佐原ひかりのレビュー一覧
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デビュー前のアイドル 通称リトルたち6人の物語
誰もが某アイドル事務所のJrをきっと思い浮かべるであろう
透、持田、遙歌、葵、蓮司、若さま
それぞれの物語で性格や背景をうまく描写してあって、最後につながっていく
キラキラしたキレイな部分じゃなく、環境に悩み苦しみそれを隠してハードなアイドル生活を送る
誰かひとりが魅力的というより、最後は箱推しになってしまった!
入所10年でデビューできなければ卒業という事務所のルール(その昔聞いた定年説)
リトルという立場でそれぞれグループ活動してはいるものの、解体して新たなグループを組む話(これも最近話題)
要所要所で旧J事務所を彷彿とさせるので、著者 -
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①私は、文通をしたことはありません。
手紙を書きたいなと思っても、いざ書こうとすると、誰に書こうか迷ってしまう自分に気づきました。
この本を読み終えて、文通を始めることができないか調べてみると、文通ができるシステムというのは、いくつか存在することを知ったので、もう少し調べてみようと思いました。
②仕事との向き合い方について考えさせられました。
確かに、主人公のみなとのように、私も、会社に行くのが辛く、上司から今まで受けた指導がフラッシュバックし、明日が憂鬱だと思うこともあります。
そんな時に、仕事を辞めるというのも1つの選択なんだということを知り、少し、仕事との向き合い方も考えていこう -
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待ってました、スターゲイザー!
メジャーデビューを目指す六人のリトル!
青春だぁ.☆.。.:*・゚
「大地さんって、余命あと何年でしたっけ?」
ん?余命!?
──入所してから十年。
それが、リトルの寿命。
十年以内にデビューできなければ、自動的にリトルは卒業となる。──
あー、そうゆうことね。
思い描く夢、持って生まれた素質や環境など、当たり前だけど六人それぞれ違う。
そんな彼らを見ていてキュンとするのは、ライバルでもある他のリトルの長所や才能、尊敬できるところ等をちゃんと見ていて、認めているってこと。
相手の〝嫌なところ〟ではなくて〝良いところ〟をちゃんと見ているの。
アイ -
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〝会社、燃えてないかな〟
こう心の中でつぶやいたのは、春指みなと25歳。
大学院を出て就職したが、あまりにも昭和臭のする会社に出勤するのが苦しくなり、9ヶ月で退職する。
私も数ヶ月で耐えられなくなって辞めた経験があるから、古い記憶が蘇って苦しいなぁ。
その時はいつでも辞められるように、ロッカーには私物を残さず毎日持ち帰っていたっけ。
まぁ、私の過去はいいとしてwww
みなとは〝文通〟という少々レトロな方法で知り合った不登校の高校生・飛鳥くんと〝文通屋〟を仕事として始める。
〝お仕事小説〟〝これからの働き方〟
と紹介文にあったけど…
私には、どこか恥ずかしくて胸の奥がもぞもぞ -
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ネタバレまなもんが名古屋でお勧めしていた&文庫版は三宅香帆さんが解説を書いていたこともあって読みました。
佐原ひかり作品は初めて読みましたが、文章表現がいい塩梅で繊細で優しくて強くて温かく、小説なのに付箋をたくさん貼りながら読みました。
p106
どう謝るべきかなんて、考えたって仕方がない。
そんなもの、結局、逃げ回ったすえに出てくる言葉だ。
保身ゆえの不誠実さを、晴彦の感情をないがしろにしたことを、率直に詫びなければいけない。
許されるとか許されないとか、関係ない。
私は、晴彦のやさしさに釣り合う人間でありたい。
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思春期の時の、ぐるぐる思考は回るけど、どう言語化したらい -
購入済み
いいなあ、私もこの人たちと文通してみたい。手紙を待つ間のワクワク感、懐かしいなあ。今でこそSNSで旧友ともつながる時代だけど昔は相手の住所を聞いて1か月に1度連絡を取ったり、毎日学校で会ってるのに文通したり。今はなかなかそんな機会もないから可愛い便箋を見ても買うのをためらっちゃう。文通、また誰かと始めてみたいと思った。
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〝身寄りのないアモニカを救ったのは、フライデーと名乗る篤志家だった。
全寮制の名門校リデルハウスへ編入させてくれ、卒業までの学費や生活費もフライデーが全て持つという。
援助の条件は、毎週金曜日にフライデー宛に手紙を書くこと〟
まるで「あしながおじさん」みたいだな
と思ったけど…
いやいや
ファンタジーでありながらミステリー?
学園青春もの?
