岩明均のレビュー一覧

  • ヒストリエ(1)

    Posted by ブクログ

    え?これ完結してなかったのってくらい、あっという間に読んでしまい、先が楽しみすぎる作品。古代オリエント好きにはぜひぜひオススメの作品。

    0
    2013年08月04日
  • ヘウレーカ 1巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    同作者の連載作品「ヒストリエ」以前に書かれた、紀元前のローマの戦争を描く作品。槍合わせの部分よりも知恵を使って戦う部分がクローズアップされている。

    対立するカルタゴとローマの間で揺れるシチリア島のシラクサ市。有力者・エピキュデス将軍の一存により、カルタゴにつく意を表明し、ローマからの制圧軍と戦うことになる。
    このため、市内のローマ人が捕らえられるという状況にあたり、シラクサに住むダミッポスは、ローマ人の友人・クラウディアの危機を救うため、アルキメデスの兵器や自身の知恵を活かして、敵軍と戦う。

    物語がキレイにまとまっていて、さらにまとめるのはなかなか難しい作品です。古代ローマの戦闘を描くコミ

    1
    2013年06月30日
  • ヒストリエ(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    紀元前のヨーロッパを舞台に、アレクサンドロス大王に仕えたエウメネスの前半生を描く。
    物語はエウメネスが、わけあってしばらく離れていた故郷「カルディア」に戻ろうとしているところで、アリストテレスに出会うところから始まる。やがて、アリストテレスとは別れ、故郷に戻ったエウメネス。そこで、彼の過去が語られ始める。

    まだまだ導入部です。舞台やスケールはでかいですが、まだその大きさは見えてきてません。次巻に期待。

    0
    2013年06月15日
  • ヒストリエ(7)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アレクサンドロスの身体に宿る第二人格・ヘファイスティオンの成り立ち。
    エウメネスはマケドニア将棋を考案するなど、すっかり玩具担当書記官に。取った駒が使えるというのは、チェス系ゲームでは日本将棋のみなので、これは作中オリジナルなのだろう。王から王子に王位を禅譲することができるなど、かなり独特。限定版はマケドニア将棋がおまけとして付いてきたらしい。
    マケドニアはビザンティオン攻略のため、兵を起こす。

    0
    2013年06月01日
  • ヒストリエ(6)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アレクサンドロス登場。蛇のアザを持つ知的な青年。知的障がいを持つ異母弟アリダイオスがいる。エウメネスがアリダイオスに作った戦車の玩具に興味を示し、エウメネスの才能を見抜く。謎に満ちた存在。
    エウメネスはミエザの学校には行かず、馬術訓練や書籍整理などの書記官業務に勤しむ。これまでの人生の波乱とは違い、平穏な日々が続く。

    0
    2013年05月29日
  • ヒストリエ(5)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    故郷カルディナでエウメネスは自分が去った後の周囲の人々の行く末を知る。ヘカタイオスの部下、ゲラダスに襲われるが返り討ちにするエウメネス。追われる身となり、アンティゴノスの下で職を得てこの街を出る決心をする。
    そしてついに明らかになるアンティゴノスの正体。アンティゴノスは、街を包囲するマケドニア王フィリッポスだった。
    マケドニア首都ペラで書記官になり、エウメネスの新たな人生が始まる。

    0
    2013年05月28日
  • ヒストリエ(4)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ボア村を攻め落とす計画を練るティオス市の豪族フィレタイロス家のダイマコス。その兄の謀略を弟のテレマコスが村に伝える。装備も人数もダイマコス私兵に敵わぬボア村民を、エウメネスはいかにして救うのか。ボア攻防戦クライマックス。
    そして物語はようやく、アリストテレスとエウメネスが出会うシーンへと繋がっていく。

    0
    2013年05月24日
  • ヒストリエ(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヒエロニュモス家の実権を握ったヘカタイオスによって、奴隷としてオルビアの商人ゼラルコスに売られるエウメネス。幼少からずっとその家の次男として育ってきたエウメネスは、去り際に堪えきれずに叫ぶ。このシーンと、後に続くカロンの独白が凄まじい。
    オルビアに向かう船が難破し、エウメネスはボアの村の人々によって救われる。ここで村の住人としてエウメネスは一時の安寧を得るのだが。

