佐原ひかりのレビュー一覧

  • 人間みたいに生きている

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    周りが皆敵に見えていた中高生くらいの歳に読みたかった笑
    唯の行動にモヤモヤしてしまう方もいると思いますが、最後の解説を読むと少しそれが和らぐのではないでしょうか。

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    2026年06月01日
  • リデルハウスの子どもたち

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    出だしはちょっとファンタジーなのかな?程度だったけど読めば読むほどめっちゃファンタジー

    でもそのグラデーション具合でそこまで違和感なく入り込めた

    すごい前に読んだ恩田陸の寮制の学園ものとかの雰囲気?空気感?が近かったかも。

    どの子も魅力的で素敵な学園生活でした。

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    2026年05月15日
  • ペーパー・リリイ

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    かなり文体が軽くてちょっと戸惑ったけど読みやすいエンタメ小説って感じでよかった。
    年齢もタイプも違う女2人のドライブ旅。登場人物みんな格好良いとことダサいとこがあって、どこまで行っても分かりあえなくて、だけどお互いぶつかり合いながら影響を与え合ってて、人間……!って思った。ストーリーには「その展開は都合良すぎない??」と思うところもあったけど、人間同士の距離感の描き方がほんとによくて。心をモゾモゾさせながら読んだ。エモい、よく分からん。

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    2026年05月08日
  • ペーパー・リリイ

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    ネタバレ

     表紙が可愛かったので手に取りました。
     イメージしていたふわふわした感じのお話ではなくて、結構人間の芯に迫った内容の話が多めでした。
     意外とアウトローとかオカルトとか、現実離れした描写がちょこちょこあって、世界観に入るのに時間がかかりました。大体四割読んだくらいから楽しくなってきました。
     京ちゃんやキヨエ、ヨータは結構好きなキャラクターだったんですが、主人公の杏の考えにいまいち共感できませんでした。彼女なりの事情もあるのでそれも当然と言えば当然ですが、もうちょっと彼女の振舞や根差した葛藤について深く描かれてたら変わったかもしれません。
     ラストはかなり好みです。キヨエにも何かあるな、とい

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    2026年05月08日
  • リデルハウスの子どもたち

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    ちょっと回りくどくて何を言いたいのか理解できない箇所はいくつかあったけど『あしながおじさん』や『トムは真夜中の庭で』などの名作をオマージュされていておおむね楽しく読んだ。
    5編中、『木曜日は真夜中に』が悲しいけど一番好きな話。

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    2026年05月06日
  • ペーパー・リリイ

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    同著者の『スターゲイザー』がとても良くてこちらを手に取ったのですが、これはイマイチ…刺さりませんでした。
    「分かり合えない他人同士との接触」みたいなことがテーマだと思うのですが、全体的に描写が上っ面を通り過ぎていくだけで奥行きがなく、分かり合えない関係性以前に人物に魅力が感じられませんでした。
    もう少しどちらのキャラクターにも魅力があればな…
    2人に共通している京についても、それぞれ見せている顔が違うにしてももう少し思い入れのある余白みたいなものがあれば違ったかなー。
    「エモ」を題材にしているのに、そこまでのエモを感じられませんでした。

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    2026年05月03日
  • ペーパー・リリイ

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    ざっくりあらすじを聞いてずっと読みたくて文庫化まで待っていた作品。
    ただ、ちょっと思っていたのと違った。
    どのキャラもあまり好きにはなれずモヤモヤしてたけど…最後は、、、Good job,キヨエ!と言いたい。
    それだけでなんかスッキリし、読後感はよかった。

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    2026年04月21日
  • 鳥と港

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    初読みの作家さん
    前情報全くなく読み始めたが、とても爽やかな読み心地だった
    導入部分の大企業で働きながら感じる自分の仕事の無意味さから、好きなことを仕事にしていくしんどさ
    労働をお金に換えるって大変よな
    便利さではない、余白みたいなところ(要は文通)をお金にするって実際は難しいだろうな
    私は完全に下野さんです

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    2026年04月16日
  • ネバーランドの向こう側

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    実日子30歳、実家暮らし
    両親を突然事故で失い、一軒家に一人ぼっち
    ……のはずが、突然おばの順子が転がり込んでくる

    ひとりっ子で甘やかされて育った実日子に、癖の強い順子おばさん
    とにかく強引で口も悪くて、ちょっと読んでいても不快な感じ

    結局、実日子が家を出ていってしまう←なんで!?

    箱入り娘というか、自称子供部屋おばさん歴が長い実日子が危なっかしい
    その後、色んな人達との出会いもあって、ちょっとずつ成長していく

    悪い子では無い、きっとこんな子はいる
    周りの登場人物も一癖二癖あるけど、今どき珍しく他人と関わっていく姿は好感持てるかな

    椎名さんいい人

    後半、ちょっと人物が渋滞気味でペー

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    2026年04月01日
  • ネバーランドの向こう側

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    主人公の実日子は何もできないにも程がある“子供部屋おばさん”でイライラしてしまう……。が、快く迎え入れはするけれど「距離を保ちなさい」と言ってくれる百合さんなど、いい人たちと出会って少しずつ成長していく。

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    2026年03月25日
  • リデルハウスの子どもたち

