佐原ひかりのレビュー一覧

  • スターゲイザー

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    待ってました、スターゲイザー!

    メジャーデビューを目指す六人のリトル!
    青春だぁ.☆.。.:*・゚




    「大地さんって、余命あと何年でしたっけ?」

    ん?余命!?

    ──入所してから十年。
    それが、リトルの寿命。
    十年以内にデビューできなければ、自動的にリトルは卒業となる。──

    あー、そうゆうことね。

    思い描く夢、持って生まれた素質や環境など、当たり前だけど六人それぞれ違う。
    そんな彼らを見ていてキュンとするのは、ライバルでもある他のリトルの長所や才能、尊敬できるところ等をちゃんと見ていて、認めているってこと。
    相手の〝嫌なところ〟ではなくて〝良いところ〟をちゃんと見ているの。
    アイ

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    2025年02月16日
  • スターゲイザー

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    ネタバレ

    面白かった。
    ツイッターで面白いよと言われていたのを見かけて興味を持った気がする。
    表紙の青年は作中の誰かなのかと最初は思ったが、特定の誰かではなくアイドルの彼であり、星に憧れる誰かなんだろうな。

    どの話も泣いてしまった。良かった。
    折り返しで登場人物の説明があり、その視点で話が進んでいくので読みやすかった。
    ここに大地さんがいないってことは…と察してしまうが。

    「サマーマジック」
    透は透視点だと透本人のことがわからないという叙述トリックみがあって面白いし、外から見ると何を考えているかよくわからないキャラを最初の話にしたのが面白い。読者を共犯者にしている。読者は透のことがわかるが他のキャラ

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    2025年02月09日
  • スターゲイザー

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    全部で6章あって、それぞれ同じ事務所の違う人物を書いている。それぞれの葛藤と成長に、読んでいて引き込まれた。

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    2025年02月08日
  • 鳥と港

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    〝会社、燃えてないかな〟

    こう心の中でつぶやいたのは、春指みなと25歳。
    大学院を出て就職したが、あまりにも昭和臭のする会社に出勤するのが苦しくなり、9ヶ月で退職する。



    私も数ヶ月で耐えられなくなって辞めた経験があるから、古い記憶が蘇って苦しいなぁ。
    その時はいつでも辞められるように、ロッカーには私物を残さず毎日持ち帰っていたっけ。

    まぁ、私の過去はいいとしてwww



    みなとは〝文通〟という少々レトロな方法で知り合った不登校の高校生・飛鳥くんと〝文通屋〟を仕事として始める。

    〝お仕事小説〟〝これからの働き方〟
    と紹介文にあったけど…

    私には、どこか恥ずかしくて胸の奥がもぞもぞ

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    2025年01月12日
  • ブラザーズ・ブラジャー

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    ネタバレ

    まなもんが名古屋でお勧めしていた&文庫版は三宅香帆さんが解説を書いていたこともあって読みました。

    佐原ひかり作品は初めて読みましたが、文章表現がいい塩梅で繊細で優しくて強くて温かく、小説なのに付箋をたくさん貼りながら読みました。

    p106
    どう謝るべきかなんて、考えたって仕方がない。
    そんなもの、結局、逃げ回ったすえに出てくる言葉だ。
    保身ゆえの不誠実さを、晴彦の感情をないがしろにしたことを、率直に詫びなければいけない。
    許されるとか許されないとか、関係ない。
    私は、晴彦のやさしさに釣り合う人間でありたい。
    -----------

    思春期の時の、ぐるぐる思考は回るけど、どう言語化したらい

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    2024年11月27日
  • ペーパー・リリイ

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    ハッピーエンドじゃないんだけど
    前に進めそうなエンド。
    特殊な環境の主人公の心のキビがしっかりと描かれていて
    きよえもようたもちなっちゃんも
    それぞれ人生に悩んでる。
    不自由してない人は少ないんだろうな

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    2024年11月24日
  • 鳥と港

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    文通。
    私自身、手書きの文字で気持ちを伝える『手紙』が好きだったから、この本にとても惹かれました。
    小さな幸せ、わくわくが詰まっていました。
    それぞれの手紙でのやり取り部分がとても素敵で、久しぶりに私も誰かに手紙を書きたくなりました。

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    2024年11月11日
  • ブラザーズ・ブラジャー

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    ー私はたぶん、願いすぎていた。自分にも、他人にも。
    傷つけないから、傷つけないで、と祈っていた。 (p.118)

    書店で何気なく手に取った本。とても面白くて、一気に読んでしまった。

    父・"悟くん"の再婚で新しい母・"瞳子さん"と弟となった晴彦と暮らすことになった主人公のちぐさ。
    親しい友人もいて、恋人もいて、周りの人と上手くやっているいわゆる"普通"の女子高生のちぐさは、ある日晴彦が女性向けのブラを着けているところを目にする。晴彦を受け入れようとしつつも、

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    2024年11月08日
  • ブラザーズ・ブラジャー

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    佐原ひかりさんに言葉選びが好きだ。「溜まっていた思いを出し切った後、奥底に一つ、残っていたものを見つけた。」登場人物の思いが、色鮮やかに伝わる。
    そして、言いたいことは言う。仲良くしたいなら、傷ついたなら、好きだと思ったなら。
    自分の想いをはっきりと伝えることが怖い。自分と相手の関係が変わってしまうんじゃないかと怖くなる。それでも伝えるべきだ。伝えないと相手は気づかない。自分が、何を考えているのか。もしかしたら、相手も気にしているのかもしれない。
    自分の想いを伝えよう。

