佐原ひかりのレビュー一覧

  • 鳥と港

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    心が折れても、きっと大丈夫。
    言葉が、その音と響きが、人と人を繋げ、支えてくれる。性別、年齢、境遇、さまざまな思いを胸に、働く<生きていくに重心がある本。

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    2025年12月02日
  • リデルハウスの子どもたち

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    5人の特別な才能を持つ子ども達を集めたクラスがある学校を舞台にした短編集。各話に繋がりがある。
    前半の2つのお話を読んで少女漫画のようだなと思ったが、構成がしっかりしていて男の私でも楽しめた。
    特殊クラスの各キャラクターに1話ずつ焦点をあてていて、読むごとに好きなキャラクターが増えていくし、後半の話になるほど動くキャラクターが増えて賑やかになる。児童文学を読んでいた小学生の頃を思い出し、懐かしくなった。

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    2025年12月01日
  • 鳥と港

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    とにかく言葉が美しい

    佐原ひかりさんの作品は「スターゲイザー」に続き2作目
    これもまた優しい表現で情景が次々と目に浮かんでくる

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    大学院卒の‪社会人1年生”‬‪みなと”‬
    上司のパワハラ、やる意味の分からない仕事、ついに耐えかねて9ヶ月で辞めてしまう

    ふとしたことから見知らぬ‪”‬‪あすか”‬さんと文通を始める
    あすかの正体は不登校の男子高校生

    そして2人は「鳥と港」という文通ビジネスを始める
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    テーマは「働くこととは?」って感じかなあ
    好きなことだけで会社員と同じだけの収入や安定を得ることはなかなか大変
    社会人経験者と

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    2025年11月27日
  • ネバーランドの向こう側

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    初読み作家さん。
    1人で何もできない子ども部屋おばさんが、両親の突然の死を機に一人暮らしを始め、少しずつ自立し人との輪を広げていく。

    『ご自分でしてください。大人なんだから、いきたいところには自分でいって。そんなのわかってる。わかったけど、わかんないから。なにもかも難しすぎる。ぶっ倒れそう。どうすればいいっていうんだろう』

    実日子の心の叫び(ぐずり)に共感。

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    2025年11月24日
  • スターゲイザー

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    アイドルを題材にしている本が読みたくて、背表紙のタイトルでアイドルの話だろうと思って手に取った。私のすきなアイドルに重なる部分も、この子達らしい部分もあって夢中になって読んだ。はじめは登場人物が多く混乱したが、それぞれの関係性が素敵で徐々に世界観に入り込んでいった。もし現実にいたら、私は葵くん担だろうと思います!

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    2025年11月05日
  • ネバーランドの向こう側

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    表紙カバーイラストの感じやストーリーの読み始めでは全く予想出来なかったけど、読み終えて温かい気持ちになれた作品だったと思いました。主人公の実日子は正直なところ心許ないって感じのキャラクターだけど、ストーリーが進むにつれて人との関わり方や考え方とか振る舞いが変わって来て最後は応援していなぁ〜って気持ちにさせてくれる変わっている部分はたくさんあるけどある意味では魅力的かも…?って思える存在でした。(^_^)

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    2025年10月22日
  • ネバーランドの向こう側

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    ネタバレ

    実日子は間違いなく「こども部屋おばさん」なんだけど、すれたところがなく、でもかなりズレているところはあって、臆病なところと大胆なところがチグハグで、にくめない。
    ご両親はとても素敵な人だったようだけど、子育てって難しいもんだなぁと思ったり。ネバーランドの向こう側ってタイトル、ぴったり。

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    2025年10月12日
  • 鳥と港

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    「ないなら、つくっちゃえばいいんですよ、仕事」

    仕事に悩んでる私にとって、刺さりまくるお話。

    文通屋さんをはじめる二人の葛藤や、アイデアがポンポン出てくるコンビネーションを見てて、微笑ましかった。

    友達2人から勧められたから、読めてよかった。

    好きなことで生きるって難しいけど。憧れる。

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    2025年10月11日
  • 人間みたいに生きている

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    文庫版の令丈ヒロ子さんの解説も含めてとても読み応えのある作品でした。
    「食事」や「食べ物」に関する作品は「幸せ」や「心の健やかさ」に繋がっていくものが多くて苦手だったのですが、この作品は「食事」という行為に悩まされる人達の心情に共感出来る部分もありました。

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    2025年10月02日
  • ネバーランドの向こう側

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    久しぶりにこの系統の本を読みました。今年はドキドキハラハラ物ばかりだったので、ハートウォーミングなのが新鮮に感じて良かったです。
    でもただほっこりというわけではなくて、人間の業とか、正解の出ない悩みとか、切ない苦しみも沢山描かれているのでぐっとくるんですよね。主人公は30歳の女性(作中でいう元子供部屋おばさん)ですが、彼女を取り巻く他の登場人物たちもかなり個性的で、中には自分が重なるキャラクターもいたりしてキュンとなります。
    197Pの百合さんの「意識して距離は保っておきなさい」心に刻みます。

