阿泉来堂のレビュー一覧

  • 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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    シリーズの中で、今のところ一番好きかもしれない。
    前2作は読んでる途中でどんでん返し部分に予想は全然つかなかったけど、今回のは途中でこういうことかな、って予想ついて合ってたの嬉しい。

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    2025年04月04日
  • 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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    ネタバレ

    那々木悠志郎の新しい担当編集である久瀬古都美。
    那々木悠志郎の未発表の原稿を読み始めたことをきっかけに怪異に遭う。
    読み進めなければ怪異への対処が分からない、だけど読めば読むほど、知れば知るほど怪異が近付いてくる。
    対処がなかなか難しい怪異だった。

    久瀬の過去も含め出てくる子供たちの家庭環境が酷くて、怪異よりもそっちの方が怖い。
    なかなかしんどい話でした

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    2025年03月28日
  • ぬばたまの黒女

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    ネタバレ

    どんでん返しが過ぎるんよ。
    第一章の刺々しい言葉を吐く妻と優柔不断な夫の会話がちょっと違って見えてくるじゃん...。

    最後あたりの井邑さんと父親の話とかちょっと泣いてしまった。
    確かに那々木さんの言う通り、最初から包み隠さず伝えていれば犠牲者はもっと少なく済んだかもしれない。
    少なくとも友人たちを失わずに済んだかも??

    三門家がしてきたことは赦されることではないけど、村の人達が三門家にしたことも赦されるわけがないから結構意思疎通が難しい黒女の暴走は止まらないだろなと思った。
    殺戮シーンはやっぱり気分がスッキリするね!

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    2025年03月28日
  • ナキメサマ

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    ネタバレ

    なんという結末。
    小夜子の記憶の尚人と村に来た尚人の言動が全然合わなくて、そういう男特有の思想とか狂った愛情なのかと思ったけど、そういうこと...。
    ナキメサマはその結末でいいの?
    相手がどうであれ自分を一途に愛してくれる男ならそれでいいの??
    そこに小夜子の感情は存在していないのかな...。
    とはいえ殺戮シーンはとてもスッキリした

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    2025年03月28日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    面白かったのもあれば、読みづらくてとばしてしまった作品もありました。
    一穂ミチさんの「にえたかどうだか」はこの作者の作品のどれからも感じる「暗闇の中に瞬く光」感があって心に残りました。茉莉さんでシリーズ化してほしいかも。
    モキュメンタリー「ニンゲン柱」視点が変わると…もう一度読み直しました。
    小野不由美さんの「営繕かるかや」シリーズ、前から気になっていたのでこれを機に読んでみようと思いました。

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    2025年03月11日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー

    錚々たる作家陣のお話が読めます

    澤村伊智先生の「ココノエ南新町町店の真実」
    一人称の語り口で進むお話。登場人物を通して見ること、またその人物の心情変化からじわじわ恐怖を感じることができます。
    語り部の変化についてもこわっとなれるお話。読み応えあり。

    小野不由美先生の「風来たりて」は、自宅で起こる怪異。話の骨子としてはとても分かりやすい、古くからよくあるのパターンのお話ですが、やはり怖い描写がとても良いです。怖いです。
    書籍化もされている営繕かるかやの尾端さんが出てきてくれます!

    タイプの違う色々なお話が読める楽しみとともに、こちらで初めましての新しい作家さんとの出会

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    2025年02月15日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6人の作家によるアンソロジー

    それも恐いよね と 感じるものから
    キャーッ こわい!! と叫びたくなるものまで、恐い時間を過ごしました

    ミチさんと不由美さんのは、ほんの少し「好き」が残りました

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    2025年02月06日
  • 僕は■■が書けない 朽無村の怪談会

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    ネタバレ

    ホラー小説家ながらもミステリを書きたい「僕」が朽無村で怪談会に招かれる話。その朽無村では「通夜に怪談をすると死者の魂が蘇る」といわれており、担当編集とともに向かいます。

    ホラーミステリということでどちらが強いのかなと思っていたのですが、ホラー色の方が強かったように思いました。ですが、人怖要素もあって何重にも楽しめます!

    ヒントが所々に散りばめられていて違和感はありましたが私には読み解けませんでした。ミステリ脳はまだまだです。

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    2025年02月03日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    「ココノエ南新町店の真実」「風来りて」「828の1」が面白かったです。どうやらやっぱりフェイクドキュメンタリーとかモキュメンタリーチックな地に足の着いた作品が自分が好きだと再認識できた次第。また、「828の1」は後半の怒涛の勢いと作品の根底にある哲学が凄まじく、そのようなパワーがある作品もすごく自分の琴線に触れていく。
    別のアンソロジーシリーズもぜひ読もうと思います。

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    2025年01月21日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    真綿で首を絞められるようにじわじわと物語に熱中する。そんなホラーで、読み応えがあった。病院の待合室で看護師さんに何回も名前を呼ばせてしまうほど夢中で読んだ一冊。

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    2025年01月08日
  • バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book2《怪物》

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    先が気になるぅーー!!!!