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    ネタバレ

    【収録作品】
    金曜日のゆううつ
    水曜日の誘拐
    木曜日は真夜中に
    月曜日のページ・ボーイ
    日曜日の魔法使い

    全寮制の名門校リデルハウスを舞台にした成長物語。
    特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて一般生徒ととは別の学園生活を送っていた。
    アモニカは、唯一の肉親である祖父の死後、篤志家により、条件付きでそこへ一般生徒として送り込まれる。

    ギーディー、タキ、ミーシク、マミアンという孤高を保ち、なれ合ってこなかった「ラヴ」たちが、アモニカとペジーという一般生徒との交流を通して年相応に成長していく様子が好もしい。
    「懐かしくも新しい」という惹起文句に納得。

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    2026年03月17日
  • ブラザーズ・ブラジャー

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     自分の内面を表現するために服を着る人もいれば、隠すために服を着る人もいる。見えてるものが全てではないし、見えない部分だけがその人の全てなわけでもない。
     人と生きていく中で、違うなと思うことを飲み込んでしまう時がある。相手を傷つけたくない、どうせ理解してもらえないという建前の根底に、私はあなたを傷つけないからあなたも私を傷つけないでという遠回しな命令ともとれる傲慢さが滲んでいるのかもしれない。

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    2026年03月13日
  • リデルハウスの子どもたち

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    2025年出版。312ページ。仮想の外国、ヨーロッパ辺り?のイメージ。登場人物は全てカタカナで、時代を跨ぐ分も加えて人数が増えるので、海外作に慣れない&記憶力の乏しい自分は誰が誰だか混乱気味。登場人物達は基本、天才という枠を超えて神童・ファンタジック。本作は形としてはファンタジー。国の争い・国の都合・時の移ろい・大人の欲望とその渦・超人的な才と人間として刻まれた欲求・社会性が遺伝子に刻まれた人類...様々が描かれてるのかなぁと。
    ヨーロピアンな雰囲気やヨーロッパの名家(日本のそれとは質が異なる)の設定の数々に日常感が乏しく、お話は面白いのだけど、時として眠くなり...。

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    2026年03月10日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    いちばん最初の一編も やっぱりステキで 持ってる人は持ってるんだなぁ、と改めて思った。原石にもなれそうもないから 読む側でいようって 今さらだけど。宮島未奈さんの「二位の君」から 「成瀬」につながるんだなぁ。「陸の魚」から「カフネ」へ〜。原石って最初から 光ってたんだなぁ。うらやましいなぁ〜。ほんとに。

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    2026年03月02日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    ネタバレ

    オレンジ文庫の短編の受賞者のアンソロジー。
    自分も描けそうと思いつつ、まとめるの難しいなと思いつつ。設定が良いものだけじゃなくて、そんな薄い設定でも書けるものなんだなって思えるものもあった。難しいなあ

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    2026年03月01日
  • リデルハウスの子どもたち

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    装幀に惹かれて読んだ。
    どの子もそれぞれ抱えてるものがあるんだなと思った。特別な才能があるからこそ悩むこともあるけれど、やはりまだ子どもで経験の少なさは補えない。そこのところが絶妙に描かれていると感じた。

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    2026年02月22日
  • リデルハウスの子どもたち

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    とても不思議な雰囲気の連作短編集。
    寄宿舎ものとしても、ファンタジーとしても、ミステリーとしてもふわふわ浮いているような、浮遊感がある雰囲気が心地良い。
    特に『木曜日は真夜中に』が好き。リリの未来を知ったミーシクの気持ちに、胸が張り裂けそうになった。
    『月曜日のページ・ボーイ』のマミアンも良いキャラしてて好き。ポジティブ勘違い少年なハリポタのマルフォイって感じで。根がとっても良い子。

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    2026年02月22日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    新人賞に通る作品って何だろうか。『はじめに』を書かれた三浦しをんさん(選考委員)の答えは「情熱の総量が決め手になることも多い」。「これが好きだ。これを書きたい」という気持ちが籠った作品のほうが、荒削りでちょっとわけがわからなくても、読むひとの胸を打つ。。。のだそう。個性的で「その人にしか書けない小説」。

    コバルトという、少女小説というくくりのため、ほとんど読んだことのない、中華ファンタジーとか、王国とかが出てくる話もあった。が、どれも読みやすくて、感情の動きもよくわかり、この短さで、十分伝わるほどの世界観を作り上げていた。ライト文芸と呼ばれるもののほうが、凝った設定、凝った文体で、書くのがよ

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    2026年02月14日
  • スターゲイザー

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    本屋さんで見かけて表紙が好きな絵師さんだったのと気になる内容だったため読んだ。

    最初はお話の流れ?が掴めずに少し苦戦した。
    持田視点のお話の時が1番現実味があった気がして良かった。
    3次元アイドルに惹かれたことがなく研修生はこういう感じなのかなと思いながら読んでいた。
    BBQ辺りのところも好きだった。

    自分には夢という夢がないからこうやって夢に向かって走っていく姿を見ると憧れる。

    ひたすら夢に向かって走っていく男子は美味しい。

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    2026年02月04日
  • リデルハウスの子どもたち

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    コマドリが舞うような、繋がっているような、そうでないような、不可思議な物語だった。箱型の物語にも感じたが、少し形がゆるゆると崩れそうな感覚を持った。

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    2026年02月02日