原田マハのレビュー一覧

  • ロマンシエ

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    ずっと面白くて、ふと切なくなる絶妙な塩梅に夢中で読み切りました。実際の展示とリンクしていたり、本当にある工房なのは最後の寄稿を読んで知ったのでびっくりしました。現代アートの面白さを教えてくれる、素敵な作品でした!

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    2024年10月23日
  • アノニム

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    技術や資本がいくら潤沢にあっても、育まれないものが感性でありアートである。

    人生の成功者たちがアートのために道を踏み外し、何者でもない香港の若者がアートの力で新しい一歩を踏み出す。

    アートに宿る力や、変わりたいと願い踏み出す大切さを知れる一冊

    アノニムのメンバーそれぞれの人生をもう少し深ぼったり、アノニムとしての活動を他にも見てみたいと思ったので続編が出たら嬉しい。

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    2024年10月22日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    デトロイト美術館の実話を一人を除いて架空の人物たちで描かれた短編集です。短編と言っても繋がっています。

    私はセザンヌをたくさん見ている方だと思いますが、まだ良さがまだわかりません。この表紙にあるセザンヌ夫人の肖像画も小説内でみなさん絶賛されることに共感できません。

    でも、この小説の素敵な架空の人たちの言動に涙ぐんでしまいました。

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    2024年10月21日
  • でーれーガールズ

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    同じような時期に男子校だったので、非常に懐かしく甘酸っぱい記憶が蘇る。
    主人公の鮎子が小さい時から作り上げた理想の男性像のヒデホ。このヒデホが切掛で武美と親友になるのだが、武美もこのヒデホに恋をしてしまう。どこまで本当に思っていたのだろうか。この辺の感覚が男性と女性の違いだろうか、それとも私自身の感覚?
    有名漫画家となった鮎子に母校での講演依頼が舞い込む。現在と高校時代の回想が目まぐるしく展開する。仲違いした親友との再会にホッとするが、衝撃的な結末。あまりの展開に涙してしまう。ハッピーには出来なかったのだろうか。

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    2024年10月20日
  • でーれーガールズ

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    ネタバレ

    読んでて気恥ずかしくなるほど、思春期特有の思考や妄想が具体的!本当に都合のいいことしか考えられなかったのですよね。

    舞台が岡山というよりは、岡山もひとつの演出として登場していたので、地元が近い人なんかはたまらないんじゃないでしょうか。

    武美があっさりと会えなくなってしまったのは、ちょっとな〜と思いました。

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    2024年10月20日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    旅行代行を仕事とする売れないアラサータレント・丘えりこ、通称「おかえり」。シリーズ第二弾。今回は20年以上前に別れた恋人、姉妹の仲を取り持つ。さすがにそんなに上手くはいかないだろうと思うが、まあ良かったとしよう。

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    2024年10月17日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    カラーの図版がついているので、それぞれの作家の当時の時代背景を思い描きながら読めた。アートに対する愛情溢れたエッセイ風の文章が良く、もっと本物の作品にふれたいと強く思った。

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    2024年10月16日
  • ロマンシエ

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    たぶんこれを出した時には、今よりまだ少しジェンダーに対する理解が広がっていなかった時期だったように思う。
    だからこそ、この題材を取り扱っているのにポップで軽やかな作品になっていて素晴らしいなあと思った。
    あたしはこれを読んでドーヴィルに行きたくなったし、リトグラフ工房を見てみたくなったし、ジェンダーに囚われず人と関わりたいと思った。
    この作品好きです。

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    2024年10月16日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    史実と物語では違うことが多いのだろうけど、誰にでも人生を大きく変える出会いがあるのだとしたら、宗達・カラヴァッジョ・マルティノの出会いがそうだったのかなという描かれ方だったと思いました。

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    2024年10月15日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    読むのに時間がかかってしまった‥
    宗達とマルティノそしてカラヴァッジョ
    3人が出会って一緒の時を過ごした??
    本当のことなのか?って思ってしまう

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    2024年10月11日
  • スイート・ホーム

