佐原ひかりのレビュー一覧
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人気作家さんたちの原点となった作品。どの短編も個性的で、とても楽しめた。
短編を書くのってとても難しいのだろうなと、読んでいるだけの私も思う。限られたページの中で、物語を作る。この本の短編はそれぞれ、全く違う良さを持っている。書き方はそれぞれもちろん違うし、少し変わった設定があったり、どこか自分と似たような境遇が描かれていたりする。
作家さんの数だけその色があって、短い物語に込められた熱意や感情がとても伝わってきた。
今までよく読んでいた作家さんはもちろん、この本で初めて出会った作家さんがこの後、どのような本を書いているのだろうと気になり、読んでみたくなった。 -
Posted by ブクログ
金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。
全寮制、寄宿舎、白亜の校舎、英国庭園、ラブが集まる鳥篭の温室、秘密の抜け道…
わたし達が想像しうる寄宿舎のイメージを詰め込んだ可愛らしいファンタジー小説:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎
ある才能を持ったが為に子供らしさのないラブ達
人に関心はなく揉め事もないが人としての大切なものを学ぶ事もない。
あしながおじさん?の援助で入学した1人の少女と関わる事でラブ達に変化が現れます♪
後半は思わぬストーリー展開!
ただの成長物語ではなかった〜
まさかまさかのファンタジー♡
そして読者の想像にお任せします的なラストでしたけどこれはこれで良い♪
表紙のイラストでみんなを想像しながら読みました♡
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Posted by ブクログ
一章「金曜日のゆううつ」が一番面白かった。完全にあしながおじさんだけど、まさか正体が⋯!そしてここの感想を読んで知ったけど、それぞれの章が何かの本のオマージュなんだね。
三章「木曜日は真夜中に」で、一気にファンタジーになって「そこまでのファンタジーありな世界観なのか⋯」と戸惑った。
曜日関係なくない?とか、いやそんなことする必要ないじゃんとか、ツッコミどころは多々ある。
でも寄宿学校が舞台で、子どもといえども賢くて、恋愛なくて、自然豊かで柔らかい雰囲気は好きだった。設定勝ち。
最後にハッキリした結末が欲しかった。
マミアンの声が安元洋貴さんで再生される謎の現象助けて(笑)スパイファミリーで似たキャラがいたからだな。 -
Posted by ブクログ
全寮制の名門校リデルハウスには秘密があった。
特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。
彼らは在学中に一度だけ「ギフト」と呼ばれる実現可能な望みであれば叶えることができるという特権を与えられる。
児童小説のようだと感じるのはそのギフトがあしながおじさんのようだに思えたからかもしれない。
特別な才能を持つ「ラヴ」たちは、何のために願うのか…この選択に驚いたのは、子どもらしからぬ願いだったからで、それこそ「ラヴ」だからかもしれない。
なんとなくバラバラな感じがしていた「ラヴ」たちだったが、いつの間にかお互いのことを分かり合える仲間になっていたこともアモニカとペジーがいたからかもしれない。
その2人もギフトがあってのことだと思うとなんだか幸せな気分になれる。
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絶賛アイドル3グループ掛け持ち推し活中のわたし。
そんなわたしにぴったりのアイドルの卵たちの話。
アイドル事務所のユニバースの卵たち通称「リトル」そんな6人のリトルたちそれぞれの物語。
自分では全く自覚がないが才能に恵まれ努力も努力と思わないクールな「加地 透」
見た目はよくないし性格も荒っぽいがデビューに対して人一倍意欲のある「持田 良」
事務所始まって以来の超絶美形と言われ事務所の秘蔵っ子「和田 遥歌」
生涯アイドルでいることを貫くために全てにおいてストイックな「三苫 葵」
芸能人一家に育ち才能にも容姿にも恵まれた問題児「真田 蓮司」
入所からもうすぐ10年…デビューできなければアイドルの道が消える「若林 優人」
テレビ越しに見るだけだったら俄然「遥歌」推しになるだろうなぁー。でも裏を知ったら遥歌ももちろんよかったけど、俄然「蓮司」だったー(笑)
でもまぁ…アイドルに限らず芸能人は大変だよね…自分が商品なんだもんなぁ…
何がきっかけで売れるかも、ちょっとしたスキャンダルで今までの努力が全て無になったりさ…
わたしの推しグループも1人脱退したもんな…
でもそれでもアイドルをやりたい、デビューしたい。それぞれの願い。
読みやすかった。読書苦手な人でも読みやすそう。 -
Posted by ブクログ
とにかく言葉が美しい
佐原ひかりさんの作品は「スターゲイザー」に続き2作目
これもまた優しい表現で情景が次々と目に浮かんでくる
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大学院卒の社会人1年生”みなと”
上司のパワハラ、やる意味の分からない仕事、ついに耐えかねて9ヶ月で辞めてしまう
ふとしたことから見知らぬ”あすか”さんと文通を始める
あすかの正体は不登校の男子高校生
そして2人は「鳥と港」という文通ビジネスを始める
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テーマは「働くこととは?」って感じかなあ
好きなことだけで会社員と同じだけの収入や安定を得ることはなかなか大変
社会人経験者と高校生ではまた捉え方も違う
かといって、ストレスを抱え、やりがいがあるのかも分からない仕事で会社にしがみつくのも苦しい
みなともあすかも、完璧ないい子ではなく、不安定だったり危なっかしいところがあったり、でも行動力があったり…
とてもリアルに描かれていて共感が持てた
文通ビジネスのシステムは、なるほどなぁと
はるか昔、雑誌には「ペンフレンド募集」ってページがあったりしたものだ
それを思い出した(ある程度年齢がバレる笑)
読んでいて途中じんわりと泣けるところもあり、穏やかな気分で読める作品
映像化に向いてそう