【感想・ネタバレ】化身の残夢 那々木悠志郎、最後の事件のレビュー

あらすじ

怪異譚蒐集家であり孤高のホラー作家・那々木悠志郎は、因縁深き人宝教に招かれ、そこで発生した複数の怪現象の調査を依頼される。調査を進めるうち、それらの怪異は那々木が過去に遭遇したものであることが明らかになる。『存在するはずのない怪異』が現れ、意識を失った信者が本部の地下へと消える。果たしてこれは、教団が那々木に仕掛けた罠なのか。
調査の見返りに『最も大切に思っている人物との再会』を提示された那々木は、それが十五年前に命を落としたはずの叔父、那々木登志也のことであり、彼を取り込んだおぞましい怪異が広大な施設のどこかに隠されていると確信を抱く。
一方、妻子を教団に奪われた元記者の春岡は、信者に成りすまして教団本部に潜入。そこで彼が出会ったのは、教団に強い復讐心を抱く覆面の男だった。
那々木悠志郎が投じる教団との戦いがついに決着する。シリーズ最終巻!

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Posted by ブクログ

シリーズ終わっちゃうの?先代の最後の事件って事にならないか?と期待しつち読んだがいろんな人とのお別れがとっても寂しい。
どうか、どうか続編を!!

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 因縁深き新興宗教・人宝教との最終決戦、存在する筈のない怪異の謎、十五年前に死んだ大切な人との再会などラストに相応しく様々な要素が盛り込まれた那々木悠志郎シリーズ最終作で、話が進むにつれて盛り上がる展開とクライマックスの凄まじさ、まさかの人物の登場まで一抹の寂しさを抱えつつも文句無しで綺麗な完結編だった。出来れば最終回詐欺をしてくれても…なんてね。

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の怪異と最初の怪異のバトルになるとは思わず、出てきた時にはおおっ!?となった。面白いシリーズでした!おつかれさまでした。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

人宝教との最終対決ということで、ほぼ教団の本部がメインの舞台となり、怖さもなく話的にはあまり気が乗らないまま進んでしまったが、怪異譚蒐集ホラー作家・那々木悠志郎シリーズ集大成に相応しい過去の人物や呪物のオンパレードにはテンションが上がらずにはいられない!ここでこれを持ってくるか~という点と点の繋がりにワクワク。
那々木と裏辺の最後の場面もジーンときたなぁ。
惜しむらくはシリーズ一作目の『ナキメサマ』から再読してこの最終章を読めばよかったこと。
あとがきにもあるように、またどこかで彼に会えそうな気がする。

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2025年10月15日

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