小川洋子のレビュー一覧

  • 博士の愛した数式

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    面白かった
    数学的な話がたくさん出てきた
    自分には知識不足でわからないことが多かったが
    小説を通して数字の美しさ
    人の優しさを感じた

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    2026年01月20日
  • 約束された移動

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    「巨人の接待」がよかった。巨人はバルカン半島の地域語しか話せず私が通訳することに。物静かな巨人と私との心の共鳴が心地よい。
    よく行く西湖の野鳥の森公園を思い浮かべて読んだ。

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    2026年01月20日
  • 妊娠カレンダー

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    薄らとした不快感のまとわりつく作品だった。村田沙耶香に近いものを感じたが、村田沙耶香はもっと乾いている。潰れた果実を眺めているような感覚になる三作、文章はきれい。

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    2026年01月12日
  • サイレントシンガー

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    静けさの中、誰も邪魔しないように、寄り添うように生きた女性の生涯の話。おとぎばなしのような、祈りのような、綺麗で優しいお話だった。

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    2026年01月12日
  • 密やかな結晶 新装版

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    上質な文章、世界観を存分に味わった。国語の教科書とか試験に載ってそう。少し前なら退屈したかもだけど、歳を重ねた?今ならしみじみと堪能できた、という感じ。架空の世界のお話だけど、どこか現実世界と繋がる怖さもあって惹き込まれました。

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    2026年01月11日
  • 海

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    ごく普通の、ありふれた日常を読んでいたという感じでした。

    でも読んでいると不思議と心地良かったです。

    小川先生の書く文章は読みやすくて、でも少し妖艶な感じがして、上手くまとまらないけどそれがすごく好きです。

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    2026年01月11日
  • 生きるとは、自分の物語をつくること

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    生きるとは自分の物語をつくること。題名の深い今は2人の対談の中から汲み取るとしても、なかなか理解するのが難しいかも。小川洋子さんと河合隼雄先生の対談集。河合隼雄さんと言えばよく村上春樹さんと対談、共著もあったと思う。人は結局、矛盾を物語をつくって消化し理解して受け入れて生きていくしかないのかな。みんな辛い、それを克服して生きていく。

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    2026年01月10日
  • ブラフマンの埋葬

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    172頁と短くすぐに読めてしまった。
    解説にも書かれていたけど登場人物や地名も固有名詞は出てこなくて、そういう意味で唯一スポットライトが当たるのが"ブラフマン"。彼が何という動物なのかは明言されず、森で生まれた水かきのあるしっぽの長い生き物ということのみわかる(犬?猫?リス?)。

    最後の急展開にびっくり。タイトルから想像できた結末ではあるけど、余りにもあっけない。主人公はそれを受け入れられたのか?唐突でやるせないだろうけど作品ではそのあたりは触れられていない。

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    2026年01月08日
  • サイレントシンガー

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    「歌は祈り」と言っている歌手がいたけれど
    そういう事かな…

    静かで霧がかったような不思議な話

    だけど…ちょっと自分の気持ち的に読むのがしんどかったな…
    気分じゃなかったと言うか…
    途中で辞めたらもう読まなくなると思ったのでなんとか読み進めた

    読むタイミング間違えたなー
    またタイミング良い時に読むかもー読まないかもー

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    2026年01月07日
  • サイレントシンガー

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    『魂を慰めるのは沈黙である』
    言葉なしに〝指言葉〟で話しあう人々が集う土地で
    リリカは歌う、目立たず影側(シャドウ)から。
    沈黙と歌声とが織りなす清らかで哀しい物語。

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    2026年01月03日
  • 耳に棲むもの

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    なんと言ったら良いのだろう。
    感想は…感動するわけではないけれど、なんだか不思議な気持ちが漂う。
    例えるなら、フランス映画を観た後の気分と似ているかも。

