佐原ひかりのレビュー一覧

  • リデルハウスの子どもたち

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    装幀に惹かれて読んだ。
    どの子もそれぞれ抱えてるものがあるんだなと思った。特別な才能があるからこそ悩むこともあるけれど、やはりまだ子どもで経験の少なさは補えない。そこのところが絶妙に描かれていると感じた。

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    2026年02月22日
  • リデルハウスの子どもたち

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    とても不思議な雰囲気の連作短編集。
    寄宿舎ものとしても、ファンタジーとしても、ミステリーとしてもふわふわ浮いているような、浮遊感がある雰囲気が心地良い。
    特に『木曜日は真夜中に』が好き。リリの未来を知ったミーシクの気持ちに、胸が張り裂けそうになった。
    『月曜日のページ・ボーイ』のマミアンも良いキャラしてて好き。ポジティブ勘違い少年なハリポタのマルフォイって感じで。根がとっても良い子。

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    2026年02月22日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    新人賞に通る作品って何だろうか。『はじめに』を書かれた三浦しをんさん(選考委員)の答えは「情熱の総量が決め手になることも多い」。「これが好きだ。これを書きたい」という気持ちが籠った作品のほうが、荒削りでちょっとわけがわからなくても、読むひとの胸を打つ。。。のだそう。個性的で「その人にしか書けない小説」。

    コバルトという、少女小説というくくりのため、ほとんど読んだことのない、中華ファンタジーとか、王国とかが出てくる話もあった。が、どれも読みやすくて、感情の動きもよくわかり、この短さで、十分伝わるほどの世界観を作り上げていた。ライト文芸と呼ばれるもののほうが、凝った設定、凝った文体で、書くのがよ

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    2026年02月14日
  • スターゲイザー

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    本屋さんで見かけて表紙が好きな絵師さんだったのと気になる内容だったため読んだ。

    最初はお話の流れ?が掴めずに少し苦戦した。
    持田視点のお話の時が1番現実味があった気がして良かった。
    3次元アイドルに惹かれたことがなく研修生はこういう感じなのかなと思いながら読んでいた。
    BBQ辺りのところも好きだった。

    自分には夢という夢がないからこうやって夢に向かって走っていく姿を見ると憧れる。

    ひたすら夢に向かって走っていく男子は美味しい。

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    2026年02月04日
  • リデルハウスの子どもたち

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    コマドリが舞うような、繋がっているような、そうでないような、不可思議な物語だった。箱型の物語にも感じたが、少し形がゆるゆると崩れそうな感覚を持った。

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    2026年02月02日
  • 人間みたいに生きている

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    解説の「思ってたのと違う」に納得。

    ずっと主人公の思い通りにならなくてしんどかった。痩せたいとか好き嫌いってことじゃないのに、それをわかってくれない人たち(唯の母親とか)にイライラしたけど、自分も無意識に自分の当たり前を持ってるかもしれないと思った。

    あと、園とかみのりみたいに、自分のことをちゃんと見てくれてる人がいると思いたいし、自分も周りにいる人のことをちゃんと尊敬を持って見るべきだと思った。

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    2026年01月30日
  • ネバーランドの向こう側

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    30歳になるまで親の愛情に守られて生きてきた実日子。
    突然、不慮の事故で両親を失い、ひとりとなった実日子の元に伯母が現れる。
    伯母のペースに付いていけず、一人暮らしを決意するも、
    ずっと親に頼って生きてきた実日子にとって初めてのことばかりで
    前途多難な毎日が待っていた。

    新居であるメゾン・ド・ミドリの住人サイトーくんや新田さん
    お見合い相手の椎名さん、小学生の郁ちゃんなど新しい出会いもあるが、
    実日子に常にやさしく接してくれていた両親と違い、
    関わるほどに、心の中で、さざなみが起こる。
    どうしても人と関わるとさざなみは起こるもの。

    ずっと大人になりきれず、
    人との接し方や行動が危なかっしい

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    2026年01月25日
  • スターゲイザー

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    アイドルの卵6人の青春群像劇。デビューという同じ目標に向かいながら、目的も性格も違う彼らが“チーム”になっていく過程はまさしく「青春」でも、ただの夢物語ではなく、各々の事情が見えてくるほどリアルな重みも滲むのが良い。「推される側」に視点を置いている点も新鮮で、アイドルを推す人ならより共感できる部分が多いんじゃないかな?番組やリアリティショーが盛り上がる理由がちょっと分かった気がする。

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    2026年01月18日
  • 鳥と港

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    「これからの働き方物語」とあるが、そこまでの話ではないと感じた。逆に、文通というアナログなコミュニケーションと二人の関係性が新鮮で、瑞々しい。SNSでも、言葉にする事をもっと大事にしていこうと考えさせられた。

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    2026年01月17日
  • リデルハウスの子どもたち

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    セオとの話し合いがやセオは結局どうなったのかよくわからなかった。
    主要人物達は個性豊かで素敵な子ばかりでした。

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    2026年01月14日
  • ネバーランドの向こう側

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    両親に大事にされ、言われたことはきちんと守り、いい子で育った実日子。
    1人になったとき、生活力がなく頼りなく、世間知らずで、周りからも30歳なのかと驚かれる状態。
    それでも、知らなくて恥ずかしくても周りの人をちゃんと頼れるから、失敗してもなんとか乗り越えていく。行き当たりばったりなところはあるけれど、年齢や立場など関係なく、いろんな人と関わり仲良くなれる実日子はすごい。

    子供の頃想像していた大人って、もっと落ち着いて冷静で頼りになるイメージだったけど、実際自分がその歳になると全然で少しへこむ。
    この本を読んで、そんな自分も受け入れて、失敗を怖がらず、周りより出遅れていても気にしないで、新しい

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    2026年01月11日
  • リデルハウスの子どもたち

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    初めての佐原ひかりさん。
    『あしながおじさん』をモーーレツに読みたくなった!!!

