阿泉来堂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
阿泉来堂『バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル BOOK3 肖像』角川ホラー文庫。
シリーズ第3弾。
物語はまだまだ続きそうな大きな謎を残したエンディング。今回も『BABEL』の刻印が押された古書が人間を猟奇殺人に駆り立てていく。
北海道警察捜査一課捜査支援分析室所属の刑事である天野伶佳は行方不明となった親友の楠真理子の行方を独自に探ろうとする。
そんな中、札幌市内で猟奇殺人事件が発生する。被害者の側には不気味な肖像画が置かれ、被害者はその肖像画の通りに傷付けられていたのだ。第一発見者の被害者の友人は現場から立ち去る犯人らしき男性を目にしていたが、その男性は20年前に失踪した友人と酷似し -
Posted by ブクログ
そうくるか!!!!!!
っていうラスト。
お前が一番バケモンだな。っていう、、、、
なんかおかしいとは思ったんだよなぁ。
でも、話が一転二転三転して、この村おかしいなぁ、こいつ怪しいなぁ?そんなことある?とか思って読んで言って、、、、
あぁ、、、、そういう、そういう感じかぁ。
と。それならわかる。と。
村に着いてすぐに、やたら小夜子と結婚したい男現れだして、それに対して主人公なんも驚かないあたりに、え?なんで?と思ったけども。
ラストまでよんで、あーそういうやつな。っていう。本当、ある意味一番の化け物が主人公だった説、、、、、
まさかだよね、、、、そうくると思わなかった。
ハサ -
Posted by ブクログ
作者の名前は知っていたけど、実際に読むのは今回がはじめて。
カフカが絡む猟奇連続殺人事件と、刑事のバディものと、ホラー要素ということで私の好きなものてんこ盛りだったので。
結論としては面白かった!
短いから冗長にならず最後まで勢いあるまま読み切れるし、短いからといってすごくあっさりしすぎてるわけでもなく、登場人物の過去などもうまく絡めてあって面白かった。
ミステリとしてもホラーとしても初心者向けな感じはあったり、ツッコミどころもあるにはあるけど、サクッと読めて面白いので重厚な本格ミステリを求めてるわけではないならおすすめ。
このバディは最初はどうなのかな〜と思ってたけど、ラストはとても良い -