佐原ひかりのレビュー一覧

  • 短編小説新人賞アンソロジー

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    人気作家さんたちの原点となった作品。どの短編も個性的で、とても楽しめた。
    短編を書くのってとても難しいのだろうなと、読んでいるだけの私も思う。限られたページの中で、物語を作る。この本の短編はそれぞれ、全く違う良さを持っている。書き方はそれぞれもちろん違うし、少し変わった設定があったり、どこか自分と似たような境遇が描かれていたりする。
    作家さんの数だけその色があって、短い物語に込められた熱意や感情がとても伝わってきた。
    今までよく読んでいた作家さんはもちろん、この本で初めて出会った作家さんがこの後、どのような本を書いているのだろうと気になり、読んでみたくなった。

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    2026年01月22日
  • 人間みたいに生きている

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    自分に嘘をつくと、自分がわからなくなり、苦しくなる。 自分に矢印を向けると、自分のことがわかってきても苦しくなる。そんな辛さのなかにある行動が大切なんだなと感じることができました。 この女の子の素直さが、僕は大好きになりました。

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    2026年01月22日
  • リデルハウスの子どもたち

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    金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。


    全寮制、寄宿舎、白亜の校舎、英国庭園、ラブが集まる鳥篭の温室、秘密の抜け道…

    わたし達が想像しうる寄宿舎のイメージを詰め込んだ可愛らしいファンタジー小説:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎

    ある才能を持ったが為に子供らしさのないラブ達
    人に関心はなく揉め事もないが人としての大切なものを学ぶ事もない。
    あしながおじさん?の援助で入学した1人の少女と関わる事でラブ達に変化が現れます♪

    後半は思わぬストーリー展開!
    ただの成長物語ではなかった〜
    まさかまさかのファンタジー♡

    そして読者の想像にお任せします的なラストでしたけどこれはこれで良い♪

    表紙のイラストでみんなを想像しながら読みました♡


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    2026年01月22日
  • リデルハウスの子どもたち

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    一章「金曜日のゆううつ」が一番面白かった。完全にあしながおじさんだけど、まさか正体が⋯!そしてここの感想を読んで知ったけど、それぞれの章が何かの本のオマージュなんだね。

    三章「木曜日は真夜中に」で、一気にファンタジーになって「そこまでのファンタジーありな世界観なのか⋯」と戸惑った。

    曜日関係なくない?とか、いやそんなことする必要ないじゃんとか、ツッコミどころは多々ある。

    でも寄宿学校が舞台で、子どもといえども賢くて、恋愛なくて、自然豊かで柔らかい雰囲気は好きだった。設定勝ち。

    最後にハッキリした結末が欲しかった。

    マミアンの声が安元洋貴さんで再生される謎の現象助けて(笑)スパイファミリーで似たキャラがいたからだな。

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    2026年01月21日
  • リデルハウスの子どもたち

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    全寮制の名門校リデルハウスには秘密があった。
    特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。
    彼らは在学中に一度だけ「ギフト」と呼ばれる実現可能な望みであれば叶えることができるという特権を与えられる。


    児童小説のようだと感じるのはそのギフトがあしながおじさんのようだに思えたからかもしれない。

    特別な才能を持つ「ラヴ」たちは、何のために願うのか…この選択に驚いたのは、子どもらしからぬ願いだったからで、それこそ「ラヴ」だからかもしれない。

    なんとなくバラバラな感じがしていた「ラヴ」たちだったが、いつの間にかお互いのことを分かり合える仲間になっていたこともアモニカとペジーがいたからかもしれない。
    その2人もギフトがあってのことだと思うとなんだか幸せな気分になれる。







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    2026年01月19日
  • スターゲイザー

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    絶賛アイドル3グループ掛け持ち推し活中のわたし。
    そんなわたしにぴったりのアイドルの卵たちの話。

