阿泉来堂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
阿泉来堂『バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル Book2 怪物』角川ホラー文庫。
初読み作家。書下ろしで、Book1とBook2が同時刊行。
ストーリーと並行し、差し挟まれる茜と佑真の手紙のやり取り。今回の事件とどう関係して来るのか。
再び奇怪な殺人事件が発生し、加地谷と浅羽のコンビが事件を捜査する。Book1の方が面白かったが、タイトルの『バベルの古書』の謎が少し明かされ、続編を予感させるエピローグで終わるあたりは何とも憎い演出だ。
『グレゴール・キラー事件』から2ヶ月後、刑事課強行犯係特別事案対策班に配属された加地谷と浅羽は、まるで清められたかのように安置された女性の殺害遺体と対 -
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Posted by ブクログ
シリーズ作品の2作目!!
今回はどんな幽霊たちが二人を待ち構えているのかと思いきや・・・
そこにまさかの助手がもう一人!?
久々に櫛備&美幸コンビのやり取りにほっこりしつつ、
新たな助手・修平のキャラがなんとも怪しい気がしながら読んでいました。
修平が仲間に加わったことで美幸の立場や葛藤が少し切なかったです。
そして櫛備の過去に触れることになった4話はまんまと騙されました・・・
なぜ櫛備が霊媒師として活動することになったのかが判明したものの、
櫛備の目的、望みはこの先叶うことがあるのだろうか。
その時、そばにいてくれるのは・・・
もちろん、次回作もありますよね・・・(切望) -