    0
    2013年05月22日
  • ヒストリエ(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スキタイの奴隷トラクスが引き起こす惨劇。この一件から、エウメネスの出自が明らかになり、豪商ヒエロニュモスの息子から蛮人奴隷となる。

    0
    2013年05月21日
  • ヒストリエ(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古代ペルシア・オリエント文明を舞台とした歴史もの。のちにアレクサンドロス大王の書記官となるエウメネスが主人公。
    ペルシア帝国からアリストテレスとともに逃れ、故郷カルディナに戻ったエウメネスが、幼少時代を振り返る。
    『寄生獣』のような非現実的な展開はないが、普通の人間が無表情のまま繰り広げる惨劇はやはり激しく冷たい。

    1
    2013年05月21日
  • ヒストリエ(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2〜3巻の主人公がスキタイ人であることが明るみになり、売られて行く流れが芸術的でござる。
    奴隷の男性器をとるいかれた行為は歴史上行われてたんだろうね。プライドを挫くため?自由市民の女性が強姦されることを防ぐため?
    調べてみまふ。

    今後、再会したカルロがキーパーソンになったりするのじゃないかとひとり妄想しています。

    1
    2013年05月14日
  • 寄生獣(9)

    Posted by ブクログ

    ついに「狩り」は始まった!
    次々と抹殺されるパラサイト。
     
    「人間こそが地球に寄生する獣」。
    市長の言葉は深い。
     
    なぜ、パラサイトと共存できたか不思議だけど。 

    「後藤」との対決。
    ミギーは大丈夫?

    0
    2013年03月21日
  • 寄生獣(8)

    Posted by ブクログ

    田宮玲子は死に際に何を思っていたのか・・・
    深い悲しみにより、涙を取り戻した新一。 
    とても感慨深いシーン。
     
    殺人鬼・浦上を利用しての、「狩り」はいかなるものか?!

    0
    2013年03月21日
  • 寄生獣(7)

    Posted by ブクログ

    新一VS三木(=後藤)。
     
    田村玲子VS3人(匹?)のパラサイト。
     
    パラサイトもいろいろと計画性を持ってるんだな。

    0
    2013年03月21日
  • 寄生獣(6)

    Posted by ブクログ

    人を喰らうパラサイトを「敵」として、自分の使命感に目覚めた新一。
     
    田宮良子の赤ん坊に対する感情。
    何か芽生えるものがあってほしいと願う。

    新一の目が乾いている・・・
    潤いをとりもどしてほしい。

    0
    2013年03月20日
  • 寄生獣(5)

    Posted by ブクログ

    市長候補となる「広川」。
    パラサイト側もどんどん賢くなり、世の中に溶け込んで生きていくすべを学んでいってるな。
     
    彼らがいう「食堂」という表現は、全然温かみがなく不気味。
     
    加奈ちゃん死んじゃった・・・
    もっと物語の鍵を握ると思っていたのにな。

    0
    2013年03月20日
  • 寄生獣(4)

    Posted by ブクログ

    高校で起こった「島田」の暴走。
    あれだけの惨劇が実際に起こったらパニック必至だな。 

    世間にさらされたパラサイト。

    いくら相手に不信感抱いてても、髪の毛引っ張るなんてできないな。

    0
    2013年03月20日
  • 寄生獣(3)

    Posted by ブクログ

    新一の仲間は口だけパラサイトの宇田。
    愛嬌あっていいな。
     
    脳にさえ寄生されなければ、結構面白い仲間になりえる。
     
    感情がどんどん失われていく新一がちょっと心配。

    0
    2013年03月20日
  • 寄生獣(2)

    Posted by ブクログ

    母との突然の別れ。
    あまりにも理不尽で心痛む・・・
     
    九死に一生をえた新一。
    その身体能力は常人を超えている。

    「田宮良子」の狙いが気になる。

    0
    2013年03月20日
  • ヒストリエ(5)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    父の墓。そして母の墓。

    氏の描く顔を見ると先行する作品群を鮮やかに思い出す。
    それがいいことなのかよくないことなのかはわからないが。

    0
    2012年12月29日