    アイドル事務所のユニバースの卵たち通称「リトル」そんな6人のリトルたちそれぞれの物語。

    自分では全く自覚がないが才能に恵まれ努力も努力と思わないクールな「加地 透」

    見た目はよくないし性格も荒っぽいがデビューに対して人一倍意欲のある「持田 良」

    事務所始まって以来の超絶美形と言われ事務所の秘蔵っ子「和田 遥歌」

    生涯アイドルでいることを貫くために全てにおいてストイックな「三苫 葵」

    芸能人一家に育ち才能にも容姿にも恵まれた問題児「真田 蓮司」

    入所からもうすぐ10年…デビューできなければアイドルの道が消える「若林 優人」

    テレビ越しに見るだけだったら俄然「遥歌」推しになるだろうなぁー。でも裏を知ったら遥歌ももちろんよかったけど、俄然「蓮司」だったー(笑)


    でもまぁ…アイドルに限らず芸能人は大変だよね…自分が商品なんだもんなぁ…
    何がきっかけで売れるかも、ちょっとしたスキャンダルで今までの努力が全て無になったりさ…
    わたしの推しグループも1人脱退したもんな…
    でもそれでもアイドルをやりたい、デビューしたい。それぞれの願い。
    読みやすかった。読書苦手な人でも読みやすそう。

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    2026年01月04日
  • ネバーランドの向こう側

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    大好きな両親を亡くして、無気力な状態に陥ってもおかしくないのに、悲しみの中でも現状を変えようとする姿勢が魅力的だった。たくさんの愛情を受けて育った人特有の素直さや物怖じのなさ、愛情深さが素敵だった。大人になってから新しい人間関係が広がることって少ないから、フィクションだけど、ご近所さんや街中で出会った人たちとこんなにも交流ができるのが羨ましいと感じた。

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    2026年01月02日
  • 鳥と港

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    “文通”を通して繋がったみなと と あすか
    仕事にすると一筋縄ではいかないけど、
    そこから見つけられる仕事というものの考え方。
    私は最後まで2人の性別のようなものが
    感じられなくて恋愛の雰囲気が薄くて
    人間同士のように感じました!

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    2026年01月01日
  • スターゲイザー

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    某事務所を思い出す。こういった葛藤とか悩みとかあったんだろうな〜と。読んでいくとやはり推しが出てきますね。私は加地透くん推しです。あのドライな感じからのど天然…ずるいわぁ笑 かわいすぎる笑

    彼らには彼らがやり切ったと思えるところまで頑張って欲しいですね。

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    2025年12月28日
  • ネバーランドの向こう側

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    最後まで楽しく読めた
    主人公ののほほんとした感じが好きかも
    新田さんとサイトーくんとの関係もとてもよかった

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    2025年12月21日
  • スターゲイザー

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    やり切るってことは、自分を刻んでいくことではなくて、自分を自分で抱きしめていくことなんだと思う。そう思わせてくれる、風の通りの良いお話。

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    2025年12月02日
  • 鳥と港

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    心が折れても、きっと大丈夫。
    言葉が、その音と響きが、人と人を繋げ、支えてくれる。性別、年齢、境遇、さまざまな思いを胸に、働く<生きていくに重心がある本。

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    2025年12月02日
  • 鳥と港

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    とにかく言葉が美しい

    佐原ひかりさんの作品は「スターゲイザー」に続き2作目
    これもまた優しい表現で情景が次々と目に浮かんでくる

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    大学院卒の‪社会人1年生”‬‪みなと”‬
    上司のパワハラ、やる意味の分からない仕事、ついに耐えかねて9ヶ月で辞めてしまう

    ふとしたことから見知らぬ‪”‬‪あすか”‬さんと文通を始める
    あすかの正体は不登校の男子高校生

    そして2人は「鳥と港」という文通ビジネスを始める
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    テーマは「働くこととは?」って感じかなあ
    好きなことだけで会社員と同じだけの収入や安定を得ることはなかなか大変
    社会人経験者と高校生ではまた捉え方も違う

