佐原ひかりのレビュー一覧
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〝身寄りのないアモニカを救ったのは、フライデーと名乗る篤志家だった。
全寮制の名門校リデルハウスへ編入させてくれ、卒業までの学費や生活費もフライデーが全て持つという。
援助の条件は、毎週金曜日にフライデー宛に手紙を書くこと〟
まるで「あしながおじさん」みたいだな
と思ったけど…
いやいや
ファンタジーでありながらミステリー?
学園青春もの?
何やらワクワクする展開 ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
この学校には「ラヴ」と呼ばれる特別な才能を持つ生徒たちがいる。
このラヴたちがすっごく魅力的なんだ。
私が好きなのは
第二章【水曜日の誘拐】
特別な声を持つタキくんの話
私、タキが好きすぎ -
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ネタバレ飛鳥くん(というか森本家)がとてもよかったけど、みなとに基本全く感情移入できず。
働いて1年経たずに辞めた20代なかば、の解像度が高すぎるのか。「雇用されること」全体をうっすらバカにしてる感じがあった。環境の悪さもあったと思うけど、他の人がどんなふうに働いてるかは1年目でもわかるでしょ…。
そして、こんな会社があるからてっきり住んでるところも田舎の悪いところが詰まってるのかと思いきや、住んでる街は好きでいい人ばっかり!みたいな感じで違和感。そういう会社がある地域で、そうはならんやろ…。
まあ、お父さんが部長で妻専業主婦、奨学金なしで国立の大学院まで、って家柄がそうさせてるのかもしれない。(実家 -
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黄金に輝く麦畑の真ん中に、特別な寄宿学校がある。その学校にはさらに謎めいた特別なクラスがあり、特別な才能を持つ子どもたち「ラヴ」が集う。特別な子たちしか集まれないお茶会、在籍中一度だけ使えるギフトという権利…この設定、恩田陸の理瀬シリーズ「麦の海に沈む果実たち」すぎん?!恩田陸ラバーとしては、手に取らずにはいられない本だった。
さて、読んでみて実際はどうだったかというと、オムニバス形式の短編集である本作は読み口軽く、「麦の海〜」とはトーンはかなり違うものの、むしろそのファンタジー寄りのストーリーと、たくさん仕込まれているギミックはなかなか楽しめた。主要なキャラクターたちや設定が面白いだけにも -
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結婚詐欺師の叔父と暮らす高校二年生の杏。
叔父に騙された女とふたり、
絶賛逃走中!
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ハードカバーの表紙が可愛くて、
ずっと気になっていた一冊です。
文庫になったのを知って手に取りました。
杏とキヨエの一夏の逃亡劇。
人から騙し取ったお金で暮らす杏。
交際相手にお金を騙し取られたキヨエ。
奇妙な関係の二人が、
同じ時間を過ごすなかで
どこまでが本音で本心なのか、
変な距離感というか緊張感もあるけど、
笑える場面もあって。
ずっと気になっていて正解でし -
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食べることそのものに嫌悪を覚える女子高生、唯のお話。
唯の生きたいのに食べられない苦しさ、周りに理解されない苦しさに胸がギュッと締めつけられました。
爽やかな一筋の光がさすようなラストはよかった!
泉さんとお互い一歩前に進むシーンやみのりの想いを唯が知るシーンが素敵!
佐原さんの文章はすごく心が揺さぶられる!母親に唯が自分の気持ちと食べられないことをどうにかしたいと告白するシーンは涙しました…。そして、10代に読みたかった!
ただ、唯の苦しい葛藤は見ていてもどかしくてモヤモヤすることも結構ありました。何でもっとうまくやらないんだろうとか、苦しみがあるのはあなただけじゃないのよとか…。 -
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結婚詐欺師を叔父にもつ、高校生の杏と叔父に騙されたキヨエのロードノベルのようなお話。
幻の百合を目指す旅に出てくるキャラはみんな個性的!えなっちゃん、ヨータ2人とも強烈だし、最初から最後まで予想外の展開
爽やかな夏の旅に青春さを感じました!
眩しくて瑞々しい!そして、高校生のときに読みたかった!と思わせてくれる素敵な小説でした
杏の心情が繊細に丁寧に描かれていました。詐欺師の叔父と生活する葛藤やそのお金で生きている私、旅のあとどんな気持ちで生きていこう…
また、高校生の揺れ動く気持ちも細かく表現されていて、懐かしい気持ちにもなりました
祭り、パチンコ、初対面のヨータの別荘へ行く、夜通し歩 -
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ネタバレタイトルや表紙から漫画『約束のネバーランド』を思い浮かべて読み始めたので、そんなに物騒な物語ではなくてホッと一息。
名門校「リデルハウス」になんの因果か入学することになった主人公、そこには自分たち一般生徒以外に「ラヴ」と呼ばれる特別な才能を持った生徒たちもいて……というお話。
自動車が出てきたけど、貴族社会もまだ色濃く残っているようなので、時代設定的には20世紀初頭くらいの感じなのかな?
