本多孝好のレビュー一覧

  • MOMENT
    病院でバイトをする大学生が患者達の死ぬ前に最期の願いを叶える話。爽やかな切ない話かと思いきや、最期に願うことは復讐や自分勝手な願いでした。
  • at Home
    家族をテーマにした4編からなる短編集
    さまざまな家族が描かれています

    「at Home」
    父は泥棒、母は結婚詐欺師、兄はパスポート偽造屋、そして、弟と妹。母が結婚詐欺のターゲットに逆に誘拐されて、身代金を要求される事態へ。
    母親を救い出すことが出来るのか?
    この家族の行く末は?
    彼らが守ろうとして...続きを読む
  • 正義のミカタ I’m a loser
    筋金入りのいじめられっ子の亮太が、大学入学を期に心機一転…とまではいかず、目立たずひっそりと行きようとした矢先、苛めの主犯格と再会したり、友達ができたり、正義の味方研究会に入ったり。
    途中まではとても面白かった。亮太は淡々としつつ純粋で応援したくなったし、研究会の仲間達も皆何だかんだでレベルが高く、...続きを読む
  • MOMENT
    大学生時代読んで面白かった記憶があるが、全く覚えていないし、未だたまに紹介文を読むので再読してみようと。

    死が予定されている患者の願いをかなえてくれる「仕事人」の噂がある病院。掃除人の主人公がその仕事人として、患者の願いを叶えてあげるよう奮闘、が主人公より前に「仕事人」がいた事がわかり、謎をつめて...続きを読む
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1
    人間離れした膂力や超聴力など、それぞれ特殊能力を持つ少年たちが、若手政治家の手足となって裏の仕事に手を染める。
    そこに現れる、同じような超人的能力をもつ殺人集団。
    ターゲットを狙って三つ巴の戦いが繰り広げられる。

    ライトノベルっぽいノリで軽く読める。
    主人公たちとその相手が人間離れしすぎて、その他...続きを読む
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2
    超人的能力をもつ殺人集団アゲハの目的は、自分達を産み出した科学者達への復讐。
    同じように人為的に産み出された主人公たちの生い立ちが浮かび上がる。

    相変わらず主人公サイドとアゲハサイドがぶっ飛び過ぎてて周りのノーマルな人間が飾りに。
    「一番怖いのは普通の人間」的なテイストがあった方がハラハラしない?
  • MEMORY
    「MOMENT」「WILL」の登場人物、神田と森野を取り巻く人たちから二人を見た短編集。前の2作を読んで間隔があいたため、正直ちょっと話を思い出すのに時間がかかったが、概ね良かった。1話目の語り手は「女子〇〇」という言葉が出るまで女性だとは思わなかった。意表を突かれた感じ。5話目で、森野が中学生時代...続きを読む
  • MEMORY
    好みじゃなかった。
    連作って好みじゃないと
    あんまりおもしろくない。
    森野と神田はまだ好きだったな。

    と思ったけど、この前に2作あるらしい。
    機会があれば読んでみようかな。
  • 正義のミカタ I’m a loser
    いじめられっ子だった僕が大学に入って心機一転と思ったら、いじめっ子が同じ大学に。しかし、トモイチに助けられ何故か「正義の味方研究部」に入部。僕はどんどん変わっていき楽しい毎日に。僕・亮太、本当に良かったなあと思って読んでいったが、僕って何者なのだろうと立ち止まる亮太。そこが亮太のいいところ。かっこ悪...続きを読む
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3
    好んでこの世に生まれたわけではない。
    望んで手に入れた「能力」じゃない。
    昴たちも学たちも抗うことの出来ない運命の中で必死に信じた道を進もうとする。
    壮やヒデ、静やモモの思いも理解できる。
    碧にだけ許されているかもしれない未来。
    自分たちには望むことの出来ない未来だからこそ、碧に託したいと願った強い...続きを読む
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2
    「アゲハ」とは何者なのか。
    誕生の過程は違っても異種であることは昴たちと同じだ。
    異種であるがゆえに、彼らの結束は固い。
    生への執着は薄いのに学を中心にした「アゲハ」に隙はない。
    理不尽に生み出されたことへの復讐。
    その果てに何があるのか、学たちにもまだ見えていないのだろう。
    一方昴には明確な目的が...続きを読む
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1
    「stray」には(道に)迷う、(仲間・群れから)はぐれるといった意味がある。
    特殊な能力を持つ彼らが与えられた仕事をこなしていく物語である。
    もちろんそれだけではない。
    何故彼らは能力を持っているのか。
    何故彼らは大物政治家の言いなりになり手先を務めているのか。
    昴のキャラクターがいい。
    彼らのま...続きを読む
  • MOMENT
    短編集。
    「MOMENT」感想
    きっと何が正解かなんて誰にもわからないに違いない。
    人はそれぞれの立ち位置でしかわからないこともある。
    「僕」が感じた違和感は、絶対的な死という現実の前にふりかざした使い古しの刀のように感じた。
    きっと「僕」の感じていることは正しい。
    でも、正しいからといって正解とは...続きを読む
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3
    アゲハと昴たちの特殊能力者同士の戦いが繰り広げられるのかと思ったらそうでもなかった。それぞれが渡瀬とどう対峙するかって話。
    暗殺者武部のくだりがなかなかよいが、後半の戦闘シーンはやや物足りない。それぞれの特殊能力を考えると暗殺向きなのに、渡瀬の兵隊たちとはシンプルに戦争をするところが理解できない。
    ...続きを読む
  • 魔術師の視線
    本多作品が好きな私だが、今作は普通という印象。誰にでも起こりうる素朴なテーマと、本多孝好の作風がマッチするのに、超能力か…。宮部みゆきの「龍は眠る」を思い出した。
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2
    特殊能力者同士の戦いに、テロリストが混ざり、ゴチャゴチャとなってしまった印象。アゲハとテロリストを勘違いする混乱がキーだった気がするがうまく機能していない。また、戦闘シーンが描写不足でイメージがしづらい。
    それでも、昴と学が対峙するシーンは意外とよかった。3作目も諦めずに読んでみる気にはなれた。
  • ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1
    特殊能力を持った者たちが戦う物語は好きなので、評価が甘くなる傾向ではある。
    まだ登場人物のキャラが印象に残らなかったり、隠されていることが多いところはあるが、今後に期待はできる。
  • at Home
    いろいろな人がいる様にいろいろな形の「家族」「親子」がある。
    それが血の繋がりの大事さを感じる関係だったり、反対に血の繋がりなんて関係ないよね。と思う関係だったり。
    1番好きだったのは表題の「at home」
    短編じゃなくて長編でも良かったと思った。
    ただ「日曜日のやどかり」「共犯者たち」も「父親」...続きを読む
  • 魔術師の視線
    最初の視覚障害云々が大筋には特別関係なかったのが衝撃でした。タイトルからして関係してくるかと…。確かに鋭い観察眼=視線はわかるけど、魔術師の部分はどこにかかるんだろう。結局、核心の部分が超能力?!っていう。猫は礼が殺したくなるほどの何をしたのか…??
    首を傾げたくなるし、腹をくくった?主人公も、まあ...続きを読む
  • MOMENT
    病院で掃除夫のバイトをする大学生が、死を目前にした患者の願いと向き合う物語です。

    重くなりがちな題材を扱っていますが、考えられた展開と時に冗句を交える語り口で、読みやすい作品でした。

    他方で深さは控えめといったところで、人間像を浮き彫りにするというよりは、ある考え方を提示するというスタイルです。...続きを読む