【感想・ネタバレ】僕は■■が書けない 朽無村の怪談会のレビュー

あらすじ

通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が甦る――そんな言い伝えが残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。小説のネタ集めに通夜に参加することにした、ホラー作家「僕」と担当編集者の壱子。故人の遺言に則って集められた参加者と共に、曰くつきの会が始まる中、「僕」は披露される怪談に疑問を覚え……? 怪談に隠されていたものとは。驚き必至のホラーミステリー!

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ネタバレ

怪談話を論理的に解決するホラー作家と思っていたらまさかのどんでん返し。いろんなことに騙されていてるのが分かる後半はゾッとしました。色んな意味で。最後はきれいにホラーになって面白かった

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2025年04月08日

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なるほどそう進めていくのかーと思わせておいて…!?という感じの1冊。まさかそっちに着地するとは、やられました。読み進めやすい文章で流石阿泉来堂先生、という感じです。

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2025年07月11日

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ネタバレ

ホラー小説家ながらもミステリを書きたい「僕」が朽無村で怪談会に招かれる話。その朽無村では「通夜に怪談をすると死者の魂が蘇る」といわれており、担当編集とともに向かいます。

ホラーミステリということでどちらが強いのかなと思っていたのですが、ホラー色の方が強かったように思いました。ですが、人怖要素もあって何重にも楽しめます!

ヒントが所々に散りばめられていて違和感はありましたが私には読み解けませんでした。ミステリ脳はまだまだです。

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2025年02月03日

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途中途中で披露されるセンセイの推理に疑問は持ってたのでまさかこのまま終わるわけではないよな?と思ってたらまさかホントにその展開にするの?な終わり方。やっぱり結局一番怖いのは人間だよな。という感想に落ち着く。

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2024年08月30日

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そう。
ところどころ、違和感あって。
読み取れたり、読み取れなかったり。
しかし、外れ過ぎwww
これはライトノベルでいいのかな。
読みやすく、面白かった。
そんなに怖い感じはないけど、ミステリの皮を被ったホラー。

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2024年08月21日

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ネタバレ

ホラー小説家として、そこそこ売れているのに、本当はミステリーを書きたい「僕」と、担当の編集者。通夜の晩に怪談話をすると死者が甦るという言い伝えのある朽無村に赴き、地元の名士の通夜の怪談会に立会人として参加する。3人の怪談話が終わった後に、驚愕の出来事が!!

まず編集者が失礼すぎて、読むのやめようかと思ったほど。我慢して読み進めた。
3人の怪談話に違和感を見つけ、合理的な推理により怪異ではなくただの殺人事件だと断言する「僕」。読んでいて、なかなかに無理のある推理だし、きっと違うのだろうなと思っていたら、案の定どんでん返しがあり、通夜の参加者達は、衝撃的な怪異を目撃するはめになる。その場面は、かなり怖かった。怖かったんだけど、全体を通して、緩急の度合いがしっくりこなくて…。あと、編集者が最後まで失礼千万で、話の中では浮いてたように思う。
まあ、端的に言えば怖かったけど、イマイチ。

夜中に1人で読むには、ちょうどいいかも。

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2025年05月11日

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通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇るという言い伝えが残る朽無村。その村の名士の遺言で開かれた通夜の席での怪談会にネタ集めとして参加したホラー作家のセンセイと編集者。語り手3人の怪談が終わった時、本当に死者は蘇るのか。

ホラー作家が怪異を合理的に釈明していくっていうのがちょっと刀城言耶シリーズっぽい。カテゴリをミステリにするかホラーにするかで迷いましたが、センセイが得意げに披露した推理は全否定されて最後はホラーに全振りだったのでホラーにしました。なかなかグロテスクで面白かったです。

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2024年12月27日

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通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇る。
そんな言い伝えの残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。小説のネタ集めに通夜の怪談会に参加することになったホラー作家の僕と担当編集者。
故人の遺言に則って集められた参加者の怪談話が始まる中、僕は披露される怪談に疑問を覚える。


通夜に怪談話をすると死者の魂が蘇るという言い伝えのある地で行われる、一夜の怪談会のお話。
隠された条件1つの有無で、話のジャンルがホラーからミステリ、またホラーと目まぐるしく変わっていくのが意外性があって面白いです。それぞれの怪談話や「僕」の推理などには若干冗長な感じもあるんですが、素人の怪談話と素人の推理だからと考えたら逆にリアルなのかもしれない。
オチも、偏執的でドロドロした不快感があって、それまでの怪異的な怖さとはまた別の怖さがあって良いです。丁度いい胸糞悪さ(?)

担当編集者・壱子女史の、言葉遣いなどが上品なのにエキセントリックで毒舌な感じが癖になる。かなり好きです。

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2024年11月21日

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ラストで一気に本気のホラー小説になる
それまでは三流ミステリーみたいな進み具合で
半ばちょっと飽きてしまった
ラストもわりと予想がつく感じだったが
心底ゾッとさせてくれたのでそれで良し

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2024年11月09日

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ホラー作家の「僕」と敏腕女性編集者の祭坂壱子のコンビが出席することになった、通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇るという不気味な言い伝えが残る朽無村の怪談会。もうそれだけで確実に怪異の匂いがぷんぷん。
語られる過去の不可解かつ怪奇な殺人事件は「僕」の推理で万事解決と安心していたから、それをけちょんけちょんに粉砕していく壱子女史の毒舌にこちらもたじたじw
復讐的なミステリーの着地を予想させて、ラストはしっかり別方向からのホラーでガクブルさせてくれる。
阿泉先生の新シリーズ誕生でまた読書のお楽しみが増えた。

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2024年10月23日

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おおお。そうきますかぁーってオチ。

怪奇現象かな?
殺人事件かな?
いや、やっぱ怪奇現象なの?

みたいなオチ。
もう一回まわって、犯人はお前だー

ってやったらもっと面白かったなぁー絶対ー

って思うけど、そしたらミステリなのか。
ホラーだから、
信じるか信じないかはあなた次第です。

って終わらせないとダメなのかね。

ホントに著者はミステリ作家志望だったのか、今度友達にあったら聞いてみたい!!笑

ミステリでも、面白いの書いてくれそうだけどなぁ?
そんな一冊でしたー!!

#本
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#感謝
#積読消化
#44冊
#年末まで何冊になるかな!?

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2024年10月10日

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変わった遺言によって通夜で怪談話が語られることに。
ホラー小説のネタ集めとして、その通夜を見届けることになったミステリ作家志望のホラー作家が、その怪談話を殺人事件として謎解きしていく物語。
の、筈だったのだが。
怪談話→殺人事件からの更なる逆転にびっくりした。
そのオチも含めて。
まあ、怪談話としても殺人事件としても、なかなか力業だったから、こう転ぶのもありかなとは思った。

それより気になったのは、編集の壱子さんのキャラクター性。
最近稀に見るハラスメントまみれの人だったので。
彼女が登場するだけで腹立たしくなってしまって台無しだった。
ストレスたまった……

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2024年10月05日

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怪談聞いて、それって事件じゃない?の推理をするという内容に惹かれ購入。
読んでみたら、何となく先読める感じがあったり主人公の推理がちょっと想像の範囲内すぎん?って感じで進むんやけど最後は軌道修正してきて…!
文章がちゃんと頭に映像を送ってくれる書き方やから、映画を見た気分になれた!

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2024年09月11日

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感想
現実と虚構の合間。外から窺い知ることはできない。霞の中に消える真実。だけどそこにはその人が隠しておきたいものがある。暴いていいのか。

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2024年08月03日

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