何やらワクワクする展開 ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
この学校には「ラヴ」と呼ばれる特別な才能を持つ生徒たちがいる。
このラヴたちがすっごく魅力的なんだ。
私が好きなのは
第二章【水曜日の誘拐】
特別な声を持つタキくんの話
私、タキが好きすぎ -
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ネタバレ飛鳥くん(というか森本家)がとてもよかったけど、みなとに基本全く感情移入できず。
働いて1年経たずに辞めた20代なかば、の解像度が高すぎるのか。「雇用されること」全体をうっすらバカにしてる感じがあった。環境の悪さもあったと思うけど、他の人がどんなふうに働いてるかは1年目でもわかるでしょ…。
そして、こんな会社があるからてっきり住んでるところも田舎の悪いところが詰まってるのかと思いきや、住んでる街は好きでいい人ばっかり!みたいな感じで違和感。そういう会社がある地域で、そうはならんやろ…。
まあ、お父さんが部長で妻専業主婦、奨学金なしで国立の大学院まで、って家柄がそうさせてるのかもしれない。(実家 -
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黄金に輝く麦畑の真ん中に、特別な寄宿学校がある。その学校にはさらに謎めいた特別なクラスがあり、特別な才能を持つ子どもたち「ラヴ」が集う。特別な子たちしか集まれないお茶会、在籍中一度だけ使えるギフトという権利…この設定、恩田陸の理瀬シリーズ「麦の海に沈む果実たち」すぎん?!恩田陸ラバーとしては、手に取らずにはいられない本だった。
さて、読んでみて実際はどうだったかというと、オムニバス形式の短編集である本作は読み口軽く、「麦の海〜」とはトーンはかなり違うものの、むしろそのファンタジー寄りのストーリーと、たくさん仕込まれているギミックはなかなか楽しめた。主要なキャラクターたちや設定が面白いだけにも -
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結婚詐欺師の叔父と暮らす高校二年生の杏。
叔父に騙された女とふたり、
絶賛逃走中!
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ハードカバーの表紙が可愛くて、
ずっと気になっていた一冊です。
文庫になったのを知って手に取りました。
杏とキヨエの一夏の逃亡劇。
人から騙し取ったお金で暮らす杏。
交際相手にお金を騙し取られたキヨエ。
奇妙な関係の二人が、
同じ時間を過ごすなかで
どこまでが本音で本心なのか、
変な距離感というか緊張感もあるけど、
笑える場面もあって。
ずっと気になっていて正解でし -
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食べることそのものに嫌悪を覚える女子高生、唯のお話。
唯の生きたいのに食べられない苦しさ、周りに理解されない苦しさに胸がギュッと締めつけられました。
爽やかな一筋の光がさすようなラストはよかった!
泉さんとお互い一歩前に進むシーンやみのりの想いを唯が知るシーンが素敵!
佐原さんの文章はすごく心が揺さぶられる!母親に唯が自分の気持ちと食べられないことをどうにかしたいと告白するシーンは涙しました…。そして、10代に読みたかった!
ただ、唯の苦しい葛藤は見ていてもどかしくてモヤモヤすることも結構ありました。何でもっとうまくやらないんだろうとか、苦しみがあるのはあなただけじゃないのよとか…。 -
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結婚詐欺師を叔父にもつ、高校生の杏と叔父に騙されたキヨエのロードノベルのようなお話。
幻の百合を目指す旅に出てくるキャラはみんな個性的!えなっちゃん、ヨータ2人とも強烈だし、最初から最後まで予想外の展開
爽やかな夏の旅に青春さを感じました!
眩しくて瑞々しい!そして、高校生のときに読みたかった!と思わせてくれる素敵な小説でした
杏の心情が繊細に丁寧に描かれていました。詐欺師の叔父と生活する葛藤やそのお金で生きている私、旅のあとどんな気持ちで生きていこう…
また、高校生の揺れ動く気持ちも細かく表現されていて、懐かしい気持ちにもなりました
祭り、パチンコ、初対面のヨータの別荘へ行く、夜通し歩 -
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ネタバレタイトルや表紙から漫画『約束のネバーランド』を思い浮かべて読み始めたので、そんなに物騒な物語ではなくてホッと一息。
名門校「リデルハウス」になんの因果か入学することになった主人公、そこには自分たち一般生徒以外に「ラヴ」と呼ばれる特別な才能を持った生徒たちもいて……というお話。
自動車が出てきたけど、貴族社会もまだ色濃く残っているようなので、時代設定的には20世紀初頭くらいの感じなのかな?
基本的に一話完結で、5人の「ラヴ」それぞれに焦点を当てた物語が展開されていく。そのなかで、「ラヴ」はなんのための存在するのか、学校で時々起こる不思議な出来事の正体は。といった謎が散りばめられ、最終話でそれら