角田光代のレビュー一覧

  • ぼくとネモ号と彼女たち

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    文庫裏のあらすじを読んで、敬遠していたのですが、思い切って読んでみると主人公の男性目線なので面白かったです。

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    2012年05月15日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    短編集のなかのひとつ、表題作で、兄弟で秘密の挨拶を決めておくところがなんとも懐かしくなりました。全体的にはやや重め。でも好き。

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    2012年05月13日
  • 夜かかる虹

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    姉のモノをなんでも欲しがってしまう妹の話。

    そして、しまいには彼氏をとられそうになってしまう。
    ただ、その彼氏と付き合うきっかけはフジテレビ…
    ではなく、職場の同僚から略奪したという。

    狩猟的な物語だった。のかなー


    それに加わえ、奪われそうになって大切さに気づく。

    コノォ!ドロボウネコ!!的な発言をした姉に対して
    「…。いらないものみたいに放っておいて、私が手にしたらとたんにそれがよく見えるだけでしょ?」

    という妹の開き直った反撃が印象に残った。


    そんな状態でなくても、普段から大切なものに気づけるようでありたい。


    『いつのまにか雨は上がり、暮れ始めた空は群青色だった。階段を

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    2012年05月12日
  • 夜かかる虹

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    最近はまっている角田さん。
    居場所について悩む物語たち。

    姉のものを奪おうとするリカコにちょっと共感したり、草の巣での、なぜだかわからないけどだらだらしてしまう私にも共感したり、、、

    個人的には夜かかる虹の方が好きでした。

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    2012年06月29日
  • 庭の桜、隣の犬

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    以前に読んだことがあったものをまた読んで、最後の最後に、読んだことのある本だと気づきました。

    結婚に向いていないような、生きる気力の薄いような、現実味のない二人が結婚し、さざなみが起こり、うねりが起こり、でも二人なりに解決に向かったような感じで終わる話です。

    まあまあ、かな。

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    2012年04月13日
  • みどりの月

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    普通の人たちではない話でした。
    普通って何?とりあえず我慢強さは私も見習いたいところ。
    あと。バックパッカーはいいな~
    予定も決めずに旅をするのは憧れるけど、未来への不安はやはり感じるな~とそんな事を思いながら読みました。

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    2012年04月12日
  • ピンク・バス

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    なかなか難しい本ですね。妊娠でイライラしている日々のモロモロ~とも思えるけど、インパクトのある箇所も多くなんか面白い読後感。レゲ朗との日々はかなりの強烈さ。お腹の中で違う人間が育っていく不思議さは共感する。日常と非日常の対比かな?それがバランスよく溶けててフワフワしてる部分に目が行く時と、汚く混じった嫌悪感が目につく時との差みたいな?う~ん、言葉にするのは難しい。

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    2012年04月08日
  • エコノミカル・パレス

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    2012.3.19
    角田のフリーター文学の中では最も味気なかった。ピンクバスとかと比べちゃうと全然。

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    2012年03月22日
  • 真昼の花

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    女性を主人公にした短編が2編。事件が起こるでもなく、オチがあるわけでもなく、定職に就かず、自分の立ち位置が揺れているような、でも流されているわけではない女性の人生の一時期を切り取ったような物語。

    目的もなく…いや、兄を捜す…という切実ではないボヤンとした目的を保険にして、ただ日常から逃げているのかもしれない女性バックパッカーの、ちょっとどんよりとした海外での生活を描いた「真昼の花」。自分のアイデンティティを見つけられずにアルバイトをし、結婚した兄と、兄嫁と、その子供と、母親の少し疲れた日常を、他人のように見つめる女性が主人公の「地上八階の海」。

    あるある、と共感できる部分と、こんな風にどん

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    2012年08月08日
  • 幸福な遊戯

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    ハルオと立人と私、三人の共同生活。私には居心地の良い空間だったが、ハルオがさり、立人までさっていく。
    「無愁天使」と「銭湯」もあり、銭湯は分かる部分があり、好き。

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    2012年05月28日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    ネタバレ

    愛する者へ向けたドロリとした感情がテーマとなる7つの短編集。
    女の気持ち、男の気持ち、母親の気持ちなど、それぞれが置かれている状況は異なるものの、とにかく後味の悪いストーリーが多い。

