岩明均のレビュー一覧

  • レイリ 1

    原作者が寄生獣の岩明均さん

    寄生獣を読んだときの衝撃は忘れられない。忙しさに紛れ、暫く漫画から遠ざかっていたが、たまたま無料版でレイリの原作者が岩明均さんと知り、興奮を覚えた。画は違えども岩明さんの世界観を存分に表現されている作品である。

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    2020年01月03日
  • 寄生獣(1)

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    ダークバトル漫画です。
    テンポの良さやバトルの描写等今の作品にも引けを取らない面白さだと思います。
    昔の作品ですがおすすめの作品です。

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    2019年12月28日
  • ヒストリエ(2)

    ネタバレ 購入済み

    キャラに血が通っている

    残虐克リアリティの有る戦闘描写がこの作者の真骨頂だと思うが 同時に細やかな人の機微を捉えている所が凄い 剣士トラクスを始めヒエロニュモス家人達等サブキャラから町のモブキャラに至るまで生き様が現れている ストーリーも惨劇後の父親の死からの 主人公の記憶が暴かれ奴隷に落とされる超展開と見どころあり過ぎ

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    2019年12月07日
  • ヒストリエ(11)

    ネタバレ 購入済み

    カルディアのエウメネス

    出生もどのように関わってきたか
    記録があまりないのに、
    物語として作っていく、それがすごい。
    連載が遅いですが、
    これからアレクサンドロス四世までどう関わって行くか楽しみです

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    2019年11月23日
  • 寄生獣(1)

    aki

    購入済み

    続きがに気になる

    面白いので個人的には気にならないですが、結構前の作品なので、服装とか時代背景など古く感じる部分もあるかも?その辺りを加味して読むのが良いと思います。
    アクションあり、ホラーあり、グロありですが、同時に人類とは?差別とは?など深く考えされる内容でもあります。

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    2023年02月02日
  • ヒストリエ(11)

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    ネタバレ

    疑心が謀略を生む宮廷劇。
    フィリッポス王はアレクサンドロスを疑っている。
    将軍としては優秀でも統治者としてはどうなのかと。
    謀り謀られ嵌められる。
    毒女、王妃オリュンピアスの反逆が始まる。
    次巻の活躍に期待です。

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    2019年09月16日
  • レイリ 6

    購入済み

    さすがとしか言いようがない

    岩明さんのシナリオの凄さに唸りました。
    このシナリオをこの絵にしてくれた室井さんの画力にも感謝です。

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    2019年09月12日
  • 寄生獣リバーシ(3)

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     主人公のタツキは『寄生獣』で出てきたパラサイトを見分けることができる連続殺人犯のように、パラサイトが勘でわかるのだ。『寄生獣』の連続殺人犯は人の命を奪い続けてきたがために、人とそうでないものの見分けがつくようになったといった説明がなされていたと思うが、タツキについては能力の由来は語られない。
     彼の「敵」はコウヘイという名で、左手に規制したパラサイトはヒダリーではなく、「スレドニ・ヴァシュタール様」と呼ばれている。これはサキの短編が出典のようだ。「ヴァシュタール様」は覚醒剤付けになったパラサイトだが、覚醒剤がパラサイトにどのような作用をもたらすのかは不明。
     タツキの敵はコウヘイだから、パラ

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    2019年09月12日
  • 寄生獣リバーシ(2)

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     マンガというのは絵と文字で物語を語る媒体である。文字で語れるのになぜ絵を入れるのかということになれば、圧倒的な絵の力を示さねばなるまい。
     『寄生獣』のパラサイトは絵で見せることに圧倒的な利点がある。それはそれとして、『リバーシ』では語りを入れず、表情や動作で感情を語ろうとしているようだ。
     主人公タツキのいう「おぞましい悪」はタツキの同級生を手にかける。彼はタツキを煽っているのだろうか。タツキはパラサイトの存在を知りつつも、人間には天敵がいてもいいだろうという立場を取る。だが、彼の友人を殺した「あいつ」は許せないという。
     『寄生獣』で描かれた広川や田宮によるパラサイト共同体の形成、田宮に

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    2019年09月12日
  • ヒストリエ(11)

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    マケドニア王のフィリッポは、脚の怪我のため一休みか。しかし、その間ただ休んでいるわけではない。何かしら次の一手を打っている。主人公のエウメネスは、それに積極的に関わりたいわけではないのだが、結果的には大いに関わってしまっているわけだ。なんていうか、その間の具合が面白い。冷静すぎるやつ(主人公もそうだが)、やたらと必死なやつ、それぞれに面白いが、岩明均のコミックに共通のあっけらかんとしたほのかなユーモアが背景に流れている。これが結構魅力的なのだ。さて、読み終わってしまったので、また2年次の巻を待たないといけないのかあ、やれやれ。いいところで終わったんだよなあ。