基本的に一話完結で、5人の「ラヴ」それぞれに焦点を当てた物語が展開されていく。そのなかで、「ラヴ」はなんのための存在するのか、学校で時々起こる不思議な出来事の正体は。といった謎が散りばめられ、最終話でそれら -
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マナーはいらない を読んでいるうちに気になってしまったので購入。
今をときめくあの作家さんの投稿作が読めます。
多分デビュー前の作品だと思うけど、読んだことのある作家さんは「ぽいわー」と、感じる何かがあった。(阿部暁子さん、白川紺子さん)言語化できないけど。
また、読んだことは無いけれど、本屋大賞をとられてるし名前だけは知っていた宮島未奈さんの作品も、キャラクターがめっちゃ好き。河原泉さんの漫画に出てきそう。シュッとしてなくて気持ちポンコツ風味なところとか(褒めてます) 今度長編も読んでみたいと思った。
さすがにディープなSFや歴史小説はなかったけれど、色んな切り口があって面白かった。
「こ -
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ネタバレ集英社オレンジ文庫「短編小説新人賞アンソロジー」は、単なる新人作家の寄せ集めではなく、物語が生まれる瞬間の熱量そのものを封じ込めた一冊だと感じた。短編という制約の中で、それぞれの作品は無駄な装飾を削ぎ落とし、感情や主題の核へと一直線に踏み込んでくる。その潔さが、読み手の想像力を強く刺激する。
収録作には粗さも確かに残っている。しかしそれは欠点というより、書きたい衝動が理性より先に走った痕跡のように映る。登場人物の感情がときに不器用で、ときに過剰なほどまっすぐなのは、新人賞作品ならではの真剣さゆえだろう。その必死さが、むしろ物語に嘘のない重みを与えている。
また、短編という形式が際立たせるの -
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生雪見だいふく…うまぁあいい!!なんじゃこの柔らかさは!!…じゃ無かった。
『スターゲイザー』が良すぎて次の新作は絶対に読もうと決めていた佐原さん。
過去作も今から辿って行こうと思いますがとりあえずこちらから。
前作もそうだったのですが、本作も登場人物の数だけそれぞれの物語があり、丁寧に紡がれて行きます。
それぞれが繋がって行き最後に、収束する仕掛け。
連作短編と言えば青山さんなのですが、青山さんともまた少し違った構成です。
例えて言うならばドラクエの逆のようなものです。(FFでも良いけど)
揃っているパーティーそれぞれの物語が展開していき、より絆が深いパーティーとなるのです。これが気持ち良 -
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30歳の実日子はある日突然両親が交通事故で亡くなり、叔母と同居することになる。世間知らずの実日子は、合理主義者で押しの強い叔母とはソリが合わず、一人暮らしをすることになる。お見合い相手の椎名さんや新しく知り合った大学生のサイトー君や声優の新田さんやゲームセンターで知り合った小5の郁など知り合いが増えていくうちに、叔母さんに「子供部屋おばさん」と言われた実日子がだんだんたくましくなっていく。実日子の周りが悪意のない良い人ばかりで本当に幸運だと思う。初めは自己決定もできずにはっきりしない実日子に呆れたが、話が進むにつれて痛快でスッキリした気分になっていった。
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人気作家さんたちの原点となった作品。どの短編も個性的で、とても楽しめた。
短編を書くのってとても難しいのだろうなと、読んでいるだけの私も思う。限られたページの中で、物語を作る。この本の短編はそれぞれ、全く違う良さを持っている。書き方はそれぞれもちろん違うし、少し変わった設定があったり、どこか自分と似たような境遇が描かれていたりする。
作家さんの数だけその色があって、短い物語に込められた熱意や感情がとても伝わってきた。
今までよく読んでいた作家さんはもちろん、この本で初めて出会った作家さんがこの後、どのような本を書いているのだろうと気になり、読んでみたくなった。 -
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金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。
全寮制、寄宿舎、白亜の校舎、英国庭園、ラブが集まる鳥篭の温室、秘密の抜け道…
わたし達が想像しうる寄宿舎のイメージを詰め込んだ可愛らしいファンタジー小説:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎
ある才能を持ったが