阿泉来堂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
十数年ぶりに故郷の村へ帰ってきた井邑陽介。 旧友との再会を喜ぶ一方で憧れだった霧絵という少女の死を知る。 そして村を最近賑わす殺人事件、全身の骨が折られたその死体は人間の為せる業だったのか・・・。 幽霊の出現、黒装束の巫女、かつて村にあった神社信仰、この村で何かが起ころうとしている、、、陽介たちの前に突如現れた那々木悠志郎の下す推理は。
めでたくシリーズ化になりました怪異収集家・那々木悠志郎による第二作。
焦点は人間の呼び起こした異形は人間で対処できること。 幽霊や怪異が明確に顕現しているこの世界でそれらに帰っていただくには正しい知識で立ち向かう、その為に必要なのが過去に何があったのかと -
Posted by ブクログ
絶妙な味わいある連作集。するするするーっと、本当に気持ち良いくらいに即引き込まれる面白さでした!
読み始めてすぐに驚かされ、こういう流れで続いていくのかと読み進めていけば、また新たな展開を用意されひっくり返される。
それがまた読んでいて気持ち良い。伏線、ミスリード、どんでん返しが一つ一つのお話の中へ綺麗に用意されて魅せてくれます。
リズミカルなテンポの良さを思わせる、櫛備さんと美幸ちゃんのコンビネーションもさることながら、相対する訳アリ幽霊達が違う見せ方で先が気になって仕方がない展開。
全部面白かったんですけれど、『まじめな男』『自慢の兄』が好き。『自慢の兄』は涙が滲みました。
『初恋』は最後