佐原ひかりのレビュー一覧

  • 人間みたいに生きている

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    生きたくないんじゃない。
    食べなくても、生きられる体がほしい。

    この帯に惹かれて手に取ってました。

    食べるという行為に酷く嫌悪感を感じ、それを誰にも打ち明けられず苦しむ高校生のお話なんですが、
    この頃のあるある、学生の世界での輪から外れないように過ごす、色んなしがらみにがんじがらめになって優等生としている子が、食べるという事が苦手と初めて打ち明けられた人と出会い、その人も食べることでの病気を抱えてて、そこから落ち着ける2人の空気感、でも変わって行こうと前に進む主人公。

    食に関して(それ以外もですけど)、人それぞれ抱えてるものがあったりするから、自分の普通を押し付けるのってよくないですよね

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    2025年12月26日
  • ネバーランドの向こう側

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    30歳箱入り娘の実日子は両親を亡くし、人生初めての一人暮らしを開始。失敗の多い日々は学びの多い日々だ。登場人物が魅了的で好きだなぁ〜、特に椎名さん。何歳になっても新たな挑戦はわくわくするものだと前向きになれた。いい歳だからと諦めたらもったいないね

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    2025年12月24日
  • リデルハウスの子どもたち

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    たった1人の身内である祖父を亡くした14歳のアモニカはフライデーと名乗る篤志家の支援で、緑に囲まれた全寮制の名門校リデルハウスに入る。そこでは、特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれ、一般の生徒が知らない場所で学園生活を送っているらしい。
    アモニカは、リデルハウスに入る条件としてフライデーに毎週手紙を書き「ラヴ」について見聞きしたことを必ず書くように言われ…。

    「あしながおじさん」「小公女」「秘密の花園」などが大好きだった私は、第一章を読み始めてすぐに、どハマり。これらが好きだった方はみな懐かしくなること間違いなし。

    佐原さんは現代の若者が主人公の話が多かったから、こういうものも書く

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    2025年12月23日
  • リデルハウスの子どもたち

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    佐原ひかり先生の作品であり、今回はネットでサイン本購入のため遅れました。田舎の中高一貫男子校寮生出身にとっては、進学校の中にいるさらに謎の優秀な一部の存在を重ねたりしながら、読み始めたが、そんな次元ではなかった。読書のはずが、少し身体に影響の出るぐらいの緊張が二回もあった。

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    2025年12月13日
  • リデルハウスの子どもたち

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    このレビューを読んだあなた!

    たいへんラッキーです!

    間に合いましたね
    良かったです
    もうほんとギリギリです
    ギリギリで間に合いました

    この幸運をぜひ活かして下さい

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    今が最後のチャンスです
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    今買っておけばその時に「あー佐原ひかりね。うん、自分は割と早い頃から読んでたけどね。まぁ、なんていうか当時からこれはってのは感じてたけどね」って言えます
    鼻の穴最大限に膨らまして言えます

    まだ33歳ですってよ

    これはもうたいへんな優良株なんだから!

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    2025年12月07日
  • ペーパー・リリイ

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    年齢も性格も全く異なる女ふたりの話ですが、シスターフッドとも違う、この作品特有の空気感がとても良かったです。
    とにかく文章が読みやすくて、テンポ良くさくさくと読み進められる。
    最初は感情移入することもなく淡々と読んでいたのですが、クスッと笑える登場人物たちの軽快なやり取りや主人公の心理描写が魅力に感じられて、半分くらい読んだあたりからこの作品のことがとても好きになってました。
    個人的に終わり方もすごく好き。お気に入りの一冊です。

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    2025年12月03日
  • ネバーランドの向こう側

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    ゆっくりでいいよ。
    歩いていくのは、わたし、そのものなんだから。
    大人になるって難しいけれど、わからないことがあってもいいんだよねと教えてくれる本。

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    2025年12月02日
  • 人間みたいに生きている

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    ネタバレ

    最初の方は、泉さんは達観していて掴みどころのない人で、全てを理解してくれる大人だと思っていたけどそれも主人公が「理解者である」と思い込んでいたから。
    そうやって、相手に自分の理想を押し付けて、そこから外れたらそんなの貴方じゃない、ってなる気持ち、私も高校生の頃思っていたなぁ、、
    人間ってなんだろう、どこまで条件が揃ったら人間なのかな?誰しも、周囲には理解されないようなことがあるよね。
    唯だけじゃなくて、泉さんも自分をさらけ出して改めて互いに向き合うことが出来てよかった。

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    2025年11月29日
  • リデルハウスの子どもたち

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    本当に本当に待っていました。スピンで連載されていたものの中で1番好きで、休載になってしまって本当に悲しかったから、こうして本になってくれたのが嬉しい。すぐ読んだ。

    第1章「金曜日のゆううつ」のこれから何が始まるんだろうというワクワク感と、世界設定がもうたまらなくて大好き。
    すべて読み終わった今でも、結局ここの導入部分が1番好きかもしれない。
    (「月曜日のページ・ボーイ」のラストと悩む)

    佐原さんの書く文章のリーダビリティの高さもあいまって、児童文学や少女小説を読んでいるかのよう。実際意識して書かれていると思う。「ラヴ」「ギフト」なんかの名称や、登場人物の名前なんかもたまらなく刺さるものがあ

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    2025年11月23日
  • リデルハウスの子どもたち

