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面白い続きが気になる
登場人物が増えたと思ったら、亡くなったり中々重要人物が誰なのかわからないですが、話は面白く主人公の内面というか本音が中々みえてきませんが次巻は大きく動きそうで楽しみです。
Posted by ブクログ
奴隷として売られることになったエウメネス。彼の没落の要因となったスキタイ人奴隷ターミネーターとのかすかな交歓、エウメネスおつきの奴隷だったカロンとの複雑な感情を秘めた交流。貴族の御曹司という境遇から奴隷への急転落。諸々の感情があるとき爆発的に強く噴出する場面が、この作家の素晴らしいところだ。
かようにギリシャの奴隷制がキーとして描かれるが、対してマケドニアでは奴隷が少ないという陳述があとで出てくる。
エウメネスら奴隷を乗せた船ではさっそく奴隷の反乱が起きるが、しかし、奴隷は烏合の衆にすぎず、船は沈没。エウメネスが流れ着いたのは田舎の(つまり野蛮人の)村。彼はここボアの村に居つくことになる。自給自足の生活の一方で、剣の腕を磨き、請われて村人たちにギリシャ神話の講義を始める。共同体レベルでも知は力なりといいたいようだ。
どこに行ってもよそ者のエウメネスがここで数年の間、所属する集団を見出すのだが、ギリシャ世界とは習慣の異なることが多く、「文化が違う」とあきれてみせる。文化を相対化できるのもエウメネスの強みなのだ。
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