岩明均のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大人買いの一気読み。
同僚ちゃんがリコメンドするだけありました。
目からウロコ、な感じです。
私はエコロジストではありませんが、地球にとって動物は寄生虫で、中でも人間は地球を構成してる大地や川を蝕む寄生獣…なんたなと。
そう思うと、エボラ出血熱とかが、この寄生獣に思えてくる。
ウィルス自体は弱い存在なのに、人間の体内に入った途端殺人鬼になるようで。
勿論、撲滅されて欲しいですけどね。
地球が生きていることを忘れてしまうと、人間は本当に死滅させられちゃうのかもしれないな…
因みにテレビアニメは、かなり原作に忠実ですね。設定が現在なのでキャラクターがイケメンになってたりしてますけど。
映画はどうかんだろ? -
Posted by ブクログ
あまたのボディスナッチものと一線を画したのは、寄生生物側に、粗暴なもの、知性的なもの、穏健派や、破壊志向の強いものなどの人間と同様に固有の性格・性質を与えたことだろう。エンタメ性と異種生命体同士の進化をかけた戦いというハードSFのテーマを語るうえで効果的なエピソードを、タイプの異なる寄生獣たちを登場させることで、コンパクトでバランスよく表現でき、かつそれらの存在が人間社会の戯画化、すなわち風刺としても成功したのは、そのことによるところが大きい。画風はいい意味でSFっぽくなく、どちらかといえばふつうの人間の等身大の生活を描く作風のマンガ家が書いたことが、アニメ的・ゲーム的な素地の人が描きそうなノリにならなかったことで、寄生獣のメタモルフォーゼのシュールな描写などに独特の味が出たと思う。緊迫感に満ちた場面での主人公と寄生獣のやりとり、主人公と彼女の間のやりとりなどでしばしばみられるギャグタッチな表情などは、作者のもともとの作風と、本作のよい意味での異化作用のたまものだろう。人間が地球にとってのがん細胞であるといった視点からスタートした本作だったが、結論として、文明万能世界を送る人間たちへの警鐘といったありがちなところに着地せず、地球や他の生命体にとって害となる種でありながらも、「それでいいのだろうか」という自問ができることこそが、人間という種の最大の取柄なのだ、というところに至る結末がいい。これは最終巻のあとがきによれば、連載をしている過程で社会通念がエコロジー寄りに偏向していったことが、作者の反発心を呼んだ結果ということで、当初のテーマとは違ったものになったとのことだ。
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購入済み
善悪や敵味方の先にあるもの
人間の物差しを使って
人間自身を蔑んでみたって意味がない
当時もバトルもの漫画全盛で、今も相変わらずバトルもの
が流行ってますが、全く色褪せない力強い内容です。