阿泉来堂のレビュー一覧

  • バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book1《変身》

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    読み始めるとグンと吸引されるように引き込まれる始まり方。阿泉先生の魅力ある文章引力が読んでいてワクワクさせられます。
    するすると馴染むようにこちらをくすぐらせる登場人物も全員がしっかりと立っていて、愛着を感じてしまう。
    泥臭い頑固強面なおじさん刑事、加地谷さんとチャラ軽いお兄さん浅羽バディの掛け合いが大好き!
    猟奇事件の不気味さと共に、ゾッとする怖さと絶望表現、えっ!?という驚愕の展開が幾つも出てきて読む手が止まらない。
    毎回読む度に阿泉先生らしいギミックに驚かされているのに、今回も見抜けず幾度もの驚愕を味わいました。やられた感の面白さ(笑)。
    読後は痛みもありながら爽やかな風も感じられ、今後の展開に期待感が高まります。
    那々木シリーズを読んでいると思わずニマニマしてしまうシーンがあり、ファンサですか!?と嬉しかったりします。
    テンポよく読みやすく、頭の中で登場人物達が躍動する、疾走感ある新ストーリー。本当に面白かった!

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    2023年11月01日
  • ぬばたまの黒女

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     十数年ぶりに故郷の村へ帰ってきた井邑陽介。 旧友との再会を喜ぶ一方で憧れだった霧絵という少女の死を知る。 そして村を最近賑わす殺人事件、全身の骨が折られたその死体は人間の為せる業だったのか・・・。 幽霊の出現、黒装束の巫女、かつて村にあった神社信仰、この村で何かが起ころうとしている、、、陽介たちの前に突如現れた那々木悠志郎の下す推理は。

     めでたくシリーズ化になりました怪異収集家・那々木悠志郎による第二作。
    焦点は人間の呼び起こした異形は人間で対処できること。 幽霊や怪異が明確に顕現しているこの世界でそれらに帰っていただくには正しい知識で立ち向かう、その為に必要なのが過去に何があったのかという怪異譚なのだと。 本作はあくまでホラーである、少なくともロジックを以て結末を推理するような小説ではない。 しかし伏線によって結ばれるラストの展開にはどんでん返しホラーの受け売りに恥じない満足感を得られるだろう。

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    2023年01月12日
  • ナキメサマ

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    因習に囚われた閉鎖的な寒村、夜ごと現れる異形の怪異、という民俗学ホラーの醍醐味を押さえつつ、読者を欺く仕掛けや伏線回収が満載なのが楽しい。特にラストの真相発覚を読めば、すぐに最初から読み直したくなるだろう。

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    2022年09月25日
  • 贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚

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    幽霊が見えるけど祓えないインチキ霊媒師と助手で勝ち気な女の子、美幸がさ迷える幽霊達のお話を聞いて、悩みを解決していく物語。ひとつひとつの話に必ずどんでん返しがあり、ハッピーエンドだったり、ちょっとビターで怖い結末だったりと、色々なゴーストストーリーが楽しめた。
    何より、最後の話で明かされる、ある人物の正体が、いちばんの驚きで、思わずその場で、読み返してしまったほど。
    主人公と助手の関係も、何やら謎がありそうな感じ。久々に、続編が楽しみなホラーエンターテイメント小説でした。

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    2022年06月14日
  • 贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚

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    絶妙な味わいある連作集。するするするーっと、本当に気持ち良いくらいに即引き込まれる面白さでした!
    読み始めてすぐに驚かされ、こういう流れで続いていくのかと読み進めていけば、また新たな展開を用意されひっくり返される。
    それがまた読んでいて気持ち良い。伏線、ミスリード、どんでん返しが一つ一つのお話の中へ綺麗に用意されて魅せてくれます。
    リズミカルなテンポの良さを思わせる、櫛備さんと美幸ちゃんのコンビネーションもさることながら、相対する訳アリ幽霊達が違う見せ方で先が気になって仕方がない展開。
    全部面白かったんですけれど、『まじめな男』『自慢の兄』が好き。『自慢の兄』は涙が滲みました。
    『初恋』は最後に一番温度が下がる怖さで、思わず「こっっっわー!!」と。ラスト一行にその場にいないのにダッシュで逃げたくなる(笑)。
    櫛備さんと美幸ちゃんの今後も気になるので、続刊が楽しみな作品。本当に読めて良かった!!
    阿泉先生の作品初読みなんですが、既刊本も揃えて読みたいです。

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    2022年05月16日
  • ナキメサマ

    購入済み

    大どんでん返し!

