阿泉来堂のレビュー一覧
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ネタバレしがない私立探偵の烏間壮吾は、気がつくと自分の死体を見下ろしていた。その場にいた美女とくたびれた中年男性は悪魔と天使で、烏間は手違いで死んでしまったのだという。生き返る代わりに死者の魂の選別を行うことになる。対象者の死の数時間前に戻されて死の真相を調査し、天国行きか地獄行きかを決める…。
ホラーが得意な作家さんのようだったけれど、今回はホラー要素はなし。初っ端から主人公が死んでいて、何があったかの記憶もない。主人公が死んでるところから始まるのはゴーストトリックというゲームと似ていると思った。
他人の死後に呼び付けられ、自分の目で得た情報から死者の素性を特定し死の要因を調べる。生きている対象者に -
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ネタバレ通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇る。
そんな言い伝えの残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。小説のネタ集めに通夜の怪談会に参加することになったホラー作家の僕と担当編集者。
故人の遺言に則って集められた参加者の怪談話が始まる中、僕は披露される怪談に疑問を覚える。
通夜に怪談話をすると死者の魂が蘇るという言い伝えのある地で行われる、一夜の怪談会のお話。
隠された条件1つの有無で、話のジャンルがホラーからミステリ、またホラーと目まぐるしく変わっていくのが意外性があって面白いです。それぞれの怪談話や「僕」の推理などには若干冗長な感じもあるんですが、素人の怪談話と素人の推理だからと考えたら逆 -
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おおお。そうきますかぁーってオチ。
怪奇現象かな?
殺人事件かな?
いや、やっぱ怪奇現象なの?
みたいなオチ。
もう一回まわって、犯人はお前だー
ってやったらもっと面白かったなぁー絶対ー
って思うけど、そしたらミステリなのか。
ホラーだから、
信じるか信じないかはあなた次第です。
って終わらせないとダメなのかね。
ホントに著者はミステリ作家志望だったのか、今度友達にあったら聞いてみたい!!笑
ミステリでも、面白いの書いてくれそうだけどなぁ?
そんな一冊でしたー!!
#本
#感想
#友達の彼氏の弟
#ホラー
#サイン本
#いただきました
#メグ
#感謝
#積読消化
#44冊
#年 -
Posted by ブクログ
ネタバレ変わった遺言によって通夜で怪談話が語られることに。
ホラー小説のネタ集めとして、その通夜を見届けることになったミステリ作家志望のホラー作家が、その怪談話を殺人事件として謎解きしていく物語。
の、筈だったのだが。
怪談話→殺人事件からの更なる逆転にびっくりした。
そのオチも含めて。
まあ、怪談話としても殺人事件としても、なかなか力業だったから、こう転ぶのもありかなとは思った。
それより気になったのは、編集の壱子さんのキャラクター性。
最近稀に見るハラスメントまみれの人だったので。
彼女が登場するだけで腹立たしくなってしまって台無しだった。
ストレスたまった…… -
購入済み
ホラーがお好きな方向け
私の好きなタイプの恐怖物ではなかった。
私には文章が読みづらく感じるものもあり、期待して購入しただけに少しがっかりした。
好みが別れるタイプの本だと思う。好きな人にとっては最高に面白く感じるであろうからこそとても残念。
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ネタバレあの世の手違いで命を落とした主人公烏間壮吾が天使と悪魔から「生き返らせてやるから仕事を手伝え」と。その仕事とは対象者である命を落とした人間が天国に行くか地獄に行くか死因等を調査して判断すること。
何日も前に時間を逆行するとか霊体みたいな感じで認知されない存在で・・・とかならともかく、死ぬ数時間前に戻されて対象者を調査するところから始まって取り巻く環境や死因を調査ってあまりにも無理ゲーというか。それでいてちゃんと結論だせちゃうあたりちょっとご都合主義っぽくも感じてしまった。
そして烏間本人の死因?が一番の謎ではあるんですが・・・真相がこれまたちょっとご都合主義っぽさが。殴って死なないまでもいい