    かといって、ストレスを抱え、やりがいがあるのかも分からない仕事で会社にしがみつくのも苦しい

    みなともあすかも、完璧ないい子ではなく、不安定だったり危なっかしいところがあったり、でも行動力があったり…
    とてもリアルに描かれていて共感が持てた

    文通ビジネスのシステムは、なるほどなぁと

    はるか昔、雑誌には「ペンフレンド募集」ってページがあったりしたものだ
    それを思い出した(ある程度年齢がバレる笑)

    読んでいて途中じんわりと泣けるところもあり、穏やかな気分で読める作品
    映像化に向いてそう

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    2025年11月27日
  • ネバーランドの向こう側

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    初読み作家さん。
    1人で何もできない子ども部屋おばさんが、両親の突然の死を機に一人暮らしを始め、少しずつ自立し人との輪を広げていく。

    『ご自分でしてください。大人なんだから、いきたいところには自分でいって。そんなのわかってる。わかったけど、わかんないから。なにもかも難しすぎる。ぶっ倒れそう。どうすればいいっていうんだろう』

    実日子の心の叫び(ぐずり)に共感。

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    2025年11月24日
  • スターゲイザー

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    アイドルを題材にしている本が読みたくて、背表紙のタイトルでアイドルの話だろうと思って手に取った。私のすきなアイドルに重なる部分も、この子達らしい部分もあって夢中になって読んだ。はじめは登場人物が多く混乱したが、それぞれの関係性が素敵で徐々に世界観に入り込んでいった。もし現実にいたら、私は葵くん担だろうと思います!

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    2025年11月05日
  • ネバーランドの向こう側

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    表紙カバーイラストの感じやストーリーの読み始めでは全く予想出来なかったけど、読み終えて温かい気持ちになれた作品だったと思いました。主人公の実日子は正直なところ心許ないって感じのキャラクターだけど、ストーリーが進むにつれて人との関わり方や考え方とか振る舞いが変わって来て最後は応援していなぁ〜って気持ちにさせてくれる変わっている部分はたくさんあるけどある意味では魅力的かも…?って思える存在でした。(^_^)

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    2025年10月22日
  • ネバーランドの向こう側

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    ネタバレ

    実日子は間違いなく「こども部屋おばさん」なんだけど、すれたところがなく、でもかなりズレているところはあって、臆病なところと大胆なところがチグハグで、にくめない。
    ご両親はとても素敵な人だったようだけど、子育てって難しいもんだなぁと思ったり。ネバーランドの向こう側ってタイトル、ぴったり。

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    2025年10月12日
  • 鳥と港

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    「ないなら、つくっちゃえばいいんですよ、仕事」

    仕事に悩んでる私にとって、刺さりまくるお話。

    文通屋さんをはじめる二人の葛藤や、アイデアがポンポン出てくるコンビネーションを見てて、微笑ましかった。

    友達2人から勧められたから、読めてよかった。

    好きなことで生きるって難しいけど。憧れる。

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    2025年10月11日
  • 人間みたいに生きている

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    文庫版の令丈ヒロ子さんの解説も含めてとても読み応えのある作品でした。
    「食事」や「食べ物」に関する作品は「幸せ」や「心の健やかさ」に繋がっていくものが多くて苦手だったのですが、この作品は「食事」という行為に悩まされる人達の心情に共感出来る部分もありました。

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    2025年10月02日
  • ネバーランドの向こう側

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    久しぶりにこの系統の本を読みました。今年はドキドキハラハラ物ばかりだったので、ハートウォーミングなのが新鮮に感じて良かったです。
    でもただほっこりというわけではなくて、人間の業とか、正解の出ない悩みとか、切ない苦しみも沢山描かれているのでぐっとくるんですよね。主人公は30歳の女性(作中でいう元子供部屋おばさん)ですが、彼女を取り巻く他の登場人物たちもかなり個性的で、中には自分が重なるキャラクターもいたりしてキュンとなります。
    197Pの百合さんの「意識して距離は保っておきなさい」心に刻みます。

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    2025年09月20日