佐原ひかりのレビュー一覧

  • ネバーランドの向こう側

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    両親から大事にされて30歳まで子ども部屋おばさん状態でぬくぬくしていた実日子。両親が突然他界したあと、守られていた世界から抜け出し、両親以外の人との交流を通して大人になっていく。

    まず序盤、おばさんにイラつき、実日子に少しは共感するところもありつつ、あまりの平和ボケっぷりにイラつき、、、現実ではこういう事はないだろうって思うような出会いや展開が起きたけども、実日子が強くなっていく姿が頼もしくて目が離せず、後半は一気読みだった。椎名さんとの関係性も微笑ましくて、読後感は温かかった。

    人との出会いは良くも悪くも考え方や時には人生そのものを変えてしまう力がある。家族以外の人と関わることって正直め

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    2025年07月19日
  • ペーパー・リリイ

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    ネタバレ

    どちらの女性の感情がわかる。共感できる所が多い。途中出てくる女性や男性ももうちょっと深みがあればいいのにと思った。
    自分にとってはとても読みやすかった。
    私目線で進む小説が好きだから

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    2025年07月16日
  • ネバーランドの向こう側

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    1人じゃ何もできない、大人子ども、30歳実日子。
    お父さんとお母さんは突然事故で亡くなってしまう。
    1人じゃ何もできないだろうからと叔母が家に住み着くが居心地が悪い悪い…
    一人暮らしを始めた実日子はどう生きていくのか…?

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    2025年07月12日
  • ブラザーズ・ブラジャー

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    普通でいることは生きやすい__
    多様性の時代が来ても"普通"というものさしはこれからも在り続けると思う。それでも傷つくことを恐れず好きを貫く。ちぐさと晴彦のまっすぐな想いが新しい空気を送りこんでくれる。
    理解できないなら悩ませとけ!その意気だ。

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    2025年06月02日
  • 鳥と港

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    現実的じゃない手紙の商売。
    会社辞めた人なら気持ちがわかるかも。
    やりたいことより給与が優先第一がまあ現実だろうなと思いました。

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    2025年05月01日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    作家7名によるアンソロジー。
    カワウソの妖精・雨露ゆゆというVtuberと交際していると噂された音楽プロデューサー「うみの」が殺害された。ゆゆの活動を続けるべきか否か、視聴者の判断を仰ぐべく配信をすることに…浅倉秋成『かわうそをかぶる』。
    動画配信アプリで一躍人気者になった女子高生。若手女性教師は彼女が動画を撮らなくなった訳を探ることに…大前粟生『まぶしさと悪意』。
    霊能力者と相談者のマッチングアプリで「幽霊からプッシュ通知が届く」という不具合が起きている。案件を任されたアプリ開発会社の新人社員がアプリをインストールしたところ…新名智『霊感インテグレーション』。
    年齢を偽り、マッチングアプリで

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    2025年04月27日
  • スターゲイザー

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    ネタバレ

    アイドル事務所でデビューを目指す練習生たちの物語。
    人物紹介に出てくる子が順番に話の中心になる構成で、所属グループバラバラだけど?と思った謎は中盤辺りで繋がった。

    私が推すとしたら多分加地透か三苫葵だろうかと思った。意外と若林優人の線もあるかもしれない。
    最後の演出で6人のデビューを匂わす演出はデビュー前のアイドル推してる人には馴染み深いだろうなぁと思った。私はもっぱらグループコンでソロデビュー発表とか次の舞台発表とかで見たくらいの演出だけど。

    本人がファンの反応見て喜ぶのも好きだけど、本人も知らず一緒に驚く場合もそれはそれでかなりいい時間になるだろうなぁと思う。

    表紙のモデルは最初透だ

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    2025年04月04日
  • 鳥と港

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    職場に不満があり体調不良を起こし一年未満でやめたみなと

    ある日公園の草むらの中で見つけた郵便ポスト

    その中に入っていた一通の手紙に返信を出し始まった文通

    文通相手は高校生の男の子 飛鳥

    2人でクラウドハンディングから始めた文通屋

    仕事や生きることお金

    仕事にしたからこそ発生するお金の大変さ

    ぶつかり合いながらも言葉を交わしやり続けて行く文通屋

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    2025年04月03日
  • 鳥と港

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    ネタバレ

    本の雑誌が選ぶ2024年度ベストテンにランクインされていたので読んでみました。全体的に軽い台詞が多く、さらっと読めます。
    私も若い頃は手紙のやりとりをしていたけれど、自分が何を書いたか忘れてしまうし、だんだんネタがなくなってくるし、可愛い便箋を使っているのに字を間違えるとああっと思うし…。パソコンを家でも使うようになったら、全く書かなくなりした。

    学校に行かない男子高校生と会社を辞めた大学院卒の女性が始めた文通屋。こんなビジネスが実際には成り立つのか疑問ですが、今、手紙を書かくなった時代に誰かから直筆の手紙がもらえたら、いいなあ、と思います。
    そして、ゲンさんの手紙を待っていた気持ちとゲンさ