    そんななか、救いがあるのは表題作である「おやすみ、こわい夢を見ないように」。
    この物語に潜む狂気にはヒヤリとするものの、パンドラの匣を開けたときに最後に残る”希望”のようなラストには胸の中がじんわりと温かくなった。

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    2012年02月21日
  • これからはあるくのだ

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    ネタバレ

    最近はまってる角田さんのエッセイ。
    角田さんって、小説から想像する「角田像」とエッセイでの「角田像」が大幅に違うのよね。
    エッセイでの角田さんが本当の角田さんに近いんやろうけど。

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    2012年02月17日
  • 幸福な遊戯

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    どろり。ひとりで読んでいるとさみしさが周りを囲んでくる。誰かが隣にいて、時折自分を現実に引っ張り出してくれないと、なかなか本から帰ってこられなくなりそう。いい意味でも、悪い意味でも「惹きつける」話。幸福な主人公が誰ひとりとして存在しないので、幸福な遊戯っていうのは、幸福に振る舞う芝居のことを指すのだろう。そして、その芝居に虚しくなりつつも、幸福であるために演じ続けるのだろう。

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    2012年01月27日
  • 幸福な遊戯

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    三本の短編が書かれています。表題の作品なんかは、二時間もののテレビドラマの原作に良さそうでした。二本目は長い割に単調で飽きてしまいました。

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    2012年01月19日
  • エコノミカル・パレス

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    リアルな金銭感覚が身につまされる作品。だけど買うか、といわれれば買わない。苦しいだけで明るさがないからだとおもう。

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    2012年01月17日
  • ナナイロノコイ

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    七人の作家による短編集。

    江國女史「ドラジェ」、
    角田女史「そしてふたたび、私たちのこと」
    短編集の常連とも言えそうなお二人は安定して面白い。

    あとは
    唯川女史「手のひらの雪のように」
    短いながら気持ちの動きがわかるようで良かった。

    大半は読みやすいと思うのですが、私には
    ミーヨン女史「くらげ」
    だけは意味がわかりませんでした。

    三日前に読んだのだけれど、いざレビューを書こうとしたら結構内容を憶えてない。

    短編とテーマのせいか、
    良く言えばほんわか、
    悪く言えばぼんやり。
    そんな印象を受けた。

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    2012年01月11日
  • みどりの月

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    片づけても片づけてもちらかす人々。
    撒きたいのにどこまでもついてくる女。

    イライラする状況をつくりだすことが巧み。

    べつに何か感動するわけじゃない。けど、
    細やかな描写がリアルだし、
    やりきれない現実と虚脱感が伝わってくるし、
    ダサい人々は明日の自分かもしれないからひやっとする。

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    2011年12月26日
  • 幸福な遊戯

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    「楽しいままごと」が終わってしまった時を思い起こさせる話です。

    「おままごと」は現実に通用しないのかな。
    「おままごと」をして生きて行けたらよいのに。
    ただ幸せを感じたくて「おままごと」してただけなのに。

    三編とも切ない話です。

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    2011年12月11日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    外国旅行帰りに彼女にフラれて所々竹林のある道を抜けた古い家で安い家賃で住むことになる。家主の暮林さんが素敵だと思う。最後がちょっとさみしいかな。

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    2011年12月03日
  • みどりの月

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    若い4人が暮らすマンションでの物語で。

    ①主人公の恋人

    ②恋人の遠い親戚(送か枯れてはいるが、実際戸籍上は妻)

    ③その女の恋人(だらしない)

    ④主人公!


    20代とかそこらへんて、過渡期というかモラトリアムというか

    思春期とはまた違ったゴチャゴチャしている期間なのかもしれない。

    でも、きっと30代で自立してもドロドロしちゃうだろうし。

    40歳になって迷うのもイイと思う。

    あー、これ以上書いていると、論語を台無しにしてしまう…


    幸い(もしくは不運にも)、今の自分はゴチャゴチャした生活になっていないけれど

    もう少し、立派なへらへら人間を目指して、日々モヤモヤと精進してゆきた

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    2011年11月20日