阿泉来堂のレビュー一覧
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ネタバレ最初は倫理観や善悪を勘定に入れない阿弥陀堂のやり方に宗子ではないがついていけないと思った部分もあったけれど、読み進めていくと慣れたというか、ついつい読み進めちゃったというか。
特に有能な宝生さんが気になって仕方がないという。
それぞれの話も、容易に想像つく展開と思わせておいてから予想を裏切るオチへと持っていく、そのどんでん返しが小気味よくて「やられたー!」と何度唸ったことか。
一方で宗子が抱えていた「謎」の解き明かしが、他の事件に比べてあっさりめだったことが少し物足りなかった。
ついで感があったというか。
お客様に対しての話には前述通り大きなどんでん返しがあって面白かったのですが。 -
購入済み
ショートショート怪談
ショートショート怪談である。ショートショートだからまずはオチの部分の切れ味が生命線なのだが、まずまずのレベルの作品が多い。怪談につきもののグロテスクな場面が比較的少なめなのがいいかな。読み手の好みもあるだろうが、もう少し精選してもいいかなと感じた。
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Posted by ブクログ
那々木悠志郎に指名され担当編集になった久瀬古都美は彼が初めて邂逅した怪異についての原稿を受け取る。その原稿は呪いの木の下に写真を埋めることによって呼び出される「崩れ顔の女」を小学生の篠宮悟と作家・那々木悠志郎が追っていく物語だった。読み進めるうちに久瀬の周りにも現れる崩れ顔の女・・・。担当編集に指名され、この原稿を渡された真意とは・・・?
那々木悠志郎シリーズ第三弾、先生が初めて遭遇した怪異の原稿という作中作とそれを読み進める担当編集者の二つのパートで物語は進んでいく。やがて現実世界に原稿の中の怪異の影が見え始めるという不可思議な展開、怪異の道理を知れば現象の正体も見破れる。今回も秀逸 -
Posted by ブクログ
ネタバレ幽霊が見えるだけで祓えない櫛備さんだが、ホームズよろしく人間観察からの洞察力は高め。
そんなことまで分かるのかというところまで推察してみせるのは驚き。
ただやはり祓えないインチキ霊媒師のためか、依頼された事件がすっきり解決するものばかりではない。
試合には勝って勝負には負ける的な敗北パターンもあったことにも驚いた。
あの話は救われた人が誰もいない、後味の悪い話。
助手の子に隠されていた秘密が後々出てきたり(思い返すと初登場時に伏線はあった)ミスリードを誘う展開が多いので、上記の櫛備さんが負けるパターンも含めて予想を裏切る展開が面白かった。
一方で、櫛備さんが助手の子に入れ込む理由が曖昧にされ