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    2025年03月10日
  • 鳥と港

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    会社のトイレの中で声を殺して泣いた新入社員の、みなと。どうしてもトイレから出られなくなって会社を辞めた。もうここまで苦しくなっているのなら、辞めるべきですよね。
    でも、みんなが我慢していることが我慢できないこと、みんなが上手く立ち回れていることを自分ができないことで自分を責め続けてしまう。さらに、お昼休みも1人になれず、拘束されている状態ではトイレにこもりたくもなるよ(/ _ ; )
    みなとの気持ち分かります。だけど本当は分かっているのは表面だけで、真の辛さは分かっていないのだろうな。本人にしか分かりえない辛さなんだろうな。
    そんな時に草むらで偶然見つけたポストの中に入っていた手紙を読んで、み

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    2025年03月06日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ◎かわうそをかぶる / 浅倉秋成
    いわゆる隠キャオタクがVtuberとして有名になり、リア充を蔑む自分と、恋人がいない現状に苦しむ自分との相反する感情に苦しむ話。
    どんなに有名で満たされてても欠けたピースはあるし、それをアイデンティティとしてたらその狭間で苦しむよなあ…
    イサナはどうなったの?誰か考察求む。

    ◎まぶしさと悪意 / 大前粟生 (アオ)
    架空のSNSで人気になった女子高生と教師について。
    うーん、何エンドになるんだろう。

    ◎霊感インテグレーション / 新名智
    心霊系アプリの不具合を調査する奇妙な運命の主人公について。
    ホラーとも違う世にも奇妙な話のような世界観。後味はよい。

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    2025年01月23日
  • 鳥と港

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    無職のみなとと不登校の飛鳥が文通の仕事を始める話。文通を仕事にする新しさに惹かれ、2人の関係や仕事への向き合い方がどうなっていくのか、もどかしくなりながら見守る。これからも変わりながらぶつかりながら仕事をすると思うけど、それを乗り越えてほしいと思う。

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    2024年12月27日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    Vtuber、動画投稿、SNS、アプリなど今どきお題満載。
    タイムシートを吹かせ、が面白かった。PCを使えない古稀越えレジェンド上司の相手をする代わりに残業代のデータを細工し、毎月食費だけを、上乗せして怒りを収める女性。
    上司ほどではなくても、パソコンをうまく使いこなせるわけではない私は、とっくに時代遅れ。
    なので他の作品は十分に理解できず流し読みも。

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    2024年12月01日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    CL 2024.11.13-2024.11.14
    若手作家によるアンソロジー。
    嘘があふれた世界=SNSにあふれるネット社会、ということなのかな。
    SNSを肯定的には捉えていない作品が多かった中で「あなたに見合う神さまを」が爽やかでよかった。

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    2024年11月14日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネット社会がテーマのアンソロジー。
    浅倉秋成さんの「かわうそをかぶる」はVtuberの動画をよく見るので、裏側がこんな感じなのかなーとリアルに感じた。
    佐原ひかりさんの「あなたに見合う神さまを」も好き。

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    2024年11月09日
  • 鳥と港

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     鳥と港…この表紙にも惹かれていました。結構いろんな読書家さんが読んでいるので、私も読んでみようかなぁ~って思いましたよ。この作品が文通のお話だってことはわかっていたので、「ツバキ文具店」のような感じかな?って勝手に想像してましたが、違いましたね(汗)。

     主人公は、大学院卒業後新卒で入社した会社が続かず、9か月で辞めた春指みなと。その後の就活もすすまず、一人訪れた公園の草むらで見つけた郵便箱、中には手紙が入っていた…。その手紙を書いたのは、高校2年生の森本飛鳥、高校生と言っても不登校で、作家の森本実の息子だった。郵便箱を介しての文通を経て、ふたりは面識を持ち、文通を仕事にできないかを共に考

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    2024年11月06日
  • 鳥と港

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    会社を逃げるように辞めた女性と不登校の高校生が手紙を通じて出会い、一緒に文通屋を始める。文通屋の話はありきたりかなと思ったけど、なかなか良かった。二人それぞれの心の葛藤がもどかしくて、「うー!」となったり。
    でも、本作でいちばん印象的だったのは、言葉選びがおしゃれなこと!主人公の女性が大学院卒の設定だからなのかな?「春は海から来る」とか、センスの良さが光る。
    物事の喩え方が素敵だったねー。主人公の移り変わる気持ちを、軽快に、作者独自の表現であらわしていて、彼女の想いがスッと入ってくる感覚だった。私も、あんな風に書けたらなぁ。

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    2024年10月29日
  • 鳥と港

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    ないがしろにしないし、されない。
    仕事に何を求めるかは人それぞれだ。でも、私にとって時間を使うということは自分を使うということで、やっぱり、好きという気持ちややりがいを優先して働きたい。

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    2024年10月27日
  • ペーパー・リリイ

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    娯楽小説にしてはメッセージ性が強すぎるし、かといって、何か一貫した思いが込められているかといえば、それも私にはよくわからなかった…。
    とにかく、シュワッとした、ラムネみたいなお話でした。

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    2024年08月25日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    浅倉秋成 かわうそをかぶる
    大前粟生 まぶしさと悪意
    新名 智 霊感インテグレーション
    結城真一郎 ヤリモク
    佐原ひかり あなたに見合う神さまを
    石田夏穂 タイムシートを吹かせて
    杉井 光 君がため春の野に


    インターネットやSNSが当たり前の時代に、
    画面の向こう側で営まれる様々な種類の嘘。

    ゾッとする話や優しい気持ちになる話、
    価値観に首を傾げたくなる話など。

    あちら界隈の虚像と嘘が織り合わされた物語。

    個人的には、杉井光『君がため春の野に』
    読後感が好みでした。

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    2024年08月24日