阿泉来堂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
相変わらず、めぐの彼氏繋がりの作家さん。
面白い!!!
これは面白い!!!
ついついホラー系見たくなってしまって、映画もついでに見ちゃうくらいに、ハマった!
これ、つづくだろうなぁ。続いてほしいなぁ。
オバケが取り憑いたものを貸し出して、問題解決する。
なんて、すごい発想よね。
取り憑いたオバケに問題を解決させるなんてさ!
ラストのオチもなんかほっこりだったー!!!
これはもう超お勧めなので、
ホラーが好きな姪っ子ちゃんにあげよう。
この著者。
正直、知り合いだから。と思って仕方なく読みはじめたのも最初はあったけど、
どれもめっちゃ面白くて、最初のときより断然読みやすくて引き込まれ -
購入済み
閉ざされた村のなかで起こる不気味な因習、村の中を徘徊する怪異、行方不明の元恋人、とホラーのお約束要素満載の、最近読んだ中ではぶっちぎりで怖かった、なかなかにおすすめの作品です。また構成が上手くできていて、初期に違和感として思えなかった伏線が中盤以降どんどん回収されていく様は見事です。
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Posted by ブクログ
豪華ホラー作家による短編集。
一見「人間が怖い話」のように見せておいて、しっかり怪異でさらっていく。特に印象に残ったのは、やはり澤村伊智の「ココノエ南新町店の真実」である。
とあるドキュメンタリー作家の取材という名目で始まり、途中途中で、編集者と思われる人とのメールのやり取りが挟まれている。
なんの変哲もない街のスーパーで起こった「心霊騒動」にスポットを当て、怪異の正体について取材をしていた女性。平凡な日常を送る店内。ゆったりとしたイートインスペース。休憩中の買い物客。時折り見かける「おかしな」客。どこを切り取っても、当たり前が溢れていた。
徐々に滲み出す不穏。狂い出す文体。緊迫さを通り越