあります。

    また本多孝好ワールドではクールで思慮深い男がよく登

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    2015年10月15日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    ただ面倒な雑用が増えただけにしか感じられなかった 八木課長 スペインで列車が脱線 007がロシアに潜入していた ソムリエは威張った講釈好きだったし、料理の味も大したことがない代わりに、値段だけは大したものだった。 逡巡 やはりそれは突飛な妄想 実写的な野毛さんと、特徴がデフォルメされた野毛さん、人間以外のものになった野毛さん 西麻布のワインバー キャンドルが乗るガラスのトレイやソファーカバーに女性的なセンスが見受けられた つかえている棒を一本外してやれば、たぶん驚くぐらいに客は雪崩れ込んでくる。きかがく幾何学的な模様 礼拝堂 聖母像 ロザリオ数珠の輪 「順調だよ。がっぽり税金を払ってるよ」渋谷

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    2015年10月10日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    恋愛の相手に一卵性双生児を使うことで、人を愛するということに疑問を投げ掛けているよう。
    何を持って愛するのか。何を持ってこの人を愛しているのか。
    とても複雑だけど、その先にあるものがなんなのかとても気になる。

    2015.9.21

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    2015年09月21日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    仕事にも恋愛にも何か気持ちが入らずにいる僕の心に、通っているプールで出会った一卵性双生児のかすみが風を入れた。
    6年前に失った恋人のこと、愛が何かわからないこと。
    語られる言葉があまりにも無垢で、胸に響く。

    2015.9.21

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    2015年09月21日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    広告業界 淡水魚は海には棲めないとでもいうような断定的な言い方 小岩井さん 成田さんというカメラマンの助手の原祥子さん 北陸地方の古い温泉地から依頼を受けた町興し事業 顔を見るから好きになる 逃げるから怖くなりる 笑うから楽しくなる 最高学府 君らの世代の冗談は、時々わかりにくくて困るよ ディーマイナーセブン、ジーセブン、と続けば、あとは放っておいたってシーメジャーセブンがくる。少なくとも人の耳はそう期待する。無限の組み合わせに見えるメロディーだって、それがとんでもなく前衛的なものでない限り、実際の音楽に使われる組み合わせは有限なのだ。 ずれたあなたの五分が直せたら 二十歳で死ぬ人なんていっぱ

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    2015年10月02日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    すっきりしない終わり方が、引っかかる感じ。
    一つすっきりしたことといえば、ちゃんと過去の自分に一つけじめをつけれたことかな?
    主人公のような器用な人間になってみたいものです。

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    2015年09月14日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

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    すごく独特の文体というか、恋愛小説を描くイメージがなかった作家さんだけに、期待度は高かった。
    終わり方がすっきりしていたから続編がある感じじゃなかったけど、続編読んだ方がすっきりしなくなっちゃったかも。

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    2015年09月14日
  • MEMORY

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    MOMENT→WILLと読んでこれが完結編のようです。森野というキャラの魅力を存分に知ることができて大満足の一冊でした。教師を階段から突き落とした森野。その真実が様々な視点から少しずつ明らかになれば、本当に卑劣でそしてこれまでの森野を思い出せば心が痛くなります。各章で二人に関わる人達の思いや出来事を通してさらに深まる二人への愛着・・・。読んで本当に良かったと思える一冊でした。最後は二人に幸せの兆しと証が。これからの二人にも幸あれと思わずにはいられませんでした。

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    2015年08月12日
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-B―

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    前作のAに比べてなんだか宙ぶらりんな印象。
    人は顔に恋するのかそれとも・・・といったテーマで描きたかったのか??

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    2015年08月03日
  • MISSING

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    んーーーー、短編自体が私苦手なのだろうか。最後飽きてしまい読まずじまい。「蝉の証」は良かった。眠りの海もまあまあ。瑠璃は、理解しがたい部分もあったけど、よくよく思い返すと、深い話のような気がする。

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    2015年07月07日
  • 魔術師の視線

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    ネタバレ

    久々の本多孝好。『ストレーヤーズクロニクル』でもういいや、と思ったのだが、これは良かった。後半まで、息もつかせず、読み進む。で、ラスト。そうくるかあ、という感想。☆ひとつマイナスです。

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    2015年06月19日
  • MEMORY

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    『MOMENT』の二人を巡る人々と、二人の物語。

    温かい話。それぞれの短編がひとつひとつ優しい。葬儀屋の娘の森田と、文房具屋の息子の神田が気になっていた人は、二度おいしい。

    人生にイージーモードなんてないと思うけど、それほどハードでもないと思う。本多孝好の作品は、最後まで読むと仕掛けがわかるようになっていることが多いが、それが幸せな仕掛けになっているのがいい。

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    2015年06月14日