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    2024年10月24日
  • 鳥と港

    QM

    購入済み

    いいなあ、私もこの人たちと文通してみたい。手紙を待つ間のワクワク感、懐かしいなあ。今でこそSNSで旧友ともつながる時代だけど昔は相手の住所を聞いて1か月に1度連絡を取ったり、毎日学校で会ってるのに文通したり。今はなかなかそんな機会もないから可愛い便箋を見ても買うのをためらっちゃう。文通、また誰かと始めてみたいと思った。

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    2024年09月23日
  • ペーパー・リリイ

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    結婚詐欺師の娘(姪)と、その結婚詐欺師に騙された女が一緒に旅する話。

    その展開自体面白いのに、最後の数ページでさらにとんでん返しというか、前提が変わる展開もあって最後まで目が離せない。

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    2024年03月02日
  • ペーパー・リリイ

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    こんな楽しい小説読めるなら人生もそう悪くない、と思ったりした。結婚詐欺師の子供とそいつが騙した女が谷間の百合を見に旅をする話。

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    2023年11月08日
  • ネバーランドの向こう側

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    とてもよかった。
    面白かった。
    新しい作家がどんどん出てるんだなーって感じがした。
    新しい考え、これからの考えって気がする。

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    2026年02月01日
  • リデルハウスの子どもたち

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    生雪見だいふく…うまぁあいい!!なんじゃこの柔らかさは!!…じゃ無かった。
    『スターゲイザー』が良すぎて次の新作は絶対に読もうと決めていた佐原さん。
    過去作も今から辿って行こうと思いますがとりあえずこちらから。

    前作もそうだったのですが、本作も登場人物の数だけそれぞれの物語があり、丁寧に紡がれて行きます。
    それぞれが繋がって行き最後に、収束する仕掛け。
    連作短編と言えば青山さんなのですが、青山さんともまた少し違った構成です。
    例えて言うならばドラクエの逆のようなものです。(FFでも良いけど)
    揃っているパーティーそれぞれの物語が展開していき、より絆が深いパーティーとなるのです。これが気持ち良

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    2026年01月27日
  • ネバーランドの向こう側

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    30歳の実日子はある日突然両親が交通事故で亡くなり、叔母と同居することになる。世間知らずの実日子は、合理主義者で押しの強い叔母とはソリが合わず、一人暮らしをすることになる。お見合い相手の椎名さんや新しく知り合った大学生のサイトー君や声優の新田さんやゲームセンターで知り合った小5の郁など知り合いが増えていくうちに、叔母さんに「子供部屋おばさん」と言われた実日子がだんだんたくましくなっていく。実日子の周りが悪意のない良い人ばかりで本当に幸運だと思う。初めは自己決定もできずにはっきりしない実日子に呆れたが、話が進むにつれて痛快でスッキリした気分になっていった。

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    2026年01月25日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    人気作家さんたちの原点となった作品。どの短編も個性的で、とても楽しめた。
    短編を書くのってとても難しいのだろうなと、読んでいるだけの私も思う。限られたページの中で、物語を作る。この本の短編はそれぞれ、全く違う良さを持っている。書き方はそれぞれもちろん違うし、少し変わった設定があったり、どこか自分と似たような境遇が描かれていたりする。
    作家さんの数だけその色があって、短い物語に込められた熱意や感情がとても伝わってきた。
    今までよく読んでいた作家さんはもちろん、この本で初めて出会った作家さんがこの後、どのような本を書いているのだろうと気になり、読んでみたくなった。

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    2026年01月22日
  • 人間みたいに生きている

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    自分に嘘をつくと、自分がわからなくなり、苦しくなる。 自分に矢印を向けると、自分のことがわかってきても苦しくなる。そんな辛さのなかにある行動が大切なんだなと感じることができました。 この女の子の素直さが、僕は大好きになりました。

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    2026年01月22日
  • リデルハウスの子どもたち

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    金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。


    全寮制、寄宿舎、白亜の校舎、英国庭園、ラブが集まる鳥篭の温室、秘密の抜け道…

    わたし達が想像しうる寄宿舎のイメージを詰め込んだ可愛らしいファンタジー小説:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎

    ある才能を持ったが

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    2026年01月22日
  • リデルハウスの子どもたち

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    一章「金曜日のゆううつ」が一番面白かった。完全にあしながおじさんだけど、まさか正体が⋯!そしてここの感想を読んで知ったけど、それぞれの章が何かの本のオマージュなんだね。

    三章「木曜日は真夜中に」で、一気にファンタジーになって「そこまでのファンタジーありな世界観なのか⋯」と戸惑った。

    曜日関係なくない?とか、いやそんなことする必要ないじゃんとか、ツッコミどころは多々ある。

    でも寄宿学校が舞台で、子どもといえども賢くて、恋愛なくて、自然豊かで柔らかい雰囲気は好きだった。設定勝ち。

    最後にハッキリした結末が欲しかった。

    マミアンの声が安元洋貴さんで再生される謎の現象助けて(笑)スパイファミ

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    2026年01月21日
  • リデルハウスの子どもたち

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    全寮制の名門校リデルハウスには秘密があった。
    特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。
    彼らは在学中に一度だけ「ギフト」と呼ばれる実現可能な望みであれば叶えることができるという特権を与えられる。


    児童小説のようだと感じるのはそのギフトがあしながおじさんのようだに思えたからかもしれない。

    特別な才能を持つ「ラヴ」たちは、何のために願うのか…この選択に驚いたのは、子どもらしからぬ願いだったからで、それこそ「ラヴ」だからかもしれない。

    なんとなくバラバラな感じがしていた「ラヴ」たちだったが、いつの間にかお互いのことを分かり合える仲間にな

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    2026年01月19日