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    ちょっと物足りなさがありましたが、優しく甘いお話でした‼️
    原田マハさんの本は、6冊目。暗幕のゲルニカ等のアート小説とは作風が全く違ってビックリでした。読んでいない原田マハさんの作品いっぱいあるので読んでいきたいです。

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    2024年10月05日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    天正遣欧少年使節団と、伴って一緒に旅をする俵屋宗達の物語後編です。ヨーロッパに辿り着いた一行が、ローマに至るまでに出会うものとは。訪れる場所場所で歓待を受けることになるのですが、そのためにかえって行動に制限がかかってしまい、それが物語終盤に思わぬ行動を導くことになります。そして東の絵師である俵屋宗達は、西の絵師に出会うことになります。物語のクライマックス、荘厳な絵画の前で出会った2人の絵師と風神雷神。この感動は時を刻み、現代にいたって再発見されることになります。時を経た感動の物語を、小説ならではの想像力で生き生きと感じることができます。あったかもしれない歴史に興奮しながら読ませて頂きました。

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    2024年10月05日
  • スイート・ホーム

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    ひとつひとつのお話が温かく、幸せな気持ちにさせてくれた。
    それぞれ、こうなってほしいと思う通りの結末だったからか、興奮して読み進めるというよりは穏やかに一定な気持ちで読めたという感じ。

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    2024年09月30日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    海を渡ることが本当に命がけだった時代なんだな、と思いました。そうしながらローマに行って戻ってきたら世の中がガラッと変わっている、その時マルティノや宗達は何を思ってどうしたのか下巻が気になります。

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    2024年09月29日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    おかえり おかえりと言ってもらえる場所が実家以外にあるだろうか。。。言ってもらえる可能性を沢山潰してきました。よくしてもらって頑張って最後は不義理を重ねてきました。おかえりと迎えてくれる場所は実家以外にありません。

    そう考えると実家も大手を振っておかえりと言ってくれているわけでなく、仕方なくおかえりと言っているように思えてきた。

    これからはおかえりと言ってもらえるように、飛ぶ鳥が後を濁さないような生き方をしていきたいと思いました。

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    2025年12月03日
  • 夏を喪くす

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    ネタバレ

    身近にいればできれば関わりたくないな…と思ってしまう主人公が多かったが、特に「夏を喪くす」にはスッキリとした読後感があった。
    夫、恋人、仕事。乳癌の宣告をきっかけに様々な葛藤を乗り越え、自分の人生を改めて歩み出そうとする主人公の強い意志が感じられたからかもしれない。
    どうしようもないくらい暗い状況なのに、描かれる沖縄の描写はとても綺麗で、スラスラ読めてしまった。

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    2024年09月16日
  • フーテンのマハ

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    道理でアートに詳しいわけだ。といっても鼻につくような人ではなくうっかり地方の要らぬものがコツコツ集められていく様が好き。魅力ある人だなぁ。

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    2024年09月15日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    短編小説。
    原田マハさんの小説は長編でもっとアートを知りたくなるところなので星3つ。

    それでもあたたかいストーリーと無駄のない展開で読んでよかったとなる。

    本編とは関係ないが、印象に残ったところ。
    対談より要約︙ 原田マハさん自身、美術の仕事をしてきたが今が一番幸せ。美術の仕事ではしがらみやお金関係の話があるとアートを純粋に楽しめない。だがそこの世界に身をおいて得たものが多くあったから今がある。
    →好きを仕事にする、も良いが関わり方は一つ手はないと教えてくれた文でした。

    また原田マハさんの他の本も読みたいと思います。

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    2024年09月05日
  • 夏を喪くす

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    普段からアート作品ばかり、つまりは美しいものを美しく書くことに長けた筆者が、不倫や愛憎を、美しくなく書くという試み。なくす、と読むのか。ひとしきり読んでみて、美しくないものを書いているが、何故が美しい読後感がある不思議。

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    2024年09月03日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    これを読み終え、
    無性に風神雷神図屛風をこの目で見たい欲望にかられ
    嫌がる家族を説得し
    大枚をはたき
    はるばる京都に足を運ぶも
    結局見れなかったという
    願えば叶うと自己啓発本に書いてありそうなことを
    見事に裏切ってくれた思い出の一冊。

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    2024年09月04日