【感想・ネタバレ】ヒストリエ(2)のレビュー

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感情タグBEST3

購入済み

2022年02月02日

戦闘に謀略、そして転落。非情に内容の充実した2巻でした。
この漫画が面白いのはそのストーリーテリングや心理描写などの賜物なのだろうか?
ともかく、この2巻の時点で傑作という月並みな言葉が思い浮かぶような漫画です。

#泣ける #カッコいい #タメになる

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購入済み

衝撃の急展開

2022年09月28日

予想外の急展開で衝撃的でした。第1巻では少し入り込みづらいものを感じましたが、第2巻から一気に引き込まれました。

#エモい #切ない #深い

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世界が一変

2021年11月15日

逃げ出した奴隷のトラクス。奴隷とはまるで関係のない人生を送っているかのように見えたエウメネスだったが、その日から、エウメネスの人生も変わってしまう。

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おもしろい

2021年08月25日

話しのテンポも早くてどんどん先が読みたくなります。人に陥れられたり、人の出会いで好転したりと波乱万丈な物語

#カッコいい #タメになる

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面白い

2021年05月24日

まだ全体像を掴めませんが、スケールが大きいこと
と、主人公の境遇が少しわかってきて続きが楽しみです。一度では理解できないとこもあるので再読もしたい。

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2021年03月31日

岩明先生の絵は上手いけどどこか堅い印象を持っていたのですが、ヒストリエを読んで考えを完全に改めました。
惚れ惚れするスキタイの戦闘描写やエウメネスの心情表現など、とてつもなく引き込まれます。

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面白い

2021年02月23日

やはり面白い

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2020年07月25日

有名な「ば〜〜〜っかじゃねえの!?」がここから来ているとは知りませんでした。
シリアスな場面なんですが妙にインパクトがありますね(笑)

エウメネスは非常に賢く、それゆえ言動にもややこまっしゃくれた所がありますが、「書物にはない」この世の側面に打たれたシーンには胸がしめつけられました。

...続きを読む個人的には突き放すような物言いをしながらも実直さが伺えるカロンが好きです。

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キャラに血が通っている

2019年12月07日

残虐克リアリティの有る戦闘描写がこの作者の真骨頂だと思うが 同時に細やかな人の機微を捉えている所が凄い 剣士トラクスを始めヒエロニュモス家人達等サブキャラから町のモブキャラに至るまで生き様が現れている ストーリーも惨劇後の父親の死からの 主人公の記憶が暴かれ奴隷に落とされる超展開と見どころあり過ぎ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年01月15日

舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作です。
蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。
ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出...続きを読む自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだったのです。

スキタイ人にも温かい人はいたんでしょうが、この巻ではあくまでその「温度ある冷酷さ」が強調されています。

奴隷のスキタイ人トラクスは、家畜以下の扱いを受け続けますが、遂に錠を全て解放し、同胞たちのいる元へ帰還しようと動き出します。

主人公はその逃亡劇の参加者になってしまうわけですが、同じスキタイ人的な本能で幾つもの「死」を認識します。

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Posted by ブクログ 2011年03月31日

「門をォーッ!開っけろォーッ!」 この作品凄いよ!!笑えて泣ける、まさに良作とはこういうものだよねっ。

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Posted by ブクログ 2010年03月04日

今もまだ続いていて、ただ執筆がものすごく遅いのでなかなか進まないという。
「寄生獣」の作者で、この作品もまたすっごく面白いのです。
で、今相方もいないしーってことで 古本屋で探してきたわけです。
もう一度読み直したくてw


なぜこの時代に惹かれるのか、
世界のあらゆる研究者から一般市民にまで 
...続きを読むの手の映画や書籍がウケるのは憶測の域を超えないからなんですね。

この時代の資料は、ヘロドトスによる旅行記でしか確認出来ない為
(当時の反対勢力に残された一部資料とは内容が違ったりしている)
信憑性に欠ける部分も多く あくまでヘロドトス視点だという点から
憶測の域に過ぎないものが多いのです。
「ヘロドトスの悪意」なんて呼ばれてますけど、
当然本人は悪意があって書いたわけじゃないでしょうしw
それこそギリシャ当地でも、何世紀にも渡って読まれた書物なのです。


夢があるというか、ロマンがあるというか、
映画製作、脚本家などにとっては壮大なストーリーを描くのにもってこいの舞台なんでしょうね。
もちろん見る側にとっても それが面白い。
史実通りの部分と、脚色された部分…
これを意識しながら見れるようになればもっと深いな!と思い勉強中です。


次は「グラディエイター」見たいなー「ハンニバル」(ホラーじゃない方)も。


私が紀元前550年前のギリシャ スパルタ国に惹かれるポイントは
ギリシャが世界最初の共産主義を生み出す傾向にあったことです。
もちろん当時は身分階級があって、自由市民と奴隷に分かれていますが
他国のそれと違って身分差別ではなくあくまで職業別であるということ。

