岩明均のレビュー一覧
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中編マンガの傑作
大長編か短編連作かといった感のある最近のマンガの中、1冊できっちり楽しませてもらえるのは、作者の力量なんでしょうね。戦場の血なまぐささをデフォルメして読ませる作画も慣れると納得です。
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零里
信勝に泣かされる。でも1番はその後の勝頼。
レイリのひょうひょうとした言動が小気味よく、原作者の眼一つで感情を伝えるのを踏襲しながら、独自の表情も開発されており、絵もとても楽しめました。作画先生の過去作も漁ってみよう。 -
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新一の変化
同じパラサイトを飼う仲間、宇田
彼に事情を説明し、協力することになる
一方、新一の身体に変化が…
3メートル級の壁を軽々しく越えるなど
人間離れした身体能力を身に付けていた
それもミギーが心臓の修復の為にミギー本体の30%が
新一の全身に混じってしまったからだ…
宇田の協力もあって、遂に母親のバラサイトに出会う
しかし、ミギーが昏睡状態に陥り
武器化した右手のみで新一が戦う羽目に
しかし、予想外に変化は大きく
敵の攻撃を見切り、それに対応する身体能力を持っていた
最後は宇田が止めを刺し、事なきを得るが
新一から涙は流れなかった
日常に戻るも村野の前で -
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新一の変化
新一はミギーとの共生から半年以上経ち
田宮良子から〝混じっている〟と言われる
村野や母親から少なくとも
変わったと言われるほど変化している
なにより不良少女加奈の特筆すべき感覚
新一は目をつけられている
そして、両親の旅行先での悲劇
衝撃の事実に現実を受け入れられない新一
ミギーの努力の甲斐もあって一命を取り留めるも
他の仲間にはない〝弱点〟が生まれる
それは1日4時間の完全睡眠
ミギーの睡眠時に敵が現れてしまえば
それは終わりを意味する
新一は父親を守るため桜崎へ向かう
その先で出会ったのは
自分と同じ、人間の脳をそのままとした
共生している仲間だ -
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本当の寄生とは
地球に降り立った未確認生物達は
生き物の身体を乗っ取り
その同種を食らって生きていた
その中でも大半を占めるのが人間
主人公、新一は寄生されるも
脳ではなく右手に宿り、理性が残っていた
ミギーと新一の会話の中で
やはり考えさせられる面がある
特に、生物としての生存本能
ミギーは一見利己的ではあるが
生物界ならむしろ当然
人間を肉塊の如く切り裂き食らう彼らは
残虐かのように思われるが
実は人間が一番、いろんな動物を食べている
意図も容易く殺してしまう
人間以外の命を軽く見る傾向があるが
どれも平等であるということ
現在、一番気になるキャラ -
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表紙に右手がない…
表紙に右手がないのがズルいですね。いいミスリードだと思います。
強敵後藤との戦いで一区切りつけ、ラストに殺人犯の話を持ってくるのにもセンスがあります。
読後感も素晴らしい、不朽の名作として語り継がれるだけあります。 -
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熱すぎるタイトル・伏線回収
事前に終盤でタイトル回収される、という話は知っていましたが、それでもおおっと思わせるだけの力がありました。
広川が人間だという衝撃の展開も、改めてみるとしっかり伏線が張られていて、ものすごい作品なんだなと感じます。
そしてミギーの自己犠牲も目が離せません。
あれだけ利己的に動いていたミギーが、シンイチと時を過ごすことで、心情の変化が現れたのだと認識できます。
異種族の友情も同時に描いている部分がこの漫画の面白いところです。 -
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田村玲子の死により、シンイチが涙を取り戻す。非常に心打たれる展開でした。
最終章に着実に近づいている感じがたまりません。ここまで来たら最後まで一気に読んでしまおうという人がほとんどだと思います。 -
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名シーン多すぎる
今回は特に印象的なシーンが多い巻です。
特に田村さんと寄生生物3体の戦闘は見ものです。
戦略的面白さ、キャラクターとしての面白さ、台詞・演出の面白さ
全て詰まっています。 -
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1巻から全く失速せず、ドキドキハラハラさせながら読み進んでしまいます。
必要あらば躊躇なく殺そうとするミギーはやっぱり人間じゃないんだなぁと再認識しました。 -
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ついに加奈が死亡してしまいました…非常にあっさりと死んでしまったのがこの漫画らしさであり、妙なリアリティがあります。
主軸のストーリーだけでなく、恋愛パートも面白いです。 -
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世間にも寄生生物が浸透していくという展開。話がどんどん広がっていって面白いです。
シンイチたちが迫害されるような展開にはならなそうなのでちょっと一安心ではあります。 -
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シンイチに変化が…
人間らしくなくなっていくシンイチ…いい意味でゾっとさせてくれました。
サブキャラクターたちも個性的で魅力的です。ヒロイン?の三人はどれも違うタイプでシンイチに関わっていくため、それぞれの関係性を見るだけでも面白いです。
母親との決着も非常に悲しく、それでいてこの作品の世界観がキッチリと伝わる非常に重厚なエピソードだと思いました。 -
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どんどん話に引き込まれる
寄生生物が徐々に身近な敵となっていき、ついに母親にまでその被害が及んでしまう…
母親の姿をした怪物と戦うという展開が悲しくもあり、熱くもあります。
仲間といえる存在も出てきて次が楽しみです。 -
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無茶苦茶面白い
設定からして興味が惹かれ、続きが気になる漫画です。
また、シンイチとミギーの関係性は独特で、二人のキャラが立っていることも続きを読みたくさせてくれます。
未読の人に是非勧めたい作品です。