【感想・ネタバレ】バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book1《変身》のレビュー

あらすじ

札幌市近郊の町、荏原市で発生した女子大生殺人事件。遺体の首と両手は切断されて持ち去られ、現場にはフランツ・カフカの『変身』の一節が残されていた。その猟奇的な手口は5年前に発生した『グレゴール・キラー事件』に酷似しており、ほどなくして更なる被害者も現れる。グレゴール・キラーに相棒を殺された過去を持つ刑事、加地谷と新米刑事の浅羽は、事件の捜査を進めるうち、被害者の霊を目撃したという青年に遭遇する。最初は半信半疑な刑事たちだったが、青年の証言により新たな犠牲者が出たことを知り、逃走した犯人を追う。連続殺人鬼グレゴール・キラーは何故、現場に『変身』の一節を残すのか。被害者の共通点は何なのか。それらの謎を解き明かし、猟奇殺人犯へと迫る加地谷と浅羽が目にする事件の真相とは……。そして、謎の古書が導く物語は、さらなる事件とともに下巻へと続く。猟奇事件×スーパーナチュラルミステリー第一弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まさか依子さんが幽霊だったとは。
依子さん優しい人でしたね。死んでも傍に居て、最後は必要無いだろうと視る力も一緒に持っていった。

恐怖症をかかえながらも生きようとしてた所、恐怖のなか殺され、死んでも恐怖するとは。
何が変身か。何も救われていない。

どうするのが正解だっのか分からない。
呼ばれた様なもんで、無視出来る訳が無く。
カジさん頑張ってください。

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2024年10月03日

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ネタバレ

札幌市近郊の町、荏原市で発生した女子大生殺人事件。遺体の首と両手は切断されて持ち去られ、現場にはフランツ・カフカの『変身』の一節が残されていた。その猟奇的な手口は5年前に発生した『グレゴール・キラー事件』に酷似しており、ほどなくして更なる被害者も現れる。グレゴール・キラーに相棒を殺された過去を持つ刑事、加地谷と新米刑事の浅羽は、事件の捜査を進めるうち、被害者の霊を目撃したという青年に遭遇する。最初は半信半疑な刑事たちだったが、青年の証言により新たな犠牲者が出たことを知り、逃走した犯人を追う。連続殺人鬼グレゴール・キラーは何故、現場に『変身』の一節を残すのか。被害者の共通点は何なのか。それらの謎を解き明かし、猟奇殺人犯へと迫る加地谷と浅羽が目にする事件の真相とは……。そして、謎の古書が導く物語は、さらなる事件とともに下巻へと続く。猟奇事件×スーパーナチュラルミステリー第一弾!

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2024年06月22日

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予測出来ないストーリー展開と読みやすい作品であっという間に読んでしまいました。
面白かったです。
2巻も買ってあるので楽しみです。

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2023年11月14日

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阿泉来堂『バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book1 変身』角川ホラー文庫。

初読み作家。書下ろしで、Book1とBook2が同時刊行。

連続猟奇殺人事件と心霊現象とを融合した警察小説。展開がスピーディでストーリーは起伏に富んでおり、非常に面白い。


北海道の荏原市で女子大学生が頭部と両手を切断されて殺害される。遺体の胸ポケットにはフランツ・カフカの『変身』の1節が残されており、5年前に起きた『グレゴール・キラー事件』と酷似していた。

かつて『グレゴール・キラー事件』の犯人を追い詰めながら、犯人に眼の前で相棒の垣内を殺害された刑事の加地谷悟朗は新米刑事の浅羽賢介と共に事件を捜査するが、加地谷は模倣犯による犯行ではないかと疑う。加地谷と浅羽が捜査を進める中で被害者の霊を目撃したと言う青年、戸倉孝一と出会い、半信半疑ながら証言を聞くうちに、新たな犠牲者が出ている可能性を知る。そして、被害者たちの共通点に気付いた加地谷と浅羽は1人の人物に目を付けるが……