    友達の彼氏の弟さんが書いたということで、いただきました本!

    このシリーズも結構好き!
    なんか気になるメッセージが1から続いていることが発覚。

    これは3に期待!!!

    新しいプロファイリングの変な女の子が仲間に入り、ますます賑やかなメンバーとなりました!

    殺人自体はまぁ、聞いたことあったようなくだりだったけども、これが全部伏線となると話は違ってくるよね。うん。

    期待しまくり。

    うっすら幽霊がらみが出てくるものの、これはミステリーよね。手紙のやり取りの記述は、どんな本に載ってても、つい、期待しちゃうのはわたしだけなのかなぁ。

    この書簡がある本。わたし、好き

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    2024年12月12日
  • バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book1《変身》

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    またまた、友達の彼氏の弟が書いた本!
    サイン付きでお譲り頂いた一冊!!

    面白い!!!
    これまた面白いなぁー
    今までのグロ系ホラーから一転して、ごっつめのミステリー!!!

    途中、犯人見えた!!ってわたしは思ってしまったが、十分面白かったぁー!!!!

    犯人がわかるどんでん返しではなく、そっちかよ!!!!!!っていうどんでん返しも用意してあって、きゃーでした。

    ハサミ男を彷彿とさせる、、と、言ったらネタバレか!?!?笑

    とにかくおもしろかった!一気読み!そして、どうやらシリーズらしいので、今後もめちゃくちゃ期待です!!!!!!

    オバケが見えちゃう青年は、見えるままで次も出てきてほしいなぁ

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    2024年11月18日
  • バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book2《怪物》

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    ネタバレ

    みんな心に傷を負う経験をすると新たな人格を生み出す。それが怪物となりみんなの心の中に棲まう。その怪物の正体が、まさかあの人とは思わなかった。古書が事件を繋いでる謎も気になる

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    2024年10月12日
  • ナキメサマ

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    最初はなんだこの主人公…!と読みながら若干の苛立ちを覚えましたが、ラストまで読むとガラッと印象が変わって凄く面白いお話でした。

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    2024年10月04日
  • バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book1《変身》

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    相棒を殺された刑事と死んだもの霊が見える青年。犯人はある古書により、恐怖症を持っている被害者を探し、変身させて生まれ変わるようにと殺していた。青年は最後未来を向くことができ霊を見える力もなくなった。たが最後に古書の謎だけが残った。次作が気になる

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    2024年09月19日
  • 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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    え!めっちゃ面白いんですけど!!!!!

    って、友達に言ってしまった。

    わたしの友達の感想はナキメサマの方が面白いーって言ってたけど。断然面白いよ!これ!!

    神永学氏が驚愕!って帯あったけど、神永さんの本は子ども向けオバケーって感じだし、アニメ感半端ないから、確かに、ホラーとしてもなんとしてもこっちのが面白い!!!!

    シリーズ化してほしい!このナナキユシロウシリーズ!!!!!まだ始まったばっか!!!!
    気になるー!!今後も気になる!

    本読んで呪われるとか、、、プロットも

    え!そういうこと!?
    っていう。

    本読みながら呪われて行く感じが、作中のドキドキと、読んでるひとが徐々に呪われる

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    2024年09月12日
  • 死人の口入れ屋

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    どんでん返しもあり、復讐話なのでスカッとするけど、自分的には最後に倫理観や常識について説教する宗子を好きになれなかった。

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    2024年09月05日
  • 僕は■■が書けない 朽無村の怪談会

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    途中途中で披露されるセンセイの推理に疑問は持ってたのでまさかこのまま終わるわけではないよな?と思ってたらまさかホントにその展開にするの?な終わり方。やっぱり結局一番怖いのは人間だよな。という感想に落ち着く。

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    2024年08月30日
  • 邪宗館の惨劇

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    ネタバレ

    おぉ…。
    ループなイレギュラーな闖入者の理由も納得。やや物悲しい結末だけど救いがあってよかった、と思ったらもうひとひねりあって、とても嫌な気持ちで終わりました…。
    これから大きな敵も出てくるみたいで、緊張感漂うシリーズになりそう。

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    2024年08月29日
  • 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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    ネタバレ

    あまりエピソードゼロ的なものに興味がない方だけど、現在とリンクしながらひとひねりあって、むしろシリーズで一番面白かった。

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    2024年08月28日