スパルタ人は戦人。
幼少の頃から狩の練習、戦いの練習に明け暮れています。
しかしそれだけじゃ国としての昨日は果たしませんよね。
それを補うのが奴隷身分の人たち。
武器作りの鍛冶や、農作業、建設など奴隷が行なうことによって街が正常に動くんです。
だから、士農工商じゃないけどそれに近い感覚なのかなって思います。
階級の違いが大きいのは仕方ありませんが、他国からみればより平等であったと言われています。
逆に言うと、彼らのおかげでスパルタ人は戦に専念できるわけです。

さらに、当時女性はかなり下の階級として扱われ 
外に出ることも許されず、男の話に口出すことも許されなかった時代に
スパルタでは元気な戦人を生む為に 
女性も体を鍛え外に出ることも割と自由でした。
王妃であれば協議会で発言することもあったぐらいです。
奴隷だけではなく女性もまた他国に比べると自由であったといわれています。
「本物の男(戦人)を産むのは女なのよ。」

こうして、他国からの侵略を受けても
自由の為に闘うという国がとても魅力のあるところです。


スパルタ兵は、生まれた時にすでにもう間引かれます。
生まれてすぐに診察され 病弱であったり、奇形であれば 海へと投げ込まれるのです。
7歳になれば親元から離されて軍隊に入ります。
そこでは様々なことを学ぶのですが、まさにスパルタ教育。
食料は一切与えられず 奴隷の作る作物や貢物などを盗むのです。
いかにして盗むか、知恵と技を養います。
また見つかれば 鞭打ちの刑ですが、これも声を出さずに耐えしのぐ訓練の1つになります。
さらに成長すると荒野に1人残され、大自然の厳しさを学びます。
これら全てに耐え抜いたものだけがスパルタ兵となれるのです。


また、彼らの特徴はその外見。
頭に兜を被るだけで、あとはすっぽんぽん!
身軽に動ける、強靭に鍛え上げた肉体が鎧、技にも自信があればこそ成せるいでたちです。
左手に大きな盾と右手に長い槍をもち、重装歩兵という部隊を確立していったのも彼らです。
首から下、膝から上を盾で隠すようにして 横1列に並びます。
そうして左隣の人を盾で守りぬくのです。
一糸乱れぬ連携で敵を盾で押し上げ、2列目が長槍で突き刺します。
重装歩兵密集陣と呼ばれるこの戦法は、スパルタ300人で2万人もの兵士を殺したのです。


もちろん接近戦でもすごい強さです。
槍の先が折れれば反対側で突き刺し、反対側も折れれば剣を取り出します。
戦術に長けていて臨機応変に動けるのです。
そして残忍でもあります。
捕虜は一切取らずに全てを殺し去ります。
侵略の用件を伝えに来た使節さえも殺したとされています。


スパルタ兵が家に帰るのはほんの一時に過ぎないため 
妻が兄弟で一緒というのも珍しくなかったそうです。
また、ひとたび長い旅、訓練に出れば家に戻れないためにホモが多かったとか…。
このころ少年愛は公然と行なわれていたようです、ウホッ。
それが一層仲間の絆を深めスパルタ兵を強くしたといわれています。


スパルタは、戦だけではなくジョークが効いているのも面白いところ。
「武器を捨てろ」と言われれば「武器を奪ってみろ」と答え
敵対勢力の王が「私は国の為に喜んで家来を殺す」と言えば
スパルタのダレイオス王は「私は家来の為に喜んで死のう」と答えたそうです。

次はこの時代の、他勢力の国事情ももっと調べてみたいです!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

エウメネスの賢さには、本当に驚く。バルバロイ出身でありながら富豪の家で育てられ、家族の不幸で、奴隷の身になってしまうエウメネス・・・
若いながらも、社会を客観的に見つめる姿には脱帽。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

溢れんばかりの才能を持つ上に、地元の有力者として生まれ育ったエウメネス少年。そんな彼の出生の秘密が大きく圧し掛かる。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

なんとなくそうかな〜という、予想通りの展開となった。しかし、方向は合っていたものの、さらにもう一歩踏み込んだ展開でありなかなか読み応えがあってよろしい。道端の子供を不意に盾にするシーンなど、ものすごくあっけなく描かれていて現実味のない画があるが、逆にそれが恐さに拍車をかけている気がする。また、子供の...続きを読む心理描写も良く表現されていて、最終段でのシーンに思わず涙してしまった。相変わらず、巧いと思った。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

『これを戦と呼んでいいものかどうか・・・・・・ 周りを囲む市民兵たちに対し敵はスキタイ人奴隷たった1人なのだ しかしそれでも彼・トラクスは多勢を相手に 互角以上の戦いを展開していた 私はただその場につっ立ったまま トラクスのあまりに鮮やかな剣さばきに すっかり見とれてしまっていたのだ』

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

2巻はエウメネスの幼少時代篇。戦闘シーンも増えてきて大満足。内容に関してもいつのまにか凄い力でひき込まれてしまって次巻が楽しみ。久しぶりに寄生獣読みたくなってきたな。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

アレキサンダー大王がいる時代の人物がモデルのようです。近世の歴史が不勉強の私でも楽しく読めます。戦いのシーンが多いので、以前の作品同様に楽しめます???