    寄宿学校リデルハウスにはラヴと呼ばれる特別な生徒がいて、一般生徒と交わることはない。
    ラヴは在学中に実現可能であればなんでも望みを叶えてもらえるギフトという権利を持つ。

    個性豊かなラヴ達に一般生徒のアモニカや、教師、深夜だけ会える友人、幼なじみが関わり物語は紡がれる。
    連作短編のかたちをとり、最後はリデルハウスの謎にせまる展開。

    ミーシク、マミアンの話が良かった。
    マミアンはノブレス・オブリージュを理解する良き貴族として名を残して欲しい笑

    エピローグのアモニカの手紙。
    「学校って生き物みたい、たくさんの子

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    2026年01月06日
  • リデルハウスの子どもたち

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    2025/11/05 2
    全寮制のリデルハウス、中でも選ばれた子どもはラヴと呼ばれる。一般の生徒とは違うエリアに住むラヴは一度だけ何でも叶えてもらえるギフトを持っている。
    といったファンタジー。この世界観が好きな人におすすめ。

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    2025年12月22日
  • 鳥と港

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    ネタバレ

    無職の大人と不登校の中学生がひょんなことから文通をはじめ、やがて文通を生業とする。最後、常連さんが亡くなってしまうところや、小さな手がかりから相手を見つけ出すところがよかった。

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    2025年11月25日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    トリを飾る杉井光さんのほかは皆平成生まれの
    若手作家陣によるSNSをテーマにしたアンソロジー。

    石田夏穂さんの「タイムシートを吹かせ」が
    とにかく面白くて、ちょっとほかの内容が記憶から薄らいだ。

    今推しの作家さん、新名智さんの「霊感インテグレーション」は
    同名の単行本も出ていて、
    内容としてもまだまだ膨らみそうな話。

    佐原ひかりさんの作品は
    少し歪んだ人間関係から
    何らかの神髄を引きずり出してくるような物語が読みどころ。
    今回は「あなたに見合う神様を」
    推しと自分の関係値について。

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    2025年11月06日
  • ネバーランドの向こう側

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     佐原ひかりさんの作品を手にするのは4作目、最初に手にした「スターゲイザー」が私好みだったので、大きな期待を抱いていたんです。でもなぁ~私的には、う~ん…という感じ^^;

     まず主人公の実日子のことが好きになれない…本当に30歳なのか??って思うほどに…それに、実日子の叔母がイヤだわ~。

     作中で様々な出会いがあって、実日子も成長できるところはよかったと思います。というか、成長しなければならないでしょう!と、何だろうな…ウチの娘がこんな感じになっちゃったらヤバいよなぁ~とか思うと、そんなにやさしい目線で読めなかったというのが、本音のところだったりします。

     「いい子は天国にいける。でも悪

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    2025年10月02日
  • ネバーランドの向こう側

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    大人になりきれない大人というのが、どうやら私は苦手のよう。
    30歳独身。実家で暮らして家事も出来ず、世間知らず。そんな実日子の両親が突然交通事故で亡くなってしまう。両親を失ってしまったことの悲しみより、いなくなったことによる不自由さの描写が多いせいか、ちょっと違和感を感じてしまった。
    そういうところもひっくるめての幼さなんだろうか。
    素直でいい人なことはわかるけど、どうも実日子の性格(?)が気になって、一人でツッコミながら読んでしまった。
    「子供部屋おばさん」という言葉は初めて聞いたけど、これは言われたら堪える言葉だな…

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    2025年09月27日
  • 鳥と港

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    ネタバレ

    うーん。「鳥と港」の活動は凄く魅力的で、私も手紙書いたり、文字を書くのが好きだから、すっごくやりたい!って思えた。でも、途中からどうしても主人公の勝手な感じ?言葉や行動で人を傷つける所がとてつもなく嫌で。気持ちが落ちて、読むのやめようかと思うくらいに。自覚、無自覚関係なく好きじゃないな、と。
    あらすじからの想像とは少し違ったけど、文通とか手紙とか好きな事の話しだったから最後までは読めました。
    手紙やカードを書いて送ったり、渡したり、楽しかった時間を思い出せたのもあるので、好きな人はいいかもしれない?
    わたしも本の感想とか言い合える文通したい!!

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    2025年09月18日
  • ネバーランドの向こう側

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    「本田さんは今、僕にしてあげたいことはありますか?」
    ネバーランドで与えられるばかりでは辿り着けない境地に、そろりと足を踏み入れる主人公が愛らしい。まあ結構いい年齢だけども、そこはご愛嬌で。

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    2025年09月05日
  • ネバーランドの向こう側

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    突然、両親を事故で亡くした実日子。実家暮らしで30歳になっても家事もまともに出来ないでいる。 
    そんな実日子が、訳あって遂に一人暮らしを決意。

    引っ越してから出会った
    隣人の大学生・サイトーくん
    階下の声優・新田さん
    お見合い相手の椎名さん
    彼らと交流を深めながら少しずつ成長していく実日子が描かれていました。

    交流が深まっていく展開が早くて驚いた。それもこれも実日子の世間知らずというか天然な強引さがなせる技なのか……。
    戸惑い迷惑そうにしつつも「仕方ないなぁ」という空気を醸し出しているサイトーくんとの交流が微笑ましい。
    お見合い相手の椎名さんに至っては、かなりお人好しで良い人だと思う。

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    2025年08月31日