阿泉来堂のレビュー一覧

  • 冥船ステラ・ブルー

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    ネタバレ

    面白かったです。豪華客船に襲いかかる禍とは。冒頭からコレは「グリード」か?!読み進めればコレは「クトゥルフ」か?!絶望に次ぐ絶望。ラストにどうにかホッとしたはずが。更なる絶望が待っていた。人の強い思いは良い方面ばかりに作用しないってことだし主人公はザマァ。

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    2025年11月24日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    阿泉来堂/一穂ミチ/小野不由美/澤村伊智/鈴木光司/原浩

    角川ホラー文庫30周年を記念する豪華作家陣によるホラーアンソロジー。

    名前は知っていたけれど読んだことはなかった澤村伊智さんはさすがの正統派。
    「火喰鳥を、喰う」で注目の原浩さんは作風からも新しさを感じた。
    一穂ミチさんがど真ん中ストレートのホラーを書いていて新鮮。
    小野先生はかるかやの尾端さんが出張してくれていて大変に幸福でした。

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    2025年10月10日
  • 化身の残夢 那々木悠志郎、最後の事件

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    シリーズ終わっちゃうの?先代の最後の事件って事にならないか?と期待しつち読んだがいろんな人とのお別れがとっても寂しい。
    どうか、どうか続編を!!

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    2025年10月07日
  • ナキメサマ

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    尚人は行方不明になった元恋人・小夜子を探すため、彼女のルームメイト・弥生と共に閉鎖的な稲守村を訪れるも、怪異と猟奇殺人事件に遭遇する。
    ​表紙から窺い知れる、血が飛び散るホラーだったが、ラストはトリックだらけのミステリ小説。
    読みながら、ん?と思うこともあったが、やはりそれは伏線だったと気づく。
    様々な種類のトリックが埋め込まれ、驚きの連続。
    最後、突き飛ばして一人犠牲になるシーンは、
    トリックが分かれば突き飛ばした理由も、その前後のやりとり全てが180度変わって見えてくる。
    ホラーもトリックも堪能できる二度読み必死の作品。

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    2025年10月05日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    豪華なメンバーでそれぞれバラバラなテーマの怖い話。
    申し訳ないが、ニンゲン柱はあまり刺さらなかった。個人的にはココノエ南新町店の真実、にえたかどうだか、828の1が面白かった。828の1は世にも奇妙なっぽくて良い。
    最後の風きたりては営繕かるかやシリーズで驚いた。好きなシリーズなので、短編でまた出会えて嬉しい。

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    2025年09月21日
  • ナキメサマ

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    一度読み終えて、結末にそう来たか!とビックリして、すぐに再読しました。
    上手く組み合わせてある文章に、見事に騙されました。

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    2025年09月13日
  • 化身の残夢 那々木悠志郎、最後の事件

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    ネタバレ

     因縁深き新興宗教・人宝教との最終決戦、存在する筈のない怪異の謎、十五年前に死んだ大切な人との再会などラストに相応しく様々な要素が盛り込まれた那々木悠志郎シリーズ最終作で、話が進むにつれて盛り上がる展開とクライマックスの凄まじさ、まさかの人物の登場まで一抹の寂しさを抱えつつも文句無しで綺麗な完結編だった。出来れば最終回詐欺をしてくれても…なんてね。

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    2025年09月11日
  • ナキメサマ

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    非常に面白かった。田舎の村の因習と聞いてよくある怪異の神様かと、たかをくくっていたらどんどん引き込まれる展開。祀られているナキメサマも、十分怖い。なんといっても作家の那々木がいいキャラしてて飽きさせない。裏表紙にもある大どんでん返しもちゃんと用意されてて良かった。

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    2025年09月01日
  • 贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚

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    面白かった!飄々としたおじさん霊媒師とその助手美幸の話。暗めな表紙なのに読んでみると心が暖かくなる物語。すごし好き。どんでん返しもたくさんで段々読めるようになってきちゃうけど面白かった。2はunlimited対象外だけど買いたくなった。

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    2025年07月25日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    〜25/7/16

    鈴木光司さん凄いさすがレジェンド
    リングシリーズ、新リングシリーズ、いつか読んでみたいな。

    澤村伊智さんのスーパーのお話はいつもながら面白かったし(好きな作家さんの短編を読むことができると嬉しい)
    一穂ミチさんのママ友ホラーはレア感

    角川ホラー文庫のラインナップ見に行きたい

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    2025年07月17日
  • 死人の口入れ屋

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    ネタバレ

    幽霊がついている曰く付きのものを貸し出す店が舞台。

    貸し出された人間も、貸し出した人間も曰く付きが多くてやっぱ人間怖いな。ってなる。どんでん返しがうまくてなるほどーってなった。面白い。

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    2025年06月25日
  • バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book3《肖像》