    読み終わる直前まで起こる展開に、思わず驚きの声をあげてしまった。
    最近の中で一番怖かった。

    1
    2021年01月27日
  • 忌み児の町

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    ホラーというよりはSFのようなお話。作中でも言及されてましたが、映画パラサイトを思い出しました。

    主人公刑事のキャラクターが良かったが、逆に男の子の印象が薄かった印象。

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    2026年10月26日
  • 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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    ネタバレ

    シリーズで一番面白かった。
    怪異の正体が分かっても発端になった人が死んでも、呪いが止まらないの怖すぎる……

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    2026年10月12日
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう

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    ホラー×恋愛の組み合わせが想像つかなかったけど、読んでみると面白かった!特に最初の2作品が面白かった。

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    2026年10月07日
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう

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    ホラー作家5人が綴る、ホラー×恋愛

    神永学さんのお名前につられて購入したものの、全員が普段からホラーを書いている方とあって、どんな恐ろしい物語が綴られるのかと読み始める度に戦々恐々...。でもそこはいい塩梅にホラー×恋愛で、怖すぎてムリ!!ってお話はなくて助かった。

    お気に入りは神永学さんの「愛情のかたち」と黒史郎さんの「アモル・へレオス」。幸福であり狂気、その歪さが心地悪さを感じさせるんだけど、テーマに沿った物語としては良き。某アニメの最強さんの「愛ほど歪んだ呪いはないよ」って台詞を思い起こすなー。

    お気に入りではないんだけど、澤村伊智さんの「亜沙美の幽霊」は結末後がどうなったか気になる。主人公と自身の息子を見つめる広本の心境はいかに?好悪どちらにもとれる感じ。好であればギリいい恋愛話になるけど、仮に悪だった場合の心境はめっちゃホラー。もしかしてこれがホラー×恋愛ってこと?だとしたら澤村伊智さん凄いな。

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    2026年09月28日
  • ナキメサマ

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    ネタバレ

    最後に騙されたーーーーー!!!
    まさかの尚人くんがストーカー男の狭間征次!!
    ナキメサマよりそっちの方が怖いわ!!

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    2026年09月26日
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう

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    ホラー×恋愛アンソロジー
    ただの恋愛小説がホラーに変わっていく。いや、ホラーってことは分かってるんだけどね?「きゅんっ」みたいな瞬間から一気にたたき落とされまくって。でも、ただ怖いだけじゃない。みんな恋してる。

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    2026年09月06日
  • ぬばたまの黒女

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    昔よく読んだ記憶のあるタイプで
    怪異や超常的な出来事が起こって話が進む
    収束する方向もなんだか意味ありげな過去のある主人公が
    なんやかんやあってわだかまりを解いて
    後の人生が明るく開ける何度も読んだような方向へ
    しかし最後数ページで変な違和感が出てきてネタバラシ
    あまり匂わせる感じも無かったし自分はまんまと騙された
    あの最後数ページで評価を改めることになったと思う
    いやー主人公もよくあの窮地で口を滑らせなかったよなとも思った

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    2026年09月05日
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう

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    澤村伊智さん目当てに購入。書き下ろし、ホラーと恋愛アンソロジーってなかなかなくて良い。やっぱり澤村さん良かった。良かったけど嫌だった(褒めている)えぇ…どうなるの…という、嫌だけど先が気になるから読まざるを得ないみたいな感じが本当にすごいのですよねぇ。他、阿泉来堂さんのも面白かったです。

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    2026年08月31日
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう

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    【この恋が叶ったら、きっと死んでしまう】

    ホラー×恋愛アンソロジー。

    黒史郎先生の『アモル・ヘレオス』、澤村伊智先生の『亜沙美の幽霊』が好きでした!
    澤村先生の書き方がまた上手いんだ〜✧*。

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    2026年08月29日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    三冊同時発売のホラーアンソロジーのうちの一冊。ようやく最後の一冊を読んだのですが、これが三冊の中で一番好みにあっていて面白かったです。どの話も恐怖が迫ってくるのがリアルに感じられて、夏に読むのはピッタリだったかも。

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    2026年08月13日
  • 忌み児の町

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    普段小説を読まない私でもスラスラと読むことができよかった。町の住民の様子が徐々におかしくなっていく描写がホラー好きな私に刺さり、面白かった。
    エピローグの終わり方も不穏でよかった。

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    2026年08月09日
  • ナキメサマ

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    購入本。ホラーが読みたくなり積読本より今作をチョイス。読んでみた。

    ホラーで因習村モノは王道だろうけど何故かワクワクしてしまう。序盤から物語の牽引力はある。だが特に終盤の怒涛の展開が面白かった。ナキメサマの真相分かったあたりから。

    どの登場人物にも感情移入できないから、入り込みすぎる事なくエンタメとして楽しめました。デビュー作でこのクオリティは凄いのでは。私はかなり好みなホラーでした。

    正直ラストの展開はだいぶ前から予想できちゃうような感じだけど(だいぶ分かりやすいからあえてなのかな?)それもまた良し。阿泉来堂さんの他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2026年07月16日
  • 僕は■■が書けない 朽無村の怪談会

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    途中まで凡庸なホラー作家が退屈な推理を展開するミステリーだったけど、最後に全部放り投げてホラーに持っていく流れは結構好きかも。
    怪異の描写が気味悪くて良かった◎

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    2026年05月31日
  • バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book3《肖像》

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    三部作の完結らしいが、続編を期待させる終わり方をしている。
    最後になって伏線を入れ込み過ぎてない?
    この4人での犯罪捜査プロファイルの続編を期待します…

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    2026年05月18日