阿泉来堂のレビュー一覧
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シリーズ作品の2作目!!
今回はどんな幽霊たちが二人を待ち構えているのかと思いきや・・・
そこにまさかの助手がもう一人!?
久々に櫛備&美幸コンビのやり取りにほっこりしつつ、
新たな助手・修平のキャラがなんとも怪しい気がしながら読んでいました。
修平が仲間に加わったことで美幸の立場や葛藤が少し切なかったです。
そして櫛備の過去に触れることになった4話はまんまと騙されました・・・
なぜ櫛備が霊媒師として活動することになったのかが判明したものの、
櫛備の目的、望みはこの先叶うことがあるのだろうか。
その時、そばにいてくれるのは・・・
もちろん、次回作もありますよね・・・(切望) -
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Posted by ブクログ
初恋の相手である小夜子が故郷に帰ったまま音信不通になったと聞き、稲守村を訪れた主人公。そこでは二十三年に一度の儀式が行われることになっており、小夜子はその巫女を務めるらしい。しかし村を徘徊する異形のものと出逢い、さらには不審な死を遂げる者も出る中、儀式の内容にも疑念が湧いてくる。村で祀られているナキメサマとは何なのか、そして小夜子は無事なのか。パワフルなホラーミステリです。
ああもうこういうの大好き。いわくありげな村の儀式とか、恐ろしい怪物とか、わくわくしてしまうホラー要素がてんこ盛り。もちろんホラーがダメな人にとってはこれ、とんでもなく怖くってお勧めできませんが。ホラー好きにはたまりませんね -
Posted by ブクログ
ネタバレ舞台は北海道・稲守村。 かつての恋人を探しに彼女の故郷を訪れた倉坂尚人はそこで驚愕の光景を目撃する。 村を徘徊する白無垢の異形、人間業とは思えない死体、23年来の巫女の儀式、この村ではいったい何が祀られているのか・・・。 皆皆が口を閉ざす<ナキメサマ>の正体とは・・・。
作者がそもそも本格ミステリー書きを目指していた方なので今作にはホラーと一緒にトリッキーな結末が用意されている。
時系列誤認については伏線らしい伏線がない。 2月の北海道なら何かしら季節に関するトリックがあっても良かったか。 人物誤認については違和感の残る人物描写で気付く方も多いだろう。 ナキメサマという異形よりも最終的には -
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ネタバレ原稿が進まず悩むホラー作家の「僕」は、編集者の祭坂に誘われて怪談会に参加することに。会場となる朽無村には「通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が甦る」という言い伝えがあるらしい。亡くなった大企業の社長の遺言で怪談会が行われることになり、祭坂とともに立会人の代理を務めることになった。参加者3名の怪談話に疑問を覚え…。
ミステリー作家志望のホラー作家が、怪談話にミステリー的解決を見出そうとする話。その推理に叙述ミステリー的なダメ出しをするのが面白いところなのかな。スプラッタな恐ろしい光景が描かれているはずなのだけれど、ポンコツミステリー脳な作家先生のせいなのか怖さはそれほど印象に残らなかった。 -
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「バベルの古書」シリーズ 第3弾
被害者が『死に顔を描いた不気味な肖像画』の通りに
殺害されていたという事件が起こった。
第一発見者が目撃したのは、数十年前の行方不明当時と
変わらない若々しい姿の友人に酷似していた?
まるで、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』のように。
一方、天野伶佳は、高校時代からの親友が行方不明になり
独自の調査に乗り出すも、何者かに拉致監禁されてしまう。
監禁された天野と励ましあっていたのは・・・
今作では、天野の壮絶な過去と、親友のこともわかります。
結構な衝撃でした。
『BABEL』の刻印が押された奇妙な皮の装丁の私家本が
確実に事件を繋いでますね