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    ネタバレ

    スピン誌での連載も読んでいたので完結を見届けることができてよかったです。

    すでに読んだはずの『金曜日のゆううつ』と『水曜日の誘拐』で、ああギーディーこういう子だったわとかタキのツンデレ好きだわと感じたことを思い出し、書き下ろしの『木曜日は真夜中に』でこれは佐原さんの最高傑作ではと感嘆し、とほほなマミアンの『月曜日のページ・ボーイ』で優秀な弟を持つ長男な自分と重ね合わせたりして、最後の『日曜日の魔法使い』でああ読んでよかったーとなりました。

    ギーディーとアモニカが話していた「どちらも捨てずに、どちらも取る。その方がうんと素敵だし自由だ」が決断を迫られたラヴたちの方向を決めるのもたまらなくいい

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    2025年11月21日
  • 鳥と港

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    ここ最近読んだ本で1番面白かった!
    手紙がキーとなって話が進んでいくだけあって言葉が綺麗。ストーリーとしては出来すぎのような展開やお金持ちの小説家の父、数字に強く頼りになる幼なじみが出てきたりと現実味はないかもしれませんが、その分物語としてのテンポの良さとハラハラさがあって私はこういう話が大好き。
    主人公の弱さが途中、随分と出てしまったのでもう少しかっこいいところも見たかったな。でも一人称視点だからそう見えるだけで相方の男の子とか幼なじみとかから見たら凄く魅力的に描かれるんだと思う。

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    2025年11月20日
  • スターゲイザー

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    アイドルの卵「リトル」を描いた物語。
    登場人物が多いのに、ごちゃごちゃしてないで関係性がきちんと分かりやすかったのが良かった。全体的に読みやすかったし、個人的にはもっちーと三笘プロの章が好きだったなぁ
    アイドルの話が好きな人に特にオススメしたい
    私の推しは真田くんです!!

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    2025年11月14日
  • 鳥と港

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    内容を何も知らずに読み始めて、文通が好きでポスクロが好きな自分にこの話が刺さらないはずがなかった。
    確かに都合が良すぎたり、出てくる人がみんないい人だったり、こんなに甘くはないかもしれないな…と思うことはあるけど、
    優しい世界があってもよいじゃんという見方で読み進めたら、いろんなことに感謝したくなる作品だった。
    手紙や葉書も、もっとひとつひとつ大切に書いていきたいなと思った。

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    2025年11月14日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    7つの短編集

    新進気鋭の作家たちによる現代のリアルを切り取る7つの物語。

    わかってるようでちゃんと理解していなかった
    「推し活」「VTuber」についての理解が深まりました

    どの作品も味わい深くオススメできるものばかりですが個人的には
    『あなたに見合う神さまを(佐原ひかり)』が一番心に刺さりました

    人を支配するもの、人の幸福を妨げるものはおしなべて暴力よ

    と語る権藤さんのカッコよさと、少しづつ勇気をもって言葉の暴力に立ち向かう主人公。。

    初めて著者・佐原ひかりさんを本作品で知りましたが他作品も追いかけてみます

    あと石田夏穂さん作品はほぼ全部読んでいますが短編向きなのかも、とも感じ

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    2025年11月10日
  • ネバーランドの向こう側

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    佐原ひかり先生の作品であり、最寄りの書店で注文し購入。
    けっこう堪える当直明けに一気読み。解決しないことも山ほどあるはずだが、なぜか全部解決しそうな気になる。
    人との距離感だけでもお腹いっぱいですが、
    救出シーンのボリュームを増やして欲しかった。

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    2025年10月31日
  • スターゲイザー

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    まるで漫画でも読んでいるみたいに軽やかに読めた。
    芸能界のアイドルの話だけど、ドロドロしたものとは無縁、けれどそこまでキラキラしていない。
    それぞれの登場人物が自分のことをある程度客観視していて、足りない部分を自覚しているから、他のメンバーの良いところが目に入る、でも本人はそれをわかっていない…。
    お互いの足りないところを補って、パズルみたいにしっくりくるグループに出来上がっていく過程を見ている感じでした。
    爽やかで読後感も◎でした。

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    2025年10月27日
  • スターゲイザー

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    読んだ人はほぼ全員あの男性アイドル事務所のジュニアを頭に思い浮かべると思う。私は男性アイドルには疎いのでリアル寄り、ではなくて物語として楽しんだし、面白かった。
    青春の部活のようで、それとは全く違う、仕事としての重み、ファンがいるということ。思春期の男の子たちがアイドルの卵として全てを犠牲にして、また悪意に晒されながらも突き進んでいくのは応援させられるし夢中になる。
    登場人物たちも、流石アイドル。全員魅力的で私も彼らの応援を思わずしてしまう。読み終わった後には彼らのこの先も見てみたいと思わされた。

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    2025年10月27日
  • スターゲイザー

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    嫉妬、不安、焦り…葛藤がたくさん描かれていて、それでもキラキラ輝いている小説。彼らのことをずっとずっと応援したくなる。

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    2025年10月17日
  • 人間みたいに生きている

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    【人間】に擬態して生きてる部分、誰しもあるのではないかな。
    心に刺さる言葉に付箋をしてたら、付箋だらけになった。この作家さんの本、もっと読みたい。

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    2025年10月16日
  • ネバーランドの向こう側

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    思いがけず面白かった!
    文化センター勤務の30歳の実日子は両親の愛情をたっぷり受けながら実家生活を送っている箱入り娘。でも突然両親が事故死してしまう。
    家事を何ひとつできず世間知らずな実日子にはじめはイライラしてしまった。
    こんな何もできない30歳いる…?いや、ありえるな。
    でも、両親からたくさんの愛情を受けたからこその実日子の素直さやある意味たくましい様子はだんだん応援したくなってくる。
    読後きもちいい作品でした。

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    2025年10月13日