岩明均のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ストーリー展開の圧倒的な面白さと、残虐な殺戮シーンにどうしても引きつけられてしまいます。元々そういった残酷ものは嫌いではないので初めは単なるSFホラーものという感覚で読んでいたが、だんだん考えさせられる内容に変わってきたと思います。個性的な登場人物との絡みの中で種の存続とはといったようなテーマが明確になってきたのでしょうか。印象に残っているところは校舎内の殺戮シーンや市役所でのパラサイト探しのシーン、後藤との一回目の戦闘の中でミギーを失ったシーンなどいろいろありますが、中でも最も印象的なのは後藤を倒した後のおばあさんの「やったのか、シンイチ」と漏らすシーンはなんともいえずグッときます。
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無料版購入済み
主人公は『寄生獣』本編に登場した広川剛志市長の息子、広川竜一。彼は、ある事件をきっかけに、パラサイトと関わってしまった人々の苦悩や、人間とパラサイトの間にあったもう一つの戦いに向き合うことになります。
原作の主人公である泉新一やミギーの知らない場所で、人間とパラサイトの生存競争がどのように繰り広げられていたのかが描かれています。 -
無料版購入済み
寄生獣好きだったけどスピンオフあるとは知らなんだ
読んでみた
本編と全く別の話かと思っていたが、同じ時間軸で同じ話の別の視点ということらしいので、そのうちミギーも登場することだろう
今の所面白くないけれど、それまで我慢して読んでみる。 -
Posted by ブクログ
一巻完結でよくまとまってるっていう漫画のおすすめだったので読んでみた。
今数学者って聞くと、あまりにかけ離れた存在なので、大学にお勤めの数式に魅了されたロマンチストな変人…(ごめんなさい、本当にごめんなさい。すごい偏見です)というイメージを持っていまして…。
でもはるか昔は、戦争にダイレクトに関わるような知識を持ってる人で、それは目に見えにくいだけで今もきっとそうなんだろうな…なんて思う。
ヘウレーカ、「わかった!」という意味で、アルキメデスの逸話に深く関わるワード。
知ってる人なら、ヘウレーカと聞いただけでアルキメデスを連想するのかもしれない。だからタイトルなのかもしれない…でも考 -
Posted by ブクログ
この世界観好き
この作品はドラマ化されているのですが、とても珍しいことにドラマも素晴らしい!
演技よしVFXよし原作からのアレンジもよしの三方よしです
I like this world-building!
This work was adapted into a TV drama, and—quite unusually—the drama itself is also fantastic!
The acting is superb, the VFX are top-notch, and the way they’ve arranged it from the original is -
Posted by ブクログ
この世界観好き
この作品はドラマ化されているのですが、とても珍しいことにドラマも素晴らしい!
演技よしVFXよし原作からのアレンジもよしの三方よしです
I like this world-building!
This work was adapted into a TV drama, and—quite unusually—the drama itself is also fantastic!
The acting is superb, the VFX are top-notch, and the way they’ve arranged it from the original is -
Posted by ブクログ
ネタバレ田村玲子の物語が終止符を迎える。
ミギーを宿した新一と、子供を宿した田村。主人公にとって彼女は“鏡合わせ”の存在であった。彼女も、人と寄生生物の境界線に立ち続けた存在だ。寄生生物と人間関係を「敵」ではなく「家族」と定義したのは、そんな彼女だからこその発想だったのだろう。田村の最後が“警察による自殺”という形で死を受け入れる事からも、寄生生物では有り得ない、人間のような死に方だったのが感慨深い。
また、田村の死を切っ掛けに、目を逸らしていた母親の死を受け止め、新一の感情が再生する展開が良かった。夢の中で母親が帰ってくるシーンは、思わずもらい泣きしてしまう。