岩明均のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マケドニア王のフィリッポは、脚の怪我のため一休みか。しかし、その間ただ休んでいるわけではない。何かしら次の一手を打っている。主人公のエウメネスは、それに積極的に関わりたいわけではないのだが、結果的には大いに関わってしまっているわけだ。なんていうか、その間の具合が面白い。冷静すぎるやつ(主人公もそうだが)、やたらと必死なやつ、それぞれに面白いが、岩明均のコミックに共通のあっけらかんとしたほのかなユーモアが背景に流れている。これが結構魅力的なのだ。さて、読み終わってしまったので、また2年次の巻を待たないといけないのかあ、やれやれ。いいところで終わったんだよなあ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ稀代の傑作『寄生獣』の連載終了からおよそ四半世紀、映画化もされ、プロによる二次制作の長編が登場してもおかしくない。この作品は『寄生獣』を前提にしているので、まあ読んでないとわけがわからない。ここでは『寄生獣』のネタバレは避けない。
リバーシというのは、おそらくオセロ・ゲームと同様のヨーロッパ起源のボードゲームのことであろう。白黒の駒を裏返す。これは『寄生獣』のスピンオフとはいえないか、サイドストリーといういい方はできるかも知れない。新一とミギーの物語の裏側で、『寄生獣』には登場しなかった人物を主人公として語られる物語。つまり、広川市長をリーダーとして、パラサイトたちが支配しようとする町(こ -
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ネタバレ 購入済み
ストーリーテリングの天才!
既出読破。なので1巻〜10巻の雑感を。
まず出だし。天才。
伝記を描くのに、幼少期でもなく老年期でもなく、中途半端な青年期の、しかも史実に一切ない(よね?史実詳しくないけど)ヘンテコ動力創作エピソードからスタートするあたりやはり岩明サンは物語りの天才なのだと思う。
作者にも編集にも自信がなきゃできない始まり方。打合せが見たい。史実の殆ど残ってない半架空の人物に、「コイツってこんなヤツ」と言い切るヘンテコエピソード。そして物凄く息の長い伏線。ミスリードしたら読者が路頭に迷うのに。
あとは歴史物なのに説明的文章も最小限でセリフも多くないのにストーリーについて行ける不思議。やはり -
Posted by ブクログ
カイロネイアに死神降臨。
アレクサンドロスとしては、その場で必要なことをただただ気負いもなく行っただけなんだろうけど、落ちたものを拾うかのような、何気ない様子で人を殺していくというのは、狂気にしか思えない。
武器が壊れたから、新しい武器を手に入れなきゃ。そこに落ちてるから、それ拾えばいいじゃん。
そういうことではない。文化が違う、とかいうレベルでない。
鉄火の戦場ではまだまだ傍観者でいられるエウネメスも、政治という戦場ではそうもいっていられない状況に。個人の感情・思惑を踏みつぶして回る車輪にいつの間にか組み込まれています。抜け出したい。それが困難なことは重々承知だけど、抜け出したい。それは子 -
購入済み
古いマンガだけど面白い
ストーリー展開は十分練っている。わずか4巻だけど,展開が予想できず引き込まれる。
岩明さんの絵は,特に人の顔の表情描写が変だけど,気には無くなる。
面白いマンガだと思う。 -
購入済み
昔読んで面白かった
未知の生物がいつ地球に現れるかのは誰にも分らないし、その能力が人よりはるかに強大だっが、その中で主人公らが色々悩みながらも精いっぱい戦う姿が面白い