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    2019年08月02日
  • ヒストリエ(11)

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    刊行の間隔が…長過ぎる…。そこに描かれていることは理解できるんだけど、全体の流れがほとんど掴めていない感じ。完結したときにもう一度まとめて、とは思うけど、そのときにはまた別の読みたい作品があるだろうし、結局そのままになりそうな予感。その前に、まだ全然終わる気配なんかしないし。

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    2019年07月29日
  • ヒストリエ(11)

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    ネタバレ

    王子アレクサンドロスに瓜ふたつの姿と、その顔に獅子による傷を持つオレスティス人・パウサニアスについて語られる第11巻。感情の起伏が殆どなく「心がない」とも評されるそのキャラクターが、物静かで危うげでとても魅力的。
    主人公・エウメネスも、出番は少ないながら策士らしい見せ場がある。
    毎巻文句なく面白いのだけど、物語の進展は遅い。首を長くして次巻を待ちたい。

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    2019年07月28日
  • レイリ 6

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    すごくいい漫画だった。

    清々しいくらいのラスト。
    のコマ。220ページ。
    一コマ。

    どうしてこんな読後感になるのか不思議なくらいだ。
    あんな展開で。

    原作の人、はこういう話を作るよね。
    愛する人からの自立、本当の自立というか。
    うまいこと言えないけど。
    ミギーの最後もそうだった、
    あれは本当に(興奮すると「本当に」が連発)、本当に秀逸なラストだった。

    魂を揺さぶるようなラストだった。

    レイリも、どちらも。

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    2019年06月15日
  • レイリ 6

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    岩明均さん原作の匂いを濃く保ちながら、室井大資さんの描く登場人物の「目の揺らぎ」「目の表情」が素晴らしい。

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    2019年05月24日
  • 寄生獣リバーシ(1)

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    ネタバレ

     稀代の傑作『寄生獣』の連載終了からおよそ四半世紀、映画化もされ、プロによる二次制作の長編が登場してもおかしくない。この作品は『寄生獣』を前提にしているので、まあ読んでないとわけがわからない。ここでは『寄生獣』のネタバレは避けない。
     リバーシというのは、おそらくオセロ・ゲームと同様のヨーロッパ起源のボードゲームのことであろう。白黒の駒を裏返す。これは『寄生獣』のスピンオフとはいえないか、サイドストリーといういい方はできるかも知れない。新一とミギーの物語の裏側で、『寄生獣』には登場しなかった人物を主人公として語られる物語。つまり、広川市長をリーダーとして、パラサイトたちが支配しようとする町(こ

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    2019年03月29日
  • ネオ寄生獣

    購入済み

    素晴らしいトリビュート!

    どれも面白かったけど特に太田さんと熊倉さんのが面白かった。
    どの作家さんの作品からも愛を感じました。買ってよかったです!

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    2018年12月09日
  • ヒストリエ(10)

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    この巻はカイロネイアの戦いのあたりを描いている。初陣のアレクサンダーが、単身でアテネ・テーベ連合軍に突撃するエピソードなど。

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    2018年11月06日
  • ヒストリエ(1)

    ネタバレ 購入済み

    ストーリーテリングの天才!

    既出読破。なので1巻〜10巻の雑感を。

    まず出だし。天才。
    伝記を描くのに、幼少期でもなく老年期でもなく、中途半端な青年期の、しかも史実に一切ない(よね?史実詳しくないけど)ヘンテコ動力創作エピソードからスタートするあたりやはり岩明サンは物語りの天才なのだと思う。

    作者にも編集にも自信がなきゃできない始まり方。打合せが見たい。史実の殆ど残ってない半架空の人物に、「コイツってこんなヤツ」と言い切るヘンテコエピソード。そして物凄く息の長い伏線。ミスリードしたら読者が路頭に迷うのに。

    あとは歴史物なのに説明的文章も最小限でセリフも多くないのにストーリーについて行ける不思議。やはり

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    2018年03月23日
  • ヒストリエ(10)

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    エウメネス私書録の「アレクサンドロスはほんのわずか先の未来が見えるようなのだ」、というのはなるほどと思った。戦の天才は無謀にやみくもに突っ込んでるんじゃなくて、突っ込める処が視える人なんだろう。

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    2018年01月14日
  • ヒストリエ(10)

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    ネタバレ

    マケドニア陸軍が最強であることも、アレクサンドロス王子の異常性もよくわかった、カイロネイアの戦い。
    狂人によく切れる刃物を与えるようなものだとフィリッポス王は危惧してるわけね…。
    才覚を認められつつも、権力を持ちすぎないように警戒されるエウメネスは「王の左腕」候補&結婚破談に。
    自由に必要なのは凡庸さかもなと思った…。

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    2017年08月16日