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    ネタバレ

    バベルの古書に導かれているのか、追いかけられているのか?古書による事件が起きたり、天野の警部補の親友が失踪したりといろんな事件が起こる。それが繋がる時新たな事件の始まりだった。古書の謎がより一層深まり次作が読みたくなった

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    2025年06月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    1つも
    捨て
    がない
    アンソロジー本でした

    一穂さんは
    ホラーのイメージがなかったので
    凄く驚きながら読みました

    しっかりと
    怖くて
    でも暖かさもあって
    比べるのは悪いかもですが
    小野不由美さんのホラーに
    似たところがあって
    良かったです

    小野不由美さんの
    営繕屋が読めたのも嬉しかったです

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    2025年06月06日
  • ナキメサマ

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    ネタバレ

    よくある、「知ってる人が巻き込まれたから助けてくれ」で、色々怪奇起こる。
    かと思いきや、いやそうなんだけど、最後まで読んだ時に「ナキメサマ超逃げて」って思わず声に出た
    あと、記述トリックなんですかね?あれに見事にやられましたわーー
    まじでおすすめなんですが、なかなかに精神に来るタイプのホラーです。

    ナキメサマは幸せになっていい。

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    2025年05月28日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    日本ホラー界の執筆陣の全編書き下ろしのアンソロジー。
    ホラー作家集結なだけあってどの話も怖かった!
    私は小野不由美さん目当てで他の作家さんははじめて読む方ばかりだったけど、それぞれカラーが出てて面白かったです。ホラーと言っても一括りにできないなーて改めて思いました!

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    2025年05月17日
  • 僕は■■が書けない 朽無村の怪談会

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    ネタバレ

    怪談話を論理的に解決するホラー作家と思っていたらまさかのどんでん返し。いろんなことに騙されていてるのが分かる後半はゾッとしました。色んな意味で。最後はきれいにホラーになって面白かった

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    2025年04月08日
  • てのひら怪談 見てはいけない【試し読み】

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    毎日楽しめる

    この本は短い物語がいくつも入っていて毎日1つずつ読む事ができとても面白いです
    さらに1つ1つが短いので怖さも少し少ないのもいいところです

    #怖い

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    2025年03月10日
  • 死人の口入れ屋

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    相変わらず、めぐの彼氏繋がりの作家さん。

    面白い!!!
    これは面白い!!!

    ついついホラー系見たくなってしまって、映画もついでに見ちゃうくらいに、ハマった!

    これ、つづくだろうなぁ。続いてほしいなぁ。

    オバケが取り憑いたものを貸し出して、問題解決する。
    なんて、すごい発想よね。
    取り憑いたオバケに問題を解決させるなんてさ!
    ラストのオチもなんかほっこりだったー!!!

    これはもう超お勧めなので、
    ホラーが好きな姪っ子ちゃんにあげよう。

    この著者。
    正直、知り合いだから。と思って仕方なく読みはじめたのも最初はあったけど、
    どれもめっちゃ面白くて、最初のときより断然読みやすくて引き込まれ

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    2025年03月06日
  • 那々木悠志郎の怪異譚蒐集【タテスク】 ナキメサマ 第1話

    購入済み

    閉ざされた村のなかで起こる不気味な因習、村の中を徘徊する怪異、行方不明の元恋人、とホラーのお約束要素満載の、最近読んだ中ではぶっちぎりで怖かった、なかなかにおすすめの作品です。また構成が上手くできていて、初期に違和感として思えなかった伏線が中盤以降どんどん回収されていく様は見事です。

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    2025年02月16日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    豪華ホラー作家による短編集。

    一見「人間が怖い話」のように見せておいて、しっかり怪異でさらっていく。特に印象に残ったのは、やはり澤村伊智の「ココノエ南新町店の真実」である。

    とあるドキュメンタリー作家の取材という名目で始まり、途中途中で、編集者と思われる人とのメールのやり取りが挟まれている。
    なんの変哲もない街のスーパーで起こった「心霊騒動」にスポットを当て、怪異の正体について取材をしていた女性。平凡な日常を送る店内。ゆったりとしたイートインスペース。休憩中の買い物客。時折り見かける「おかしな」客。どこを切り取っても、当たり前が溢れていた。
    徐々に滲み出す不穏。狂い出す文体。緊迫さを通り越

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    2025年01月20日