阿泉来堂のレビュー一覧

  • てのひら怪談 見てはいけない【試し読み】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ホラー要素あり

    まとまった時間がとれなくてもサクッと手軽に読めるうえに、良い意味で控えめに抑えられたホラーの描写なので、低年齢層でも安心して読み進めることができる作品だと感じました。人間って禁止された行為はなぜかやりたくなるという、危険な欲求の持ち主であることをなんとなく察せられる内容でした。

    #怖い #シュール

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    2023年02月01日
  • ぬばたまの黒女

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    ネタバレ

    前作より「人の悪意」成分がやや弱まった代わりに怪異が派手に大暴れしてる。そこまでやるかーってレベルの血みどろ。
    相変わらず怪異が怪異になるまでの過程がほんと不憫。不憫な真相が明かされてからの大暴れにカタルシスすら感じるレベル。

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    2023年01月22日
  • ナキメサマ

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    初恋の相手である小夜子が故郷に帰ったまま音信不通になったと聞き、稲守村を訪れた主人公。そこでは二十三年に一度の儀式が行われることになっており、小夜子はその巫女を務めるらしい。しかし村を徘徊する異形のものと出逢い、さらには不審な死を遂げる者も出る中、儀式の内容にも疑念が湧いてくる。村で祀られているナキメサマとは何なのか、そして小夜子は無事なのか。パワフルなホラーミステリです。
    ああもうこういうの大好き。いわくありげな村の儀式とか、恐ろしい怪物とか、わくわくしてしまうホラー要素がてんこ盛り。もちろんホラーがダメな人にとってはこれ、とんでもなく怖くってお勧めできませんが。ホラー好きにはたまりませんね

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    2023年01月18日
  • ナキメサマ

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    ネタバレ

    舞台は北海道・稲守村。 かつての恋人を探しに彼女の故郷を訪れた倉坂尚人はそこで驚愕の光景を目撃する。 村を徘徊する白無垢の異形、人間業とは思えない死体、23年来の巫女の儀式、この村ではいったい何が祀られているのか・・・。 皆皆が口を閉ざす<ナキメサマ>の正体とは・・・。

     作者がそもそも本格ミステリー書きを目指していた方なので今作にはホラーと一緒にトリッキーな結末が用意されている。
    時系列誤認については伏線らしい伏線がない。 2月の北海道なら何かしら季節に関するトリックがあっても良かったか。 人物誤認については違和感の残る人物描写で気付く方も多いだろう。 ナキメサマという異形よりも最終的には

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    2023年01月12日
  • 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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    作中作での怪異が現実世界でも発生して…という話。驚愕度は少ないが不気味な怖さがある。主人公の少年のその後や、那々木の過去が描かれている点で興味深い。

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    2022年11月18日
  • 邪宗館の惨劇

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    那々木シリーズ第4弾。今回も怖面白かったです。最高に盛り上がっているところで次巻に続いているので続きがとても楽しみです。

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    2022年11月03日
  • 邪宗館の惨劇

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    ネタバレ

    今巻が一番面白かったかも。

    解散したカルトの施設で何度も繰り返される殺人。
    その謎。
    カルト怖いわぁ。(よく声を掛けられるんだよね)

    ここからなら続きが楽しみかもです。

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    2022年09月23日
  • ぬばたまの黒女

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    基本は前作「ナキメサマ」と同じ。
    謎の風習が残る田舎に、仲間が何人か集まり惨劇が起こる……てところが。
    このパターンが好きな人は今作も楽しめるはず。
    那々木がどうも訳ありらしいことが示唆されていて、その正体がわかる日を楽しみにしております。

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    2022年08月16日
  • 贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚

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    霊が見える櫛備十三と助手の美幸が霊達の謎を、霊能力ではなく十三の洞察力で解決していく、短編連作物。
    第二話目は少しゾッとする内容で終わりもスッキリしませんでしたが、全体的には一つずつ謎を解いていく感じです。四話目で明かされた真実に驚き、さらにはエピローグでのやりとりでまた驚き、といったふうにどんどん引き込まれていきました。

