佐原ひかりのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
詐欺師に騙された女性と、その詐欺師(叔父)に育てられた高校生の逃走物語!
全く世代も考え方も真逆な2人が出会うはずないのに、突如として出会う。
騙されたお金と残りの有り金全部を持って、旅をするのですが、そこで出てくる人物もかなり個性的。
お互いが当たり前と思っていた事で反発し合いぶつかり合い、そんな中でも、詐欺にあった女性に思い出や、いい事をする事を自分の使命と思い、色々旅の中探したりもするんですが、この時期にぴったりの夏のお話でした。
この2人の旅の最後はどうなるのかと見届けたくなる間にも波乱万丈あり、でも、わたしは思い立って何処か出かけたりするのが好きなので、こういうのいいなぁと思っ -
Posted by ブクログ
言うほど子供部屋おばさんではないなぁ
本物はもっとすごいから
ただ絶え間ない愛を両親から一身に受けてきた子って感じ
まぁでもこれはこれで虐待だよなとも思う
愛で囲うという虐待
社会にでて一人で、または誰かとともに道を歩める大人に育てることが親の役目だと思う
みかこの両親はみかこのことがかわいすぎてずーーーと手元置いてしまった
優しい両親だけど、よくないなぁ
でも叔母さんが乗り込んできたことをきっかけに外の世界の人と絡むことで、みかこという人間が少しずつできあがっていってるのがいいですね
意外に図々しいやんとも思う場面が多々あり、でもそこが結構好きポイントでもあるなぁ
最後に百合さんの
「 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりにファンタジー小説を読みました。途中からただのファンタジー小説ではないな、と思い、ディストピア小説を読んでいるような印象でした。
「リデルハウス」といういろいろ制限された全寮制学校の中で生徒たちが「自由」について考えていくという話で、また「リデルハウス」そのもののあり方についてうまく書かれていました。
制限を受ける見返りの「ギフト」の使い方について自分でも考えさせられました。一度しか使えないという「ギフト」について、敢えて使わないという選択肢もあって、ストーリー上難しい設定でした。
一般生徒のクラスと「ラヴ」という、特別な才能を持つ生徒だけのクラスがあって最初は無意識の差別意識 -
Posted by ブクログ
ネタバレまず冊子に挟まってた栞が可愛かった(笑)
知っている作家さんは半分もいなかったのですが、オレンジ文庫さん何気に好きなので購入して読んでみました。
最初は題材もよく分からないので、ピンと来ないまま何編か読んでいましたが、「サカナ日和」を読んで私の好みな感じだったのと、そこからもう一度振り返って読んでみたらみんな素敵な作品じゃないか!と改めて思えて、そこからは一気に読めました。もちろん好みの問題なので、しっくりくるものもあれば、そうでないものもあり。個人的には「傾城の美女呂姫」「水恋花」「ままならないきみに」「二位の君」が良かったです!水恋花は私好みの嫌ぁーな終わり方だったし、ままならないきみに -
Posted by ブクログ
〝身寄りのないアモニカを救ったのは、フライデーと名乗る篤志家だった。
全寮制の名門校リデルハウスへ編入させてくれ、卒業までの学費や生活費もフライデーが全て持つという。
援助の条件は、毎週金曜日にフライデー宛に手紙を書くこと〟
まるで「あしながおじさん」みたいだな
と思ったけど…
いやいや
ファンタジーでありながらミステリー?
学園青春もの?
何やらワクワクする展開 ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
この学校には「ラヴ」と呼ばれる特別な才能を持つ生徒たちがいる。
このラヴたちがすっごく魅力的なんだ。
私が好きなのは
第二章【水曜日の誘拐】
特別な声を持つタキくんの話
私、タキが好きすぎ -
Posted by ブクログ
ネタバレ飛鳥くん(というか森本家)がとてもよかったけど、みなとに基本全く感情移入できず。
働いて1年経たずに辞めた20代なかば、の解像度が高すぎるのか。「雇用されること」全体をうっすらバカにしてる感じがあった。環境の悪さもあったと思うけど、他の人がどんなふうに働いてるかは1年目でもわかるでしょ…。
そして、こんな会社があるからてっきり住んでるところも田舎の悪いところが詰まってるのかと思いきや、住んでる街は好きでいい人ばっかり!みたいな感じで違和感。そういう会社がある地域で、そうはならんやろ…。
まあ、お父さんが部長で妻専業主婦、奨学金なしで国立の大学院まで、って家柄がそうさせてるのかもしれない。(実家 -
Posted by ブクログ
黄金に輝く麦畑の真ん中に、特別な寄宿学校がある。その学校にはさらに謎めいた特別なクラスがあり、特別な才能を持つ子どもたち「ラヴ」が集う。特別な子たちしか集まれないお茶会、在籍中一度だけ使えるギフトという権利…この設定、恩田陸の理瀬シリーズ「麦の海に沈む果実たち」すぎん?!恩田陸ラバーとしては、手に取らずにはいられない本だった。
さて、読んでみて実際はどうだったかというと、オムニバス形式の短編集である本作は読み口軽く、「麦の海〜」とはトーンはかなり違うものの、むしろそのファンタジー寄りのストーリーと、たくさん仕込まれているギミックはなかなか楽しめた。主要なキャラクターたちや設定が面白いだけにも