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Posted by ブクログ 2021年08月24日

うす気味悪い話。殺人シーンが多くて衝撃的だが、どんどん読んでしまった。怖いがこの先が気になって仕方がないです。

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2021年04月01日

とにかくこの絵が大好きです。
特徴的で、表情の描かれ方が素晴らしいと思います。
ストーリーも先がきになる展開が続きます。

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女剣士の幻

2020年07月01日

繰り返し出てくる女剣士の幻が気になる。
それはそうと この作品はコミックというよりは題名通り歴史書という要素がかなり強い。
そのためやむを得ないことではあるが、状況説明 背景説明のための地の文が長く あちらこちらにあるのが少々気になる。
うまく登場人物のセリフの中に紛れ込ませればいいのだが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年07月26日

幼少期の話の続き。

スキタイ人の奴隷によって、エウメネスの人生は大きく

変わっていきます。名士の子から奴隷に。

正に人扱いされないようになります。しかし、本来の自分

になった清々しさも感じられました。

奴隷になって、女中から書物を届けられた時の目の描写

は秀逸です。

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Posted by ブクログ 2014年03月06日

本質的なところは、かなり幼い時点で、決定されているのかもしれません。

でも、それを隠して、理想を目指すことが出来るのも、人間のおもしろいところです。

エウメネスは、子どもの時点で、それぞれの人間に対する処方を知っていたかのようです。

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Posted by ブクログ 2013年09月28日

ようやく物語が動き出した。

エメネウスって、歴史上の誰かなのだろうか?

 スキタイ人の奴隷が起こした事件をキッカケに、エメネウスは自分の出生を知ってしまう。

そして陰謀に巻き込まれ、奴隷に身分を落とす。

これは歴史を知らないと、面白さ半減ですね。

ペルシャ、ヒッタイト、スキタイ、何だっけ・...続きを読む・・
世界史の初めのほうだよね。ヤバイ、全く覚えて無い。

あっ、物語は面白いです!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月21日

スキタイの奴隷トラクスが引き起こす惨劇。この一件から、エウメネスの出自が明らかになり、豪商ヒエロニュモスの息子から蛮人奴隷となる。

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Posted by ブクログ 2011年08月08日

身分が変わり大きく物語が進む。片鱗を見せるスキタイの血が…と非常に展開が面白い。この先舞台が変わりそうなので楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年05月28日

エウネメスの子供時代の話が続き、だんだんとエウネメスの出生の秘密が明らかになってきました。1巻でなんで「ヘカタイオス」の名前にあんなに反応したのかも分かりました。
嵌められたんですね。

裕福な家の子から一転奴隷になったエウネメスですが、持ち主は市ということで、苦労はない感じです。

母親の死に涙も...続きを読む見せなかったエウネメスが、奥様を前に涙するというのは、自然なことかもしれませんが、なんか本能的に「この人の前では泣いておけ」って思ったのかもって勘ぐってしまいました。

次巻も楽しみです。

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Posted by ブクログ 2021年12月20日

生まれついての能力に差があるんだから仕方がない 舞でも舞っているように軽やかで 遊牧民族スキタイは_世界で最も勇猛で_誇り高くそして…残忍である 人の心は弱いもの…と言うよりかなりあやふやで変形しやすいものだという事をこの経験は学ばせてくれた 一つ眼巨人・キュクロプス ヒエロニュモスは僕の品質管理を...続きを読むする義務があるんだアンカー風邪なんかひかせちゃ駄目さ 敬い慕って 精確な情景が夢に現れるとおり

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購入済み

無知なので

2020年06月02日

実在した人物がでできて、ある程度は史実にそったお話なのかもしれませんが、この時代のことにまったく詳しくないのであまりハマれませんでした。
きっと歴史に詳しければもっと楽しめるのだと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月27日

近所のテオゲイトンのところの奴隷だったトラクス。これまで鎖で手足を繋がれていたが、ついにそれをはずしてもらうことができた。泣いて喜んだ彼が最初に行ったのは…それまで自分を散々虐げたテオゲイトンの家人を皆殺しにして、スキタイの里に帰ることだった!エウメネスが目撃したトラクスの戦いが描かれる。そして、エ...続きを読むウメネスの身にも大きな転機が訪れる…。

エウメネスの色々なことがわかってくる2巻です。

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Posted by ブクログ 2020年07月15日

・・自分で描いた筋書きの矛盾を・・
異民族の特異性って事で全部片付けようとするなんて
・・呆れるよな
こんなのは話のすり替えだよ・・
ぼくがスキタイ人である事と
スキタイ人奴隷トラクスがどの時点で死体になっていたか解明する事とは
別の問題だろ?(p.149)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

表紙がいい味出してるな〜
あんまり型にはまった漫画っぽくなくて好き。
急展開で、いきなり主人公が奴隷に・・
こういう展開、大好き。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

『寄生獣』の岩明均が描く、アレキサンダー大王の書記官エウメネスの波乱に満ちた生涯!市民から奴隷へ、エウメネスの人生が大きく動きだす注目の2巻!!

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