阿泉来堂のレビュー一覧
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ネタバレ原稿が進まず悩むホラー作家の「僕」は、編集者の祭坂に誘われて怪談会に参加することに。会場となる朽無村には「通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が甦る」という言い伝えがあるらしい。亡くなった大企業の社長の遺言で怪談会が行われることになり、祭坂とともに立会人の代理を務めることになった。参加者3名の怪談話に疑問を覚え…。
ミステリー作家志望のホラー作家が、怪談話にミステリー的解決を見出そうとする話。その推理に叙述ミステリー的なダメ出しをするのが面白いところなのかな。スプラッタな恐ろしい光景が描かれているはずなのだけれど、ポンコツミステリー脳な作家先生のせいなのか、怖さはそれほど印象に残らなかった。 -
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「バベルの古書」シリーズ 第3弾
被害者が『死に顔を描いた不気味な肖像画』の通りに
殺害されていたという事件が起こった。
第一発見者が目撃したのは、数十年前の行方不明当時と
変わらない若々しい姿の友人に酷似していた?
まるで、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』のように。
一方、天野伶佳は、高校時代からの親友が行方不明になり
独自の調査に乗り出すも、何者かに拉致監禁されてしまう。
監禁された天野と励ましあっていたのは・・・
今作では、天野の壮絶な過去と、親友のこともわかります。
結構な衝撃でした。
『BABEL』の刻印が押された奇妙な皮の装丁の私家本が
確実に事件を繋いでますね -
Posted by ブクログ
シリーズ第一弾 下巻
グレゴール・キラー事件の決着から約二カ月。
加地谷と浅羽は某TVドラマのような左遷部署へ転属。
そんな加治谷と浅羽が駆り出されたのが、二十代の女性の
「エンゼルケア」を施したような遺体だった。
加地谷は十五年前の未解決事件を思い出す。
今回も道警本部から応援として天野伶佳が駆けつけたが、
一緒に来た心理分析官の御陵伽耶乃が問題だった。
プロファイリングは有能だが、加地谷の刑事のカンと対立。
今作の、メアリー・シェリー作の『フランケンシュタイン』と
前作のフランツ・カフカ作の『変身』
二つの事件の犯人が持っていた奇妙な皮の装丁の私家本。
その見返しの下部にある同じよ -
Posted by ブクログ
シリーズ第一弾 上巻
初めましての作家さん
メインキャラは、加地谷悟朗。北海道警荏原警察署の刑事である。
五年前に相棒の刑事を「グレゴール・キラー」なる殺人鬼に殺され、
復讐に燃える反面、組織の中では、相棒を救えなかった奴として
相手にされていない。
グレゴール・キラーに類似した事件が発生するも、加地谷は
模倣犯だと断ずるが相手にされない。
そんな時、新たな事件が発生、これこそがグレゴール・キラーと確信。
新しい相棒:おちゃらけた性格の浅羽賢介。
更に、道警本部の優秀な刑事・天野伶佳が参戦して事件に挑む。
内藤了氏が「やられた!」と帯に書くくらいに面白いのか?と
思わず3冊まとめ買い