本体価格700円
★★★★★

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2023年11月02日

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読み始めるとグンと吸引されるように引き込まれる始まり方。阿泉先生の魅力ある文章引力が読んでいてワクワクさせられます。
するすると馴染むようにこちらをくすぐらせる登場人物も全員がしっかりと立っていて、愛着を感じてしまう。
泥臭い頑固強面なおじさん刑事、加地谷さんとチャラ軽いお兄さん浅羽バディの掛け合いが大好き!
猟奇事件の不気味さと共に、ゾッとする怖さと絶望表現、えっ!?という驚愕の展開が幾つも出てきて読む手が止まらない。
毎回読む度に阿泉先生らしいギミックに驚かされているのに、今回も見抜けず幾度もの驚愕を味わいました。やられた感の面白さ(笑)。
読後は痛みもありながら爽やかな風も感じられ、今後の展開に期待感が高まります。
那々木シリーズを読んでいると思わずニマニマしてしまうシーンがあり、ファンサですか!?と嬉しかったりします。
テンポよく読みやすく、頭の中で登場人物達が躍動する、疾走感ある新ストーリー。本当に面白かった!

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2023年11月01日

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ネタバレ

叩き上げ刑事と新人刑事のコンビは何度読んでもいいですね。

再び起こったシリアルキラーの殺人を止めるというありきたりですが、そこに名作、「変身」の要素とホラーの要素を組み合わせをたのは凄い。サクッと読めました。話もわかりやすかった。

ちょっとグロ注意。

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2025年06月02日

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またまた、友達の彼氏の弟が書いた本!
サイン付きでお譲り頂いた一冊!!

面白い!!!
これまた面白いなぁー
今までのグロ系ホラーから一転して、ごっつめのミステリー!!!

途中、犯人見えた!!ってわたしは思ってしまったが、十分面白かったぁー!!!!

犯人がわかるどんでん返しではなく、そっちかよ!!!!!!っていうどんでん返しも用意してあって、きゃーでした。

ハサミ男を彷彿とさせる、、と、言ったらネタバレか!?!?笑

とにかくおもしろかった!一気読み!そして、どうやらシリーズらしいので、今後もめちゃくちゃ期待です!!!!!!

オバケが見えちゃう青年は、見えるままで次も出てきてほしいなぁーなんて思ってたりします!

依子消えるのはやいよーシリーズ最終巻くらいまで引っ張って欲しかった!!!!!

#めぐから本
#ありがとう
#サイン本
#毎回ありがたい
#面白い!!!
#札幌の作家さん
#ミステリー
#シリーズ
#ホラー
#阿泉来堂

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2024年11月18日

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相棒を殺された刑事と死んだもの霊が見える青年。犯人はある古書により、恐怖症を持っている被害者を探し、変身させて生まれ変わるようにと殺していた。青年は最後未来を向くことができ霊を見える力もなくなった。たが最後に古書の謎だけが残った。次作が気になる

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2024年09月19日

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猟奇殺人犯に相棒を殺された加地谷刑事が新米刑事浅羽と組んで犯人を追う話。元相棒と現相棒の関係が好きすぎてすっごいそこがツボ。冒頭読んだだけでダメだ絶対これ好きだってなった。どっちの相棒も好きです。その関係性が良いのは兎も角、事件は変身が関係してあり混沌とする。どこがどういつ繋がるのか先がめちゃくちゃ気になる。

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2024年08月26日

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作者の名前は知っていたけど、実際に読むのは今回がはじめて。
カフカが絡む猟奇連続殺人事件と、刑事のバディものと、ホラー要素ということで私の好きなものてんこ盛りだったので。

結論としては面白かった!
短いから冗長にならず最後まで勢いあるまま読み切れるし、短いからといってすごくあっさりしすぎてるわけでもなく、登場人物の過去などもうまく絡めてあって面白かった。
ミステリとしてもホラーとしても初心者向けな感じはあったり、ツッコミどころもあるにはあるけど、サクッと読めて面白いので重厚な本格ミステリを求めてるわけではないならおすすめ。

このバディは最初はどうなのかな〜と思ってたけど、ラストはとても良い感じにまとまったので、次巻からの活躍も楽しみ。

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2024年06月11日

匿名

購入済み

酷い犯罪だったけれど、救われた人達もいて最後はほっとしました。

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2024年05月11日

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 ホラー×猟奇殺人×ビブリオが前面に押し出された作品。警察の捜査状況や真犯人との対決など見所が沢山あったが、作中に出てくる「変身」にものすごく興味を惹かれた。

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2024年01月07日

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ミステリ×ホラーの組み合わせで、プロローグからぐいっと引き込まれ、思いがけずホロリとくる部分もあって期待以上。book2も楽しみ。

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2023年12月13日

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作者の新シリーズ、こちらは刑事のバディものでミステリ色強め、怪異ホラー弱め。カジュアルなノリで2人の主人公を変えつつ速い展開でサクサク進むので読み易いが、ときたま出てくる描写はやはり阿泉来堂、とてもエグい。何人か印象薄めのキャラがいるが、それはBOOK2で活躍するか?別シリーズのキャラがチラ見えするのも気になるところ。

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

猟奇的殺人鬼「グレゴール・キラー」かつて相棒を残酷な手段で殺された刑事・加地谷と新米刑事・浅羽が追う。そして、霊が見える青年が加わり、ゾクゾク&ゾワゾワのミステリーとホラー。昭和臭ただよう加地谷と女の子大好きな一見チャラい浅羽のコンビが面白かった。今作で不可解な印象を残したとある古書が今後のテーマとなるようで楽しみです。続けて2巻へ!

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2023年10月29日

Posted by ブクログ

まぁまぁ面白いんだけど、、、
小説というより漫画とかドラマ、アニメの世界。
ちょっとぶっ飛びすぎたキャラクターだし、キャラクターを設定してるのが、口調とスタイルだけな感じ。
「乱暴な言葉遣いの、過去に縛られてるはみ出し者デカ」
ってネームプレート下げてそう。
漫画っぽい。
でもお話は、まぁまぁ面白い
2巻もまぁまぁ面白い。

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2025年10月18日

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なんだか中途半端な終わり方だな、一応事件は解決したけれど…と、思っていたら二巻が後編らしい。
だからか、あまりオカルトらしさはなかった。
2巻目に期待。

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2024年10月30日

Posted by ブクログ

『変身』の古書がキーワードとなるミステリ。
いわゆる見立て殺人ではないが、本と物語の絡め方はおもしろかった。
一部、霊能的なチートがあるので、リアリスト的ミステリが好きな方は注意が必要。
ぶっきらぼう先輩とワンコ系後輩のコンビ。
個人的にはせっかくの古書というテーマなので、耽美さがプラスされると、すごく好みになるなぁ、というところ。

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2024年09月27日

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北海道の話で古書なので読んでみました。思ってたのと全然違くて、確かに古い本は出てくるけど、古書ミステリではなかった。刑事ドラマを見てるみたいで面白かったです。

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2024年09月02日

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シリーズもの。 

登場人物や展開がシンプルで読みやすかったです。視える人にとって周りの人に理解されにくいかもしれませんが、強みにもなると思いました。

次巻も読んでみます。

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルに惹かれて読み始めたけど、まさか最後に登場した「変身」がそうなのか?思っていた内容とは違ったけれど強面刑事とチャラい浅羽刑事のバディ物で、カフカの変身の一部を口の中に押し込み残忍な手口で殺すグレゴリーキラーを捜査する。そこに霊能力のある青年が絡んでくるといった展開。次巻でタイトルの内容らしくなるのかしら。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメのPSYCHO-PASSの一期を彷彿とさせるような犯人と刑事のやり取り
この作者の今までのホラー小説と違い後味はすっきりした感じ

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2023年12月03日

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