    美幸の秘密だったり、櫛備の出立にまつわることだったり2人の関係だったり、まだまだ謎めいているところが多いですが、次も楽しみです。

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    2022年07月27日
  • 贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚

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    気持ち良く騙してくれるし、ゾッともするし、グッとこさせてもくれる。
    ナナキシリーズとはまた違う魅力のある主人公。

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    2022年06月12日
  • 贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚

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    ホラーかな、と思ったらしっかりとしたミステリー。セオリー通り探偵役とその助手役がいて、この二人の掛け合いが面白い。
    続編期待。

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    2022年06月04日
  • 贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚

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    霊と交流はできるが除霊ができないインチキ霊媒師・櫛備が、霊が死に至った経緯を解明し、心残りを晴らす短編4話。至る所にどんでん返しが仕掛けられていて、楽しく騙された。櫛備の胡散臭さや、常に櫛備の尻を叩く助手・美幸とのコンビが良い。時にはホロリとさせられる場面も。ワケありっぽい櫛備や、助手の美幸との関係性など、提示された謎もあるので、次作が楽しみ。

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    2022年06月02日
  • ぬばたまの黒女

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    前作に引き続き圧倒的に後味の悪い不愉快さ。まさにホラー。


    聖母信仰と“善き父親像”を対比して描く悍ましさ。

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    2022年04月14日
  • 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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    ネタバレ

    このシリーズ、巻を重ねるごとにますますおもしろさが増していく。ホラー部分も充実しているし、終盤のあっと驚くどんでん返しや伏線回収が毎回鮮やか。エピローグと「後日」の章で何度唸ったことか。
    文字通り怪異の謎に挑むホラー作家・那々木の最初の事件であり、その道を歩き出した夜明けの物語。『ナキメサマ』では只々変わり者でめんどくさい人の印象だったが、だんだんこちらも慣れてきてその部分を楽しんでいる自分がいる。
    月子の謎めいた予言の詳細が語られる時や、彼女や安良沢との時を経た再会を楽しみに待ちたい。

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    2021年12月30日
  • 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件

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    ネタバレ

    前の2冊よりも面白かったです。

    よくわからない作家だった彼の原点はここにあったのねぇと。

    そして、しっかりといろいろし食べている作家さんは信頼ができるんですよね。(これは私の個人的な見解なのですけど)

    続きも楽しみにしております♪

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    2021年12月23日
  • ぬばたまの黒女

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    ネタバレ

    どんでん返し要素として、ラストは前より後味?が良い。

    最後の鎮め方で、○○で納得するのは教義としての邪教故か。
    国家神道の招魂儀礼へのアンチテーゼか。

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    2021年08月12日
  • ナキメサマ

    ykn

    購入済み

    ホラー慣れしている方には些か控えめな怖さだとは思いますが、それを上回って面白い作品です。真相が分かった上でもう一度読み直したくなる一冊でした。

    #ドキドキハラハラ

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    2021年07月16日
  • 死人の口入れ屋

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    この作者にしてはほっこりする感じで珍しさを感じた。相変わらずのひねりをいれてくるので展開は読みやすい。こんなお店あったらいいなぁと思う。

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    2025年12月01日
  • 死人の口入れ屋

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    忌物を貸出す古物商
    怪異を起こす忌物をどのように使うのか、またその時、その後の対応も常識外れなのが楽しい作品。
    ミスリードが多くて翻弄させられたのも面白かったです。

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    2025年11月18日
  • バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book1《変身》

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    まぁまぁ面白いんだけど、、、
    小説というより漫画とかドラマ、アニメの世界。
    ちょっとぶっ飛びすぎたキャラクターだし、キャラクターを設定してるのが、口調とスタイルだけな感じ。
    「乱暴な言葉遣いの、過去に縛られてるはみ出し者デカ」
    ってネームプレート下げてそう。
    漫画っぽい。
    でもお話は、まぁまぁ面白い。
    2巻もまぁまぁ面白い。

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    2025年10月18日