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    2025年09月20日
  • ネバーランドの向こう側

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    箱入り娘のつもりがなくても、少し知らないだけで小馬鹿にされ、結婚してないから苦労を知らないと偏見を持たれる。実家住まいだと、家事をやってても、何もしてない子ども部屋おばさんに見られる。
    居場所のない「お父さん」も、外では分からないけど、内では辛いよなぁ。

    この物語の関係性は、主人公の人の良さによって育まれてる。現代で出来るかしら。ちょっと危ないかな。孤独は嫌だから人と関わるけど、やっぱり孤独には変わりなくて。うまく自分と共存していけたらいな。

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    2025年09月07日
  • 人間みたいに生きている

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    真面目なとこ、そのくせ割と嘘ついても平気なとこ、相手にわかってくれるって思っちゃうとこ 結構自分と重なって苦しくなった
    ラストは感動 ボロ泣きした

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    2025年09月02日
  • 人間みたいに生きている

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    ネタバレ

    他者を自分の中に取り込むのが気持ち悪くて
    「食べる」とこが出来ない女の子が唯一心を落ち着かせる場所が町の外れにある「吸血鬼の館」と呼ばれる場所だった、、、
    あらすじだけ読むとファンタジーかなと思って読み進めたのですが、読んでいく内に
    ああそういう事なのか、、と。
    周りと同じように生きられないことに対するジレンマや何とかそれでも「輪」から外れないように合わせようと葛藤しながらも孤独という生きづらさもすごくリアルに描かれていて、苦しくなりました。
    それでも他者との交流の中で、互いの弱さや想いに気付いていく中で
    徐々に自分自身とも向き合い、生きる希望に向かっていくラストは
    本当に感動しました。

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    2025年09月03日
  • ネバーランドの向こう側

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    幾つになっても“こども”として可愛がられてきた主人公。
    30歳にして突然の事故で両親をなくしてしまう。いつまでもこどもだったので生活能力が皆無。なるほど、ネバーランド。
    世界が広がっていく様から夢を持つまで。

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    2025年09月01日
  • スターゲイザー

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    某事務所のアイドルが好きなので話がすごく入ってきやすかった。知っているようで知らない世界なのに、何故か共感して悔しくて苦しくて泣いてしまった。最後の描写に鳥肌が立った。好きなアイドルがデビュー発表する直前、数万人いるはずなのに誰も居ないくらいに静寂になった瞬間と歓喜の声のコントラストを思い出した。若様がもっとステージに立ちたいと思っているのと同じくらいに、いやそれ以上にファンはあなたの姿をずっとみたいと思ってるよ。

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    2025年08月27日
  • 人間みたいに生きている

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    分かってくれると期待し、傷ついて
    ならば相手を理解しようとし、傷つけて
    この堂々巡りから生まれるのは、悲しみや諦めなのか。読んでいると、身に覚えのある痛みを感じた。
    食べることが幸せは"私の"当たり前であることを忘れてはいけない...

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    2025年08月27日
  • 人間みたいに生きている

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     自分の心の未熟な部分と唯の思考が重なる部分が多々あり、苦い思いがした。
     自分と同じように他者にも苦しんでほしくて、理不尽に相手を傷つけたくなってしまうところであったり、自分の期待していた反応が相手から返ってこないことに腹を立ててしまう身勝手さであったり。そんなもの支配欲に近しいし、自分と他者の境界が曖昧になっている。曖昧になっているから、自分の想像が及ばない範囲の言動を取られると、ひどく裏切られた気持ちになってしまう。

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    2025年08月26日
  • ネバーランドの向こう側

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    かなり よかった!
    私のなかで次回の本屋大賞候補に入れたいくらい

    ずっと両親の快適な繭のなかで暮らしてきた実日子。でも、突然の事故でその繭から外に放り出されてしまう。実日子の自分の心に向き合う姿が本当に丁寧に描かれていたし、登場人物もみんなとても魅力的でよかったです。暗く落ち込む辛い本は苦手な人も、この作品は おすすめです。

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    2025年08月13日
  • スターゲイザー

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    自分の推しも、いろんな苦労をして、私たちの前に立ってくれているんだなと感謝の気持ちを改めて抱くきっかけになった。

    推しがいる方はもちろん、アイドルって楽しく歌って踊るだけでしょ?と思われてる方にも読んでみてほしい。

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    2025年08月03日
  • ブラザーズ・ブラジャー

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    多様性のお話。

    キツすぎなくてPOPな内容でかわいらしい。
    これはきっと、ことの発端が下着だからかもしれないし、登場人物に決して悪い人がいないからかもしれない。

    なんとなーくあらすじをみて面白そうで買ってみたけど、素敵だった。
    現代の風刺ぽさもありつつ、ポップな内容。

    ストーリー性もコンパクトに纏まってて◎

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    2025年08月01日