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    2026年01月02日
  • 偶然の祝福

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    少し不吉で埃っぽいイメージを持ったかな。"キリコさん"と"涙腺水晶結石症"は比較的あったかくて救いがある感じ。精神疾患がテーマ?無理をしたり不幸が重なり落ちていったり消えていったりする登場人物に悲しくなった。失われた王国っていう響きすごく怖くて興味を惹かれた。作者が失われた王国の空想をしながら小説を書くのは結構不気味で。そういう空想が小説のタネになる納得はできるけど。洞穴の描写はノルウェイの森の高原の穴を思い出した。命や心を失うのは穴に落ちるように自然に急に起きるのだなと考えた。

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    2026年01月02日
  • 海

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    小川洋子の作品は独特の世界観なので、せっかくいったん入り込んだらもう少し長く味わいたい、と思った。もったいないというか。

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    2025年12月29日
  • 海

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    海が好きなのと、小川洋子さんの「博士の愛した数式」が印象に残ってたから読んでみた!薄めの短編集。少し奇妙さがある。
    1ページで終わる話もあって、でもインパクト強くて物語が伝わってきて、これ書けるのすごいなと思った。
    最後のインタビュー読んで、歳の差がある人たちが出てくるのもテクニックなのだと知った。

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    2025年12月29日
  • 薬指の標本

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    「さあ、どうかしら。わたし、今まで一度も恋人なんて呼べる人と付き合ったことがないから、よく分からないんです。ただ彼とは、どうしても離れられない、そういう気持と情況だけは確かにあるんです。そばにいたいなんて、なまやさしいことじゃなく、もっと根本的で、徹底的な意味において、彼に絡め取られているんです」

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    2025年12月28日
  • 妊娠カレンダー

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    表題作よりも『ドミトリィ』が好きだった。『密やかな結晶』に描かれるような欠損と喪失のある不思議な世界。小川さんが描く女性は凛として上品だな。

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    2025年12月27日
  • サイレントシンガー

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    とても静かな物語で、最初から最後まで何かを訴えるような劇的なことが起こるというわけではないが、それでも静かな中でこそ伝わってくるメッセージもあった。
    言葉数が少なくとも、むしろ伝わることは大きいということ。自分自身の激しすぎる主張は、誰かの気持ちを踏みにじっているということ。人間は自然の中の一部であり、完全に分かつことはできないということ。

    沈黙の中でこそ深い意味が伝わるというこの作中の世界観は、まさにこの作品を読むということそのものによって伝わってくるような気がした。

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    2025年12月27日
  • サイレントシンガー

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    ◼️ 小川洋子「サイレントシンガー」

    彼女は沈黙のために歌う。精巧に築かれたフィールド。恐れ入りました。

    小川洋子は「猫を抱いて象と泳ぐ」で日本にポール・オースターみたいな作家がいたのかと驚いた。しかし数作品読み進めるうちに、独自の、他人には理解してもらえない範囲を作り、それをひたすら守る、という手順のようなものにやや腰が引けた感覚もあった。

    今回も同じではあるのだが、ここまで発想を広げて組み上げたことにただ感心して、唸った。

    「魂を慰めるのは沈黙である」
    有名温泉地近くの山の一角。金網や厳重な門、柵で囲まれた施設「アカシアの野辺」そこに住む男たちは沈黙を好み、指を使った言葉で意図を伝

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    2025年12月18日
  • 続 遠慮深いうたた寝

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    『読者の皆様のお心に、一言でも深く染み入る言葉があればと願いつつ…』という著者小川洋子さんの遠慮深いお人柄の感じられるエッセイ。本の紹介もたくさんしてくれてます。それが嬉しい。本好きな人はぜひ。

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    2025年12月18日
  • 続 遠慮深いうたた寝

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    迷子を見つける能力、著者らしい(笑)
    日々の出来事から、海外のお話まで幅広い。

    本の紹介は、なかなか手にとるのは難しいものが多いけど、少し頑張って読んでみようと思